マイベスト居酒屋。 : 魚虎

2年ぶりの魚虎。
2回転完全入替制となりましたが年末まで予約が取れない中での訪問となりました(礼)。

訪問回数は多くないのですが初訪問の時の印象が前田さんに強く残っているらしく、お店に入った途端に前田さんにすぐ認識されてしまいました。

お店と外から見えるメニューで何を注文しようか迷い、席についてもあれこれ迷ってしまいます。
散々迷って今回は

藍島の赤ウニ

対馬穴子刺し

刺し盛り
(九絵、穴子、河豚、本鮪、烏賊)

揚げもろこし

玉子焼(牛すじ)

ササガレイ唐揚げ

生チョコアイス

杏仁豆腐

(ドリンクは魚虎ビール、自家製赤紫蘇酎ハイ、そして何故か鍋島純米大吟醸活性にごり生酒)

を。
藍島の赤ウニは本州には殆ど流れず地元でほぼ消費されるのですが
それでも手に入り辛い状況の下、前田さんが頑張って仕入れられてきました。
板で注文、1枚は市場に出る前に選り抜かれた佐賀の海苔に乗せて。
もう1枚は豆腐にてんこ盛りしてウニ豆腐で。

初めて食べたのは穴子の刺身。
これも地の利がないと提供出来ない代物。
お店特製の青唐醤油で。
オリジナルの醤油や揚げ物に供される魔法のオレンジの粉とかいった調味料を出される居酒屋さんは相当珍しいです。
このあたりはパルコフィエラに通じますね。

お腹いっぱいでご飯もの(おにぎり)はお持ち帰りで。
今日も美味かったです。
豪快に笑いながら美味なる料理をどんどん出してくれる前田さんとキビキビ動くスタッフに感謝。
マイベスト居酒屋は揺るがず。
機会があればまた是非伺いたいです。

久しぶりの魚虎。
今年一杯満席の中、席を設けていただきました(礼)。
前田さんの屈託のない笑顔がここのお店を表しています。
前田さんは自分の事を板海胆の兄さん、または初訪でキタキュー女子に絡まれていた兄さんとして覚えられていました。

夜遅く静かな黒崎の商店街で唯一ここだけエネルギーが高いと言っても過言ではないでしょう。
ここでは期待を裏切らない様に板海胆から。
この日は愛媛の赤海胆。
有明の貴重な海苔に乗せてパクッとな。
ここの時点で並の居酒屋ではありません。
魚虎といえばごまひらす。あれば必ず注文。
前田さんにおまかせの刺し盛りやのどぐろの煮付など、目利きと長年信頼関係から成せる揃え。
常連さん(前田さんと同級生の方)がまた面白く、笑わせていただきました。

義理堅い前田さん。
何から何までありがとうございます。
私的にこの雰囲気での居酒屋として日本一。
また黒崎へ伺う際には寄らせていただきます
(簡単には寄れないけど)。

久しぶりの魚虎訪問(礼)。
こちらもこのご時世でお店を休まれたり1回転営業だったりみたいで大変でしたが
公的制限が解除され、この日は2回転営業。

居酒屋カテゴリーで遂にテッペン取られましたね。
お店の前にはお祝いの花。
愛されていますね。
店主前田さん初めてスタッフ全員マスクですが元気。
前田さんにはキタキュー女子に絡まれていた客と自分は認識されている模様。
さてこの日は

MOET & CHANDON IMPERIAL

から。
今日の主役、今年は数が少なく相場が高騰している中ではありますが
頑張って前田さんが揃えられた板うにがズラーっとカウンターに。
この日は山口・萩と愛媛のもので前田さんおすすめの萩産うにを。
その他、

ごまアジ
玉子焼き(明太子入り)
豚バラ焼おろしポンズ
芦屋ヤリイカ刺
オコゼ唐揚
まぐろぶつ
対馬アナゴ白焼
タイ茶づけ
杏仁豆腐

とにかく仕入れ力が素晴らしいです。
前田さんの長年に渡る目利きと卸との信頼関係によるものでしょう。
素材をいかす調理も見事。
実力がある故に予約が取れない居酒屋。

こちらへ伺う前にかなり飲み食いしていたけれど食べた食べた。
大満足の黒崎ナイトでございました。

ウォータークラブで席の空きを待って
いざ、魚虎へ。
前回の訪問を大将憶えててくださっていました
（元気なキタキュー女子に絡まれていた？のを
憶えておられていた）。
まずは前回と同じ

鍋島　純米吟醸

で。

ごまひらす

あぶり明太子

関門だこ

藍島の板海胆

玉子焼き

まながつおの塩焼き

おこぜの唐揚げ

いくら冷奴

鯛茶漬け

前回あまりいただけなかったので
ここぞとばかり豪食。
どれも外さないですねー。
前回涙をのんで食べる事を断念した
ごまひらすマジウマー。
海胆も相変わらずウマー。
玉子焼きが玉子そのものが美味いので
プレーンでもウマー。
おこぜでかっ！
見事な黒子の仕事をしている前に敷かれている薬味が
おこぜの身と一体化してウマー。
〆の鯛茶までウマー。

美味いお茶を飲んでごちそうさま。
お腹いっぱい。
最後に大将自ら送り出し。
すごいぞ魚虎。
人気で独走しっぱなしである黒崎のこちらのお店は
さすがでありました。

黒崎駅の南東、黒崎中央小学校の近くにある
魚虎。

黒崎でもバツグンの人気を誇る居酒屋さんで
良い時間帯だと平日でも向こう3ヶ月、
2階は既に年末まで予約で埋まっているらしいです。

黒崎駅から歩いて行ったのですが似たような小路が並んでいるので
迷いながらお店へ。
目印はシブく「魚虎」と書かれた看板と外のテーブルで
飲み食いされているお客さん。
安っぽい居酒屋さんではなく美味いものを愉しく食するお客さんが
集まる居酒屋さん、という感じ。

めっちゃ明るい前田大将に元気よく迎えられます。
カウンターへ。
こちらへ伺う前に戸畑で飲み食いしたのですが
こちらでどうしてもいただきたかったのは魚。
そこそこお腹に入っていたので試してみたかった
ごまひらすは次回のお楽しみにしておいて

刺し盛り
（石鯛、真鯖、天然本鮪、太刀魚炙り、鯨胃袋、虎河豚、槍烏賊）

を

鍋島
（純米吟醸　山田錦　精米歩合50%　富久千代酒造　佐賀）

で。
一口食してあ、ここどれも美味いだろうなと思わせる魚のレベル。
捏ね繰り回さない状態でこれだけ美味いということは
個々の魚のポテンシャルが高いのでしょうね。
その印象通り、全種美味かったですよ。
日を変えてここでマジ食いしても良かったなー。

ご飯物を〆としたかったので大将に海胆あります？
と聞くと今あるのはこれくらいかなと見せていただいたのは
藍島、萩、北浦の海胆。
持ってますねー。
今回は北浦の海胆で海胆丼を。
粗塩をもらってザザッと。
「まだハシリなのでもうちょっと甘味が足りないけどね。」
と大将。
いえいえ、十分ですよ。
「6月中旬が一番甘いですよ～」とフォローしっかり。
うーむ、それ狙って来たくなります。

厨房は10代の若いお弟子さんがテキパキ。
大将の指導がいいのでしょうね。
隣におられたキタキューレディーにも明るく絡まれ
（良い意味で、ですよ）、愉しく過ごさせていただきました。

黒崎で人気独走状態間違いないと思われるお店。
また機会があればその時はガッツリといきたいです。
あと、願わくば1階は禁煙にしてくれるといいですね。