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タコサラダ。タコはどこからくるのかしら?
これもタコのから揚げ。
イベリコ豚のねぎ塩焼き。不覚にも旨し!
裏ワザ「カツカレーのヌキ」頼んだらやってくれた。ここのカツは実に旨し! ウラワザビンボー!
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ムササビヒンソー
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ムササビヒンソーさんの他のお店の口コミ
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| 店名 |
t-style
|
|---|---|
| ジャンル | 創作料理、居酒屋 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+49) 06997789716 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
ドイツAdalbertstraße 37-39,60486 Frankfurt am Main |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 (VISA) |
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間 |
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
|---|---|
| 料理 | 魚料理にこだわる |
| 利用シーン |
家族・子供と | デート | 一人で入りやすい | 知人・友人と こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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え゛今日の夕飯、和食なの? 年に一度のフランクフルトなのに、こう、もうちとエキゾチックにいかんモンかね?
なにトーシロみたいなこと、言ってんスか! アタシは社の指令で年に120日海外に出て、商いやってるんですよ、去年なんかもう、何カ国行ったかわかりゃしない。海外なんて「特別」でも「非日常」でも「スペッシャル」でもなんでもなくて「生活」なんですよ、逆に地元の居酒屋なんて、何ヶ月も使ってないですし。それに今日は、通訳をお願いしている現地邦人の方もお招きしていて、彼女たちだって、たまには日本食、食べたいハズです、お願いしますよーっ!
…天狗物産海外諜報室破壊工作班主任工作員から、ここまで言われてしまっては、一言もない。
わたくしじしんがクロウトかどうかは別にして、部下の意を汲むのが上司の仕事。上司といえば親も同然、親の因果が子に報い〜♪
と、ナンダカワカラナくなってきたが、訪独四日目のダイニングアウトは、かくしてヤパニーシュ・クッへとあいなる。
中央駅から路上電車のUバーンで少々。
日中いた展示会場からもほど近いコチラに向かい、入口を開き、こんぬつわ、と、中に入ると、
あ、いらっしゃい、お久しぶりです
と、カウンタごしに鈴木親方の笑顔。おかみさんに案内されて店奥の個室? に用意された食卓につき、まずは小麦ビールのヴァイツェンをガブリ! 旨し!
鈴木親方とは、フランクフルトメッセの見本市に出展しだした頃、現地のコックさんに実演をお願いしよう! と、思い立ち、紹介を受け、知己を得たのが最初だから、もう10年来の付き合い。と、なれば、仕入れの目利き、御菜の構築、そして割烹、調味の腕前に不安を感じるところはまるでなく、品書きの中(と、たまには載ってないものも)から好きなものをじゃんじゃん頼み、ビアないしトロッケンなヴァイス・ヴァインで流し込むというマナーが、必然であり、社会通念であり、ワールド・ヴァリュー(世界基準©️副島隆彦)である事、いうを待たぬ。
ビアないしヴァイス・ヴァインにはカツカレーの(ライス)ヌキに決めている。
決めているのに理由はない、あったとしても忘れてしまった。
もしあるとすれば、こちらで厳選されている豚肉は、本場ドイツのものだけに味わいが濃厚で深く、とんかつと言いながらパニアミール並みに細かいパン粉を用いているから食感は軽く、ここに掛けられる親方手製のカレーは原則日式でありながら獣由来の風味がどっしりとしてい、むしろカリーゾーセ(Curry Soße)と言った風情もあり、ドイツにあって和食に妥協している、という我が劣等意識を「あんまり感じないで済むから」とは、だったら最初からほかのカテゴリの店に行けばいーじゃないか、と、冒頭の問答に戻ってしまうから黙っている。
そう思いながらヤパニーシュ・シュバインシュニッツェル・ミット・カリー・ゾーセ(Japanische Schweineschnitzel mit Curry Soße)に手を出し、口に放り込むと、ご案内の通り、重厚な豚肉の風味、脂身のコクが舌を喜ばせ、ここにパリパリさくりとくる芳ばしい衣は、一種調味料的なアクセントを加えてい、これらを覆うカレー汁はとろりとかなり粘度は高いものの「もとのあじ」その他のケミカル・フレイバーに頼っていないから後味が心地よく、追いかけるように無濾過上面発酵のヘフェ・ヴァイツェンをゴクリとやると、破滅的なまでに調和し、具合良く、オトウサンいい調子♡となり、よーし、来年もまた、こちらに伺っちゃうゼ、いっしっしと口の中で呟くとともに、オレのエキゾチズムは何処行った?! と、アタマを抱えない、事もない。さ