この口コミは、グールマンさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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3.5
¥3,000~¥3,9991人訪問時点の為替レート換算での金額になります。
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料理・味3.5
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サービス4.0
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雰囲気3.0
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CP3.5
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酒・ドリンク4.0
2019/04訪問1回目
3.5
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料理・味3.5
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サービス4.0
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雰囲気3.0
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CP3.5
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酒・ドリンク4.0
¥3,000~¥3,9991人訪問時点の為替レート換算での金額になります。
フランクフルト郊外の横浜家系風ラーメン
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看板も何もない外観
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「無垢ラーメン」
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「焦がし味噌ラーメン」
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「無垢ツヴァイテ」
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閉店・休業・移転・重複の報告
フランクフルト郊外、ザクセンハウゼンの街にあるこの店に初めて訪れたのは8年ほど前。
たまたまこの近くに住んでいた現地スタッフが「得体のしれない日本人の店が出来たから行ってみよう」ということでやってきた。
看板もない扉を開けると確かに従業員も日本人。
「いらっしゃいませ」の声を聞いた時この店が「ラーメン店」だということはすぐに分かった。
他に客も少なく閑散とした雰囲気だったが従業員の接客はとても気持ち良かった。
我々は、ビールとつまみを2~3品と「ラーメン」を頼んだ。
「ラーメン」を食べるのは初めてだというスタッフ達に説明しながら食べたことを覚えている。
ただ「ラーメン」自体は完全無欠の「家系ラーメン」だった。
価格は確か11ユーロ。
かなり高いと思った記憶がある。
翌年、私はフランクフルト滞在中に体調を崩し3日間ほど足止めを食らった。
(マンションのあるケルンに戻るよりホテルステイのほうが何かと便利と思ったので・・・)
まったく食欲がなかった時、私は路面電車で一本で来られるこの店(店の目の前にホームがある)に「ラーメンなら食べられるだろう」と思ってやってきた。
さすがに全部は食べきれなかったが、後のことを考えて「炒飯」を持ち帰ることにした。
事情を話してテイクアウトに応じてもらうと「お店からです」と「玉子焼き」を作ってくれた。
気遣いがとてもうれしかった。
ちなみに、この時従業員の方といろいろと話した。
スープを含めて材料をそろえるのが大変だということ。
麺は日本から取り寄せるのではなく、地元のパスタ工場にレシピを渡して作らせていること。
酒を取り揃えてバー感覚のラーメン屋にしたいということ等々。
だが翌年訪れた時、定休日ではないはずなのに店はやっていなかった。
「定休日」等の案内も出ていなかったので、私は過去2年の閑散とした客入りから「潰れた」と勝手に思い込んでしまった。
実は、この店の道路の反対側すぐのところに、我々の行きつけのドイツ料理店がある。
そのため、たまにこの店の跡地?を覗くことがあるのだが、「MUKU」の文字の扉はあるものの、一度も開いているのを見たことがなかった。
ところがある日、この店が「新横浜ラーメン博物館」に出店していると聞いて驚いた。
しかもHPによると、
「欧州各地からグルメが訪れる」
「予約必須の人気店」
と書いてあった。
「まだやってたんだ」
「ずいぶん昔と変わったんだ」
そう思いながら、2年前の出張時に5年ぶりにこの店に訪れた。
確かにやっていた」。
ドイツ料理店で食事は済ませていたので締めで「ラーメン」だけを食べた。
昔よりもいくらかライトになったようだが、相変わらず「家系ラーメン」のようだった。
だが、スタッフの人と話したら、
ラーメンは「焦がし味噌ラーメン」が一番人気であること。
「ツバイテ」という洋風のラーメンがあることなどを聞くことができた。
また、つまみの種類が増えて、ラーメン以外に食事をする人も増えたという。
予約のお客さんも増えてきたとも言っていた。
ただ、その時も店はさほど混んではいなかった。
今日、私たちはルクセンブルクでの仕事を終え、途中マンハイムで合流したスタッフと取引先を訪ねてから、夜フランクフルトに入った。
スタッフの一人(日本人)が、このままケルンまで車で帰らなければならないこと。
もう一人のスタッフ(トルコ人)の自宅がすぐ近くであること。
私も疲れていたことなどから「軽くラーメンでも食べてゆこうか?」ということになり、またこの店を訪れた。
遅い時間ながら、今回は結構席が埋まっていた。
私たちは「マグロのタルタル」「餃子」「お好み焼」などのおつまみとビールを楽しんだ後、3人なので3種類のラーメンを頼んでシェアしながら食べた。
確かに「焦がし味噌ラーメン」はウケるだろうと思わせる味。
かつてのブリュッセルの「やまと」の「かつ味噌ラーメン」のように、外国人にはこういったわかりやすい味が良いのかもしれない。
「無垢ツバイテ」は慣れ親しんだパスタ感覚で食べられるのが人気の秘密かな?
ベーコンとガーリックの風味が恐らくデュラム小麦を使っているであろうこの麺に合っている。
ただ「無垢ラーメン」は益々ライトになって、麺の風味に合っていない気がする。
ちなみに、この店は翌日から1週間「イースター休暇」で休業するという。
私も欧州出張はこの時期が多いので、「潰れた」と勘違いしたのは、ひょっとしたら日程が重なっていたからかもしれない。
元々「家系ラーメン」から始めたこの店。
確かに日々進化しているようです。
正直言って、予約必須の人気店なのか欧州中のグルメが集まるのかはわからない。
ラーメンの味や料理の出来栄えもデュッセルドルフの「なにわ」の方がレベルが高い気がする。
でも、居心地よく地元の人に目を向けた取り組みは好感が持てる。
かつてお世話になったように気遣いもできる。
ますます頑張ってほしいものです。