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昔から世話になっているドイツ・ケルンの「アルゼンチン牛」専門店
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グールマン
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| 店名 |
El Gaucho(エルガウチョ)
|
|---|---|
| ジャンル | ステーキ、ヨーロッパ料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+49) 0221246797 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
ドイツHohenstaufenring 29-37, 50674 Köln |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
¥8,000~¥9,999 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 |
| 個室 |
有 |
|---|
| 利用シーン |
|
|---|---|
| サービス | 複数言語メニューあり(英語) |
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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10月半ばのドイツ出張中唯一の休日。
この日はドイツで休日をともに過ごすいつもの仲間3人(「ゲイ君」=40半ばの心優しい同性愛者、「姉御」=30後半の気の強いドイツ娘、「帰国子女」=30になったばかりの永遠の甘えん坊)といつもの通りケルン郊外にある「メディタラーナ」という大規模のテルメ(屋外温浴施設)に行った。
ちなみにこの時期のドイツはギリギリのサマータイム期間ながら外はもうとても寒い。
おまけに今回はCOVID-19の感染再拡大もあったので人の多いテルメに行くのはやめにしようと言ったのだが、約1年半ぶりの再会、しかも本来なら今年彼女たちは日本に来て「温泉に行く」と張り切っていたのにそれどころではなかったこともあってこの提案は頭から受け入れられなかった。
ならば寒くない屋内がメインの市内の穴場の施設にしようと食い下がったのだが、この「メディタラーナ」が感染防止策の模範施設だったことが私の提案を邪魔することになった。
季節外れでしかもコロナ下の「メディタラーナ」はさすがにいつもの賑わいは無く閑散としていたが、彼女たちにとってはそれは好都合でしかなく、思う存分私たちをあちこち引っ張りまわした。
しかもいつも通りの「濃厚接触」。
プールやジャグジーだけでなくサウナでも裸でベタベタ貼り付いてくる。
まだこの寒さに慣れていない私はジャグジーに避難することが多かったのだが、「帰国子女」はそのたびに定位置ともいうべき私やゲイ君の腿の上に座る。
ところがこの「帰国子女」はこの1年半の間にずいぶん太った。
体の大きな「ゲイ君」と違って私の太ももはその重さに耐えられず、彼女のお尻が私の脚を割って入り込み暴れることによって私の内腿を刺激する。
彼女はそれを感じ取ると一層暴れた上に意地悪な笑みを浮かべながら「暴発しないでよ」と言う。
私は「私の引きがねに触れるなよ!」と言いながらもなすがままにされるしかないのだ(笑)
また、私がシャワーを浴びようとすると今度は「姉御」がブースに入ってきて、私のカラダを隅々まで洗いながら「トイレに行ったらちゃんとウォシュレットを使いなさい!」と言う・・・。
何と言われようが、私たち4人はそういう関係なのだ(妻も半ば公認)。
彼女たちは1年半ぶりのテルメで思いっきり普段の憂さを晴らしていた。
***
そして夕食はケルン市内に戻って馴染みの「アルゼンチン牛肉」の店「EL GAUCHO」へ。
ケルン事務所からも私が滞在しているマンションからも近いこの店は、以前はもう少しマンションに近いバルバロッサプラッツにある「アンバサダーホテル」の地下にあったのだが、3年ほど前に、これも私がかつて時々訪れていた「ペルシャ料理の店」の跡地であるこの場所に移転してきた。
「アルゼンチン牛肉」
日本ではまだあまり馴染みがないが、完全牧草飼育の赤身がとても美味しい牛肉で、全く臭みがないうえに、噛んだ時のさわやかな風味は何とも言えない。
つい先ごろ、アルゼンチンの隣国・ウルグアイと日本の間で牛肉輸入に関する協定が締結されて、最近スーパーなどでもぼちぼちと「ウルグアイ牛肉」を目にする機会も出てきた。
ようやく馬鹿のひとつ覚えのような霜降り神話から逃れつつある日本でも、今後「ウルグアイ牛」や「アルゼンチン牛」が出回ることになれば、日本人の牛肉観を一変させ、おそらくは大ブームになるだろうことは想像に難くない。
それぐらい美味しい風味を持つ牛肉なのだ。
この店は値段はさほど高くはないが、いちいち大袈裟な店である。
まず量が多い。
付け合わせもすごい。(この日はトウモロコシ1本)
店員が陽気。
やたらと強い酒を勧める。
オーダーしないものを持ってくる。
そして極めつけがデザートが大きくてとても甘い。
私たちはドイツ人には慣れ親しんだ肉とポテトを貪るように食べた。
肉食系女子の本性を見せつけられた感じだ。
(その割には彼女たちにはステディに会う男性がいない・・・みたい)
私が食べたのは「サーロインの300g」(28€)。
おそらくこの店の事なのでオーダーよりも大きなサイズだと思うが案外さっぱりしているのでたくさん食べることができる。
ただ、そのあとのデザートには閉口。
半端じゃない甘さの巨大なプリンにチョコレートアイスクリーム。
ただ、好都合なことに、私はアイスクリームを少し食べただけでそのほとんどを女性陣に召し上げられた。
ゲイ君も含めて彼女たちは本当によく食べる。
スポーツでも日本人がフィジカル面で勝てないわけだ。
特にドイツ女性は本当に心も身体も強い。
このように、心優しき「ゲイ君」と私は、一日中彼女たちのわがままに付き合いながら、彼女たちの楽しそうな顔を見て人類愛的幸福感に浸っているのだった。