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官能的な味わい⁉ ドイツ・ケルンの人気インド料理店
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グールマン
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| 店名 |
Kamasutra(カマストラ)
|
|---|---|
| ジャンル | インド料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+49) 022134892828 |
| 予約可否 |
予約可 予約をお勧めします。 |
| 住所 |
ドイツWeyerstr. 114,50676, Keln |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥2,000~¥2,999 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 |
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 貸切 |
可 |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 料理 | ベジタリアンメニューあり |
|---|
| 利用シーン |
|
|---|---|
| サービス | 複数言語メニューあり(英語) |
| ドレスコード | スマートカジュアル |
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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(例によって横道話から始まります。お店については***以下からどうぞ)
10月半ばのドイツ出張も終盤に差し掛かったある日。
この日からドイツ・ケルンの事務所は新たなスタッフを迎え新体制がスタートした。
元々、我々の会社にとってのドイツは、ミュンヘンの協力会社から紹介されたフランクフルト在住のひとりの優秀な若者が専任スタッフとして事務所を立ち上げたのが始まりだった。
彼と私はドイツや周辺諸国の日系企業だけを相手にするのではなく、ヨーロッパにもしっかり根を張った企業になりたいと日夜奔走していた。
例えば、EU関連のある分野に私たちの会社の強みが発揮できることを知ると、私は彼と様々な細い伝手だけを頼りにほとんど何の見込みもなくルクセンブルクに乗り込んで粘りに粘って新規開拓をしたりもした。
その甲斐あってルクセンブルクのみならずベルギーでもEU関連の様々な機関・団体・企業と取引するようになった。
また、私の個人的な伝手でトルコでのビジネスを開始すると、元々トルコ系移民の彼がサポートしてくれたりもしていた。
ところが、やはり餅は餅屋・・・。
その後どうしても現地の日系企業との取引が多くなり、日系企業多いデュッセルドルフや大口の取引があるベルギーに行くにも便利な「ケルン」に事務所を構えることになると、彼はケルンの「ケ」の字も知らない私(大学時代に一度行っただけ)が事務所の立ち上げに長期出張で行った時も、すべて前乗りでいろいろと環境を整えていてくれて、私は新規スタッフの採用だけに集中することができた。
ところが、新たなドイツ事務所でのスタートの秒読みが始まった頃、事ここに及んで当時3人に増えていたフランクフルトのスタッフ達はなんとケルン行きを拒否。
日本のように簡単に「業務命令」などと言えない民族性ゆえ、それ以来、ドイツ国内と西欧・北欧をテリトリーとするケルン事務所と、フランクフルト近郊及びほとんど仕事がない南欧・東欧を受け持つフランクフルト事務所の2か所体制でやって来た。
その後、英国及びイベリア半島を担当する事務所をロンドンにも立ち上げ、香港事務所の機能停止の折には中東もフランクフルト事務所に担当してもらいながらこれまでやって来た。
ところが、今回のCOVID-19で欧州の経済がマヒすると、その間隙を縫うようにフランクフルト事務所のスタッフ3名のうち2名がアジア系の大手企業の引き抜きにあった。
元々、各々の足りないところを補いながらやって来たこの欧州の他の事務所にも激震が走った。
すでにコロナ禍で日本人やスペイン人などの外国人を早めに母国に引き上げ、日本から誰も応援に行けなくなった上に、ロックダウンでほとんど機能停止しているロンドン事務所の事もあって特にケルン事務所のスタッフたちの動揺は激しかった。
そんな中でもフランクフルトの彼は、抜けた2人の分も引き受け、一社たりとも取引先を逃がすことなく働いてくれた。
ただそんな彼も限界を感じたようで、今回私のドイツ訪問に合わせて愛していたフランクフルトを離れケルン事務所に合流することを承諾してくれた。
これで名実ともにこのケルンのドイツ事務所が欧州及び中東を統括することになる。
近々スタッフを増やし日本からもさらに1名増員して支援することになった。
***
この日はそのキックオフパーティー(と言っても小所帯なので単なる食事会)。
会場は、これもケルンの事務所の近くにある人気のインド料理店。
フランクフルトのディープでエスニックな街・ザクセンハウゼンで生まれ育った彼にも馴染みやすいだろうと考えての事だった。
この店「カマストラ」については、私がまだケルンに初めて訪れた時(学生時代に来ているので正確には2度め)に、最初に滞在していたホテルの近くにあったことから、ふらっと訪ねてみたのだが予約で満席とのこと。
後日改めて訪ねた時も同じく満席・・・私は2度もフラれてしまっていた。
そんなことがあって、私が初めてこの店に入店したのは、その後ケルン事務所が立ち上がってからのことだった。
一見、ハードルが高そうなこの店だったが、実際に利用してみるととても気さくで、それ以来時々利用している。
メニューについても、一応決まっている(グランドメニュー)のだが、メニュー以外のものもいろいろと提案してくれる。
この日も、幹事のスタッフによると「あれとあれを入れて後はお任せ」なのだそうだ。
料理は何種類にも及んでいてとても追いきれないが、私の好きなナンで食べる「マ・キー・チキン」(チキンカレー)や、サフランライスで食べると美味しい「ラムカレー」は相変わらず抜群に美味しい。
ちなみに、店名の「カマストラ」とは、古代ヒンズー教の最古の経典のひとつで、愛や性や結婚について書かれている。
ゆえに「官能的」が売り物の香水のブランド名(『KAMASUTRA』)にもなっている。
この店の料理もとても「官能的」だと思う(笑)
***
私は引き抜かれたのが彼でなくて良かったと心底思っている。
(おそらく相手の本命は彼であり、でも彼は断ってくれたのだと思う)
ハイデルベルク大学(日本でいえば京大)出身の彼は、先にも述べたように、ドイツにおける我々のパイオニアであり、歳はひと回り以上離れているものの共に苦労した戦友のような存在。
いや、それ以上に私は彼に頼っていたのかもしれない。
香港があのようになって、ただでさえきな臭い中東(UAEとカタール)が宙に浮いてしまった時も、彼に頼んでこの危機を乗り越えた。
すでにケルンの事務所にも彼を信頼するスタッフが多いことからも、おそらく彼はこの新ドイツ事務所でも中心的な存在になるだろう。
この日のパーティーでの彼の発言や立ち振る舞いはそれを予感させるには充分すぎるものだった。
この時ドイツでは、連日COVID-19の感染拡大、過去最大の新規感染者数更新というショッキングなニュースが報道されていたが、私は今回ドイツに来て良かったと心の底から思ったのだった。
※ 彼の人となりについてはこの過去ログを読むとわかりやすいと思います。
「Zum Roten Ochsen(赤い牡牛)」(ドイツ・ハイデルベルク)
https://tabelog.com/rvwr/000638412/rvwdtl/B339151685/#81901311
「Le Café Français」(ルクセンブルク)
https://tabelog.com/rvwr/000638412/rvwdtl/B386477693/