ドイツレンタカー1人旅②ハンブルクのミシュラン一つ星 : THE LISBETH

ドイツ北部にあるキールという港町から約100㎞１時間半かけて南下してハンブルクにやってまいりました。

想像していたよりも大きな都市で高いビルが立ち並んでいます。

海からは遠く離れた場所なんですが、北海からエルベ川という太い川の終点という位置にあるため昔から港湾都市となっている様です。

しかも人口は194万人もおり、ドイツ第二位の主要都市という事らしいです。

そんな大きな都市とはつゆ知らず「ハンバーグ」が名物なんだろうという程度の知識しかないままホテルに入ってレストランの予約時間を待ちました。

実は計画時に「ハンブルクでハンバーグを食べたい」と思って色々探したんですが、こだわりのお店を見つける事ができませんでした。

ハンバーガーのお店は色々見つかったんですが、ハンバーグのお店が見つからないのです。

こちらのお店は都市の中心に近いエリアの住宅街にありました。

周辺の道路は石畳になっており、雰囲気の良いビルの1階です。

入店しますと店内は明るく、思ったよりもカジュアルですね。

メニューは一つで足りない人はアップグレードして料理を追加できるスタイルです。

これは日本にはあまり無い、多様性を受け入れられる仕組みですね。

ハンブルクのルネッサンス４皿コース 138€+コーヒー+ドリンク+税サービス＝167.5 ≒ 27,165円
①グリンピースとポテトの一口アミューズ
②外側をカリッと揚げたレバーパティ
③自家製パン ブラウンバター ソーセージとザワークラウトキャベツのピュレ
④ポテトの泡 薄切りドライビーフ キャベツのポン菓子
⑤胡麻のチップス
⑥サーモンカルパッチョ オムレツ乗せ 胡瓜のピクルス 胡瓜のソース
⑦自然酪農で育てた豚ホホ肉のコンフィが入ったパンケーキ 豚骨ソース ザワークラウトクリーム
⑧ガチョウのピロシキ フォアグラレバームース ガチョウのポテトラビオリとガチョウのエキス
⑨ガチョウのパセリクリーム焼き レバーピュレ 赤キャベツのザワークラウト
⑩おばあちゃんのチーズケーキ ピーチコンポート ピーチソルベ ピーチソース ピーチチュイール
⑪４つの小菓子
⑫エスプレッソ(追加)+４€≒649円

おそらく①～⑤までパンを除いた小さな料理がアミューズという感じなんでしょう。決して珍しい素材があるわけでも無いんですが、しっかりと作りこまれたテクニカルな料理。まずは満足ラインを軽く超えてきました。サーモンに美しく飾られた胡瓜。もともとサーモンにキュウリは相性良いですから、緑色のキュウリソースまでもしっかり添えられています。そして豚ホホ肉パンケーキ。とても濃厚で結構ズッシリと胃に溜まりますよ。さらにガチョウピロシキ フォアグラレバームース ガチョウのポテトラビオリの小さな３品はいずれもガチョウを使っているものの、これもまだメインではありません。そして次のガチョウパセリクリーム焼きが本当のメイン。メインの直前に肉料理が2回も出てきましたが、こういう料理が間に入ってくるのはヨーロッパらしい。日本ではまず出てこない、嬉しい驚きですね。そしてデザートはおばあちゃんのチーズケーキと言いますが、全然チーズケーキっぽくない。チーズムースの周りにピーチが散りばめられています。これも美味しいですね。でもデザートは１品だけかぁ。欲を言えばもう一品食べたかったですね。これだけ食べてこみこみ30000円以下ですから安いですね。あくまでデンマークとの比較ですけどね。日本だったら安いとは思わなかったでしょう。正直、忘れられないレストランというほどではないですけど、十分満足できるお店でした。

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　レンタカーの旅で都市部に来ると必ず困るのが駐車場です。日本の様に100円パーキングがいたるところにあるわけではないので困るのです。日本の場合は路上駐車が可能な道はほとんどありませんが、ヨーロッパは結構あるんです。路上駐車可能と言ってもお金がかかります。しかしどこがOKでどこがダメなのか、分かり易く書いていないので旅行者には見極めが難しいのです。そこで活躍するのが「EasyPark」というアプリです。目的地に到着してこのアプリを立ち上げますと自分がいる周辺マップが現れまして、近くの路上駐車可能な場所を示してくれるんです。その場所へ行って、車を停めてアプリ上の時間ダイヤルを回して設定します。例えば2時間とか３時間とか。時間の長さに応じた金額が示されます。これはクレジットカード連携が必須アプリなので、自動的にクレジットカード決済が行われますから、お金をしっかり払って合法的に路上駐車が成立するという訳です。このアプリは以前イタリアに行った時、道行く人に教えていただきました。デンマークでもドイツでも使えましたので、複数のヨーロッパ諸国で使えます。誰が考えたのか分かりませんが、とても合理的なアプリですね。

　また、１人旅では道行く人に話しかける事を恐れてはいけません。もちろん不愛想な人もいますが、外国から来た旅行者が困っていたら助けたくなるのが人情でありまして、それは日本人と同じなんですね。ですからかなり色々な事を教えてくれますよ。言葉も英語でお互いに片言ですから、通じ合った時は笑顔でガッツポーズですねｗ　心が通じ合った瞬間は誰もが嬉しいと思うはずです。「EasyPark」以外にも私のスマホには海外でしか使えないアプリが色々入っています。それもほとんど現地の知らない人達から教えていただいたものです。