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デュッセルドルフの有名ビアホール ついに「豚の生肉」を食べてしまった
旧市街に立地
アルトビールと”メット” Mettbrotchen(豚の生肉)
名物プラット(皿) アイスバイン・ソーセージ ローストポーク等々
締めの「チキンスープ」 濃厚ダシに薄味スッキリ
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グールマン
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| 店名 |
Schumacher Brau Im Goldenen Kessel
|
|---|---|
| ジャンル | ビアバー |
|
予約・ お問い合わせ |
(+49) 0211326007 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
ドイツBolkerstraße 44 40213 Düsseldorf |
| 交通手段 |
City Train「Heinrich-Heine-Allee」駅より徒歩2分 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード不可 |
| 個室 |
無 |
|---|
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ホームページ |
http://www.schumacher-alt.de/gaststaetten/im-goldenen-kessel |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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ドイツ・デュッセルドルフ。
駅を降りるとそこは「日本か?」と思うほど日本の企業や日本の飲食店が目立つ。
デュッセルドルフは、ヨーロッパではロンドン・パリに続いて日本人が多く居住しており、ヨーロッパの拠点をここデュッセルドルフに置く日本企業も少なくない。
日本の企業である我々も、拠点こそ移動に便利なケルンに置いているものの、ここデュッセルドルフは大切なビジネスエリアだ。
我々の中で、このエリアを担当するのは日系企業や日本人が多い関係からドイツ事務所の日本人なのだが、今日はドイツ事務所の何人かが終業後にここデュッセルドルフに訪れ我々に合流する事になっている。
皆でラーメンを食べるためだ。
この街には「なにわ」という今やヨーロッパを代表するラーメン店があって、我々はよくここに食べに来ているのだ。
ただ、今回はそれと同時に「ボスにどうしても食べさせたいものがある」とひとりのドイツ人スタッフが張り切っていて「なにわ」に行く前にこの店で皆と落ち合うことになっている。
ここはデュッセルドルフ旧市街にある、通称「シューマッハの店」と呼ばれる有名なビアホール。
この街の地ビール「アルトビール」が飲める店で我々もたびたび訪れている。
「アルトビール」とは、ケルンの「キルシュビール」がピルスナータイプで色も風味も日本のビールに似た「スッキリ系」だとすれば、かなり色が黒くホップの苦みとフルーティーな風味が特徴的な地ビールだ。
飲み方は「キルシュ」と同じで、やや小ぶりのビアタンに注がれたビールが次々に運ばれてきて、中身がなくなると何も言わなくてもわんこそばのように勝手にグラㇲを交換してゆく。
従って、もういらないという時はコースターで蓋をするなどの意思表示をしなければならない。
ここは料理も面白い。
私の好きな「アイスバイン」や「ソーセージ」がポピュラーでよく食べられている。
味もよく量も多いわりに結構安く食べられるので観光客でも安心して訪れることができる。
そして、今日私がここに連れて来られた最大の理由は(ほぼ予想はできていたのだが)、「メット」と呼ばれるドイツにしかない料理を私に食べさせることだった。
「メット」とは「メットブロットヒェン(Mettbrotchen)」。
豚の赤身のひき肉の「生肉」のこと。
もちろん、全頭検査にパスした豚の赤身のみを、決められた工場で、決められた手順に則って加工し、決められた温度で、決められた日数(基本的には当日)以内で食べなければならないということが法律で定められている。
塩と胡椒で味付けられた豚の生肉を細かく砕いた玉ねぎとともに食べる、またはパンにのせて食べるのが一般的だという。
公共の意識が強く「自分は良い人でありたい」というドイツ人気質ゆえ成り立つ料理なのだろう。
私も聞いたことはあったが、食べようとも思わなかったのでこの日初めて食べたことになる。
味は、よく「ネギトロのようだ」という人がいるが、以前に一時期日本でも出回った「生牛肉のフレーク」のほうが「ネギトロ」に近く、この「メット」は醤油よりもやはり塩・胡椒が合うようで、まるで「中トロを塩で食べている」ような感じといったほうがわかりやすいかもしれない。
多少ソーセージっぽい香ばしさもある。
とにかく「とても美味い」。
私は「ブルスケッタ」のように提供されたこの料理を不覚にもお替りしてしまった。
また、翌日、たまたまマンションの近くの「REWE」(スーパーマーケット)のデリカテッセンでも売られていたので、買って食べてしまった。
「メット」を食べてからほぼ一週間、ちょうど「令和」を迎えたが特に体の異常はない。
次回のドイツ出張の楽しみがまたひとつ増えたといってよいだろう。