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いつも大行列 ドイツ・デュッセルドルフの正統派ラーメン店
ドイツで最も日本人が多い街・デュッセルドルフ。
その駅前の日本人街に、いつも行列ができているラーメン店「なにわ」がある。
私は欧州での仕事の拠点をケルンに置いているので、(もちろんデュッセルドルフにも取引先はあるが)「ラーメン中毒」の私としては「どうしてもラーメンが食べたい」と思うと車を走らせて(約40分)ここに来ることもよくある。
最近では、ケルンの現地スタッフも「今回はいつラーメン行く?」と楽しみにしている奴も居る。
今回もそんな奴らとのプチドライブ。
私が知りうる限り、現在デュッセルドルフにはラーメン店が4軒ある。
その中で私が最もよく行くのがここ「なにわ」。
近くの表通りには「匠」という店もあり、札幌の西山製麺から取り寄せた麺を使ってなかなか旨い味噌ラーメンを出している。ここは小上がり席が有ったりたこ焼きが有ったりするので、日本人家族の利用も多い。
だが「なにわ」は味噌はもちろん醤油でも塩でももうワンランク上のレベルにあり、日本人はもとより現地のドイツ人にも絶大な人気がある。
また「なにわ」はラーメンだけでなく餃子やチャーハンも旨い。
そのレベルは日本でも充分人気店として通用すると思う。
今、欧州はラーメンブームだ。
ロンドンなどは、たったひとつの通りに1年で3店もオープン(すべて豚骨ラーメン)した。
フランクフルトにもこの2年で2店できた。
その中でも、ここ「なにわ」は、ベルギーのブリュッセルにあった先代の「やまと」無き後、欧州のラーメン店のトップにあると言っても過言ではない(と思う)。
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グールマン
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| 店名 |
Naniwa Noodles & Soups
|
|---|---|
| ジャンル | ラーメン |
|
予約・ お問い合わせ |
(+49) 0211161799 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
ドイツOststraße 55, 40211 Düsseldorf |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
※訪問時点の為替レート換算での金額になります。 利用金額分布を見る |
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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ドイツ・デュッセルドルフ。
ヨーロッパでは、ロンドン・パリに次いで日本人が多く住むこの街は、中央駅を降り立つと日本企業や日系ホテルが集まっていて、まるで日本にいるような錯覚にさえ陥る。
当然のことながら日本人の好みそうな飲食店も多く集まっていて、私が知る限りラーメン店も4軒ある。
その中でも人気が高いのが「なにわ」と「匠」。
「匠」は、札幌西山製麺の麺を使った「味噌ラーメン」とともに、「とんかつ」や「お好み焼」など日本人になじみの料理も多く、座敷もあることなどから、主に日本人のファミリー層に人気があるようだ。
それに対して、「なにわ」は正統派のラーメン店で、醤油・塩・味噌の定番に加えてタンメンやカレーラーメンなどの他、「炒飯」「餃子」「から揚げ」「麻婆豆腐」「カニ玉」などラーメン店や街中華の定番料理に絞って(メニューは多彩)愚直に作り続けている。
その姿勢と味は、日本人はもとより地元の人々にも強く支持されていて、営業中ずっと続く「『なにわ』の大行列」は今やこの街の名物のひとつとなっている。
「なにわ」という店名から店主は大阪近辺のご出身なのだろうが、ここのラーメンはオーソドックスながら豚骨や鳥ガラもふんだんに使っているのか、さっぱりしたその見た目とは異なり、ダシがよく効いていてコクがあって香りも豊かで味も濃いめだ。
ヨーロッパでは、比較的味のはっきりとしたものが好まれているようで、ロンドンでは「豚骨ラーメン」がブームになっているが、大陸では「味噌ラーメン」が人気がある。
それを物語るように、先ほどの「匠」に加えて、フランクフルトの「無垢」は「焦がし味噌ラーメン」、ブリュッセルの「やまと」も「かつ味噌ラーメン」と皆「味噌ラーメン」系が一番人気である。
ここ「なにわ」においても地元の人たちの一番人気はやはり「味噌ラーメン」。
でも、現地の日本人に聞くと、ここの「塩」も「醤油」も支持する人が多い。
中には「日本にある有名ラーメン店よりよほどおいしい」という人もいる。
私は、この店では「醤油」派だが、確かに濃厚ながらすっきりした「塩」は日本でもなかなかお目にかかれないレベルのラーメンだと思う。
私はこの店に来ると、夜食や翌日の朝食用に「炒飯」や「焼きそば」を持ち帰るときもあるが、ここのものは、「匠」や「無垢」などのものより美味しい・・・というか、きちんと調理されている。
定食屋感覚の「匠」や、奇をてらった料理の多い「無垢」に比べると、ラーメンや中華料理の調理の技術の点でもひとつ上のレベルにあるのかもしれない。
ドイツ事務所のスタッフたちも、この店がお気に入りのようである。
彼らは私が行くと「ボス、今回はいつ『なにわ』に行く?」とすっかり楽しみにしているようだ。
今回も、日中仕事に来ていた我々に合流して「なにわ」に行くために、夕刻仕事を終えた後何人かのスタッフがケルンからわざわざやって来た。
彼らは私と同じく行列が嫌いなのだが、この店の大行列にはおとなしく並んでいる。
(回転が速いのか、行列の長さのわりに待ち時間はさほど長くないことが多い)
特に、中のひとり(ドイツ人)は「天津飯」にハマっているようで、今日も「みそ汁」と「野菜炒め」と「漬物」を従えてお茶を飲みながらすごい勢いでパクついている。
今日我々は近くのビアホールに行った帰りなのだが、ビールが飲めないにも拘わらず、彼は進んでドライバーを買って出てここまでやってきた上に、ビアホールではほとんど何も食べずコーラで付き合っていた。
彼にとっては「なにわ」の「天津飯」ほうがメインだったのだろう。
こいつ本当にドイツ人か?
かつてヨーロッパNo.1のラーメン店と言われたブリュッセルの「やまと」が代替わりした今、その座に就いたのはここ「なにわ」に間違いないと私は思う。