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Traube Tonbach の Das Restaurant Silberberg で朝食を。
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oggeti209
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| 店名 |
Restaurant Silberberg
|
|---|---|
| ジャンル | ドイツ料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+49) 74424920 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
ドイツHotel Traube Tonbach, Tonbachstraße 237 72270 Baiersbronn |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
|---|
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 景色がきれい、ホテルのレストラン |
| ホームページ |
http://www.traube-tonbach.de/de/hotel-in-baden-wuerttemberg-suiten |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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ドイツのシュヴァルツヴァルト( Schwarzwald)地方は、名前の通り黒い森に覆われた土地です。
ドイツ南部のスイス国境からフランス国境に接した南北約160kmに及ぶ富豊な土地です。フランスからの風がアルプス山脈にぶつかり雨が多く植物(主に針葉樹)が育ちます。冬はアルプスからの冷たい空気が流れてくるので気温がマイナス25℃ぐらいまで下がり、ドイツ北部のハンブルグより寒くなります。柊の葉っぱが風に揺られてまるでガラス板を当てたようなチリンチリンという音がしますが、春の訪れは意外と早く3月中旬には日陰に雪が僅かに残るぐらいまで温かくなり気分もウキウキしてきます。
ここTraube Tonbachは、車で小一時間も走ればフランスのストラスブールへ行くことが出来る場所にあります。
この周辺にはリゾートホテルが多く、トレッキングや狩猟を楽しむ客が多く集まってきます。もちろん、お目当てはフランス料理の影響を受けた美味しいレストランであることは疑いがありません。
この大きなリゾートホテルには、Schwarzwaldstube、Die Köhlerstube、Die Bauernstube、Das Restaurant Silberbergと四つのレストランがあり、其々特徴のある料理を出してくれます。今回ご紹介するDas Restaurant Silberbergは大きなメインダイニングで朝食をブッフェでいただいたり、夜遅くの到着時にはここで調理したルームサービスを食べたこともあります。Stuttgart空港まで行くため早朝5時出発の時は、朝の4時半に女性の給仕が温かいコーヒーと美味しいクッキーを部屋まで届けてくれました。
心に響くおもてなしは如何にもドイツらしい礼儀正しい笑顔と共に届けれくれます。
ご覧の写真は、豊富なブッフェメニューから選んだものですが、野菜も果物もジュースも新鮮で美味しく、みんな皿に載せたくなりました。私は取りませんでしたが、驚くことに寿司ロールがありました。ドイツの方々は皆さん手を出していましたので日本文化がこの山奥まで浸透していることに驚きました。ドイツのホテルの朝食は、B&Bのような民宿でもハムやソーセージ、チーズがいっぱい並び豪華ですから、この大きなホテルのメニューは想像ができないくらい豊かで美味しいです。
私は、ヨーロッパのホテルの朝食に茹で卵を食べることが多いです。
日本では卵かけ御飯(TKG)が一般的なので新鮮で美味しい卵が普通に流通していますが、こちらでは生食する習慣はありません。せめてミルクセーキとして使われる程度です。少ない経験から判断してヨーロッパで美味しい茹で卵は、フランスとドイツとベルギーです。イタリアの生卵はバラツキがあり、良さそうな卵を買ってきても割った途端に黄身がベターと崩れるものが多いです。
ここの茹で卵は、2ダースぐらいが山積みになって保温されて供されています。その横には、プラスチック製のスプーンが用意されています。各自エッグスタンドに茹で卵を載せ、脇にそのスプーンを置いてテーブルに戻っています。半熟に茹でられた卵は、殻を割った途端に良い香りがしてきました。金属スプーンを使うとピリッとした味になるので、わざわざプラスチック製のスプーンが使用されます。味にうるさい客が多いのでしょう。
***
チェックアウトを済ませ、次の訪問地スイスまで友人が手配してくれたハイヤーで移動しました。
Schwarzwaldの村々を抜け、アウトバーンを飛ばし、約3時間でBiel-Bienneに到着しました。ドイツの道はエネルギーを節約するように設計されていることが良く分かります。交差点に信号は無くラウンドアバウト(roundabout)になっているためストップ&ゴーがありませんので燃料の消費量が少なく済みます。高速道路には街路灯が無く、反射板だけです。これで200km/hオーバーで走っても怖くありません。ドイツは日本と比べて社会インフラの経済効率が良くできている素晴らしい国家です。