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江戸前の粋 #ひとつもちがう
打包するとこんなカタチ。
これがヘリング酢締めもといMatjesのサンドウィッチ☆
Autostadtにて】むひょー、か・わ・い〜ぃい! #女学生風味。 肥大しない、限られた体積をどう彩るのか。ですねぇ。自らを甘やかしていない姿勢に改めて敬意を表する
Autostadtにて】ミラーの保持金具に着目する。
Autostadtにて】このバックヴューで三合は飲めるってモンです。
Autostadtにて】でも平べったくて長っぽそいのも好き♡
Autostadt構内で餌を食むガチョー。
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ムササビヒンソー
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ムササビヒンソーさんの他のお店の口コミ
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| 店名 |
Nordsee Hannover Hauptbahnhof
|
|---|---|
| ジャンル | ファミレス、その他、サンドイッチ |
|
予約・ お問い合わせ |
(+49) 51126177743 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
ドイツErnst-August-Platz 1 30159 Hannover |
| 交通手段 |
ハノーバー中央駅構内地下。 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
¥1,000~¥1,999 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
|---|
| 料理 | 魚料理にこだわる、朝食・モーニングあり |
|---|
| 利用シーン |
|
|---|---|
| お子様連れ |
子供可(未就学児可) |
| ドレスコード | カジュアル |
| ホームページ |
https://www.nordsee.com/de/filialen/detail/store/nordsee-hannover-hauptbahnhof-226/ |
| 初投稿者 |
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あのさ、エドマエエドマエと言うけど、In front of Edo、つまり東京湾で採れたおさかなを捌いたり切ったり〆たり煮たりして喰わせるって事だろ。
でもさトーキョー湾ってさ、ショーワ29年、60なん年か前に芹沢博士がオキシジェン・デストロイヤー使って水爆怪獣http://www.museum.tokushima-ec.ed.jp/hasegawa/manyu/godzilla.htm を沈めちゃった場所だぜ。
…毎度おなじみ身内でのヨタ話。
MSSBさんも、こーゆー風呂敷広げないで、黙ってりゃ少しはマトモに見えるのに、といった顔を浮かべる社のスタッフ達のヒヤヤカな目を意識しつつも、一度開いてしまった口は閉じられず、
しかもその9年後には、葉山界隈にまで影響が広がってさ、そのおかげで合体して32倍の大きさになるイカが出てきたり、ボーイスカウトのアメリカ人少年が妙に流暢な日本語じゃべり出したり、海辺のホテルが怪獣に踏み潰されてオーナーの加山雄三が大借金負ったりの大騒ぎ https://youtu.be/lbmhK6b_RkU
今でもアナゴなんて、1メートル級に巨大になっちゃってるし http://nrifs.fra.affrc.go.jp/ugoki/17/18.htm
…有る事無い事喋り倒しているうち、Sバーン市内交通電車は中央駅に至る。
1230時。
展示会場での研修を済ませ、一行と共にICEの特急列車を使い、Wolfsburgまで足を延ばし、フォルクスワーゲン社の出荷デポ兼博物館であるAutostadt見物に向かう道すがら。
時間もないから昼食は、サンドウィッチでも買って車内で簡単に済ませましょう、ということになり、こちらの売店に。
ふむ、いつものフィッシュ&チップスか、サバフライバーガーか…と、ショーケースを覗き込むと、そこになんと、「背中の青いおさかな」が、しかも限りなくナマに近い見た目でバケットに挟まり、鎮座している。
む、これは江戸前のこはだ、いや、もうちょいデカいな。松輪のしめ鯖か? いや、体側には斑点も縞もないし、そうかニシンか!
しかしこんな酢締めのおさかなをパンにそのまま挟んじゃうなんて、ちょっと乱暴だな。いや、まてよ、結構オボロが咬ませてあったりして、いやまさか、はは。
…と軽口を叩きながら、しかし目を離すことは出来ず、指差しながらこれ、おくれ、と申し付け、包んでもらい、ミネラル・ヴァッサー・ミット・コーレンゾイレと共に支払いを済ませ、車中のひととなる。
列車がガタリと揺れ、中央駅のプラットホームを抜けるや、おもむろに包み紙から「ヒカリモノ・サンド」を取り出す。
改めてしげしげと眺める。身の締まり具合は中程度、パンとの間にはバタ他の介在物はなく、北の海で丸々と育った身がみっしりと詰まっている。
パンごと噛み付く。
意外にも酸味は控えめ、そして塩も軽く、程よく熟れたウオの脂は生臭さ、魚臭さもなく、湿り気のない、乾いたパン生地と調和をなす。
へえ、これはなかなか…かじりながらお行儀悪いがスマートフォンを開き、この「〆ニシン」の来歴を調べてみる。
と、これ、酢締めではなく、Matjes という「発酵食品」らしいhttp://www.newsdigest.de/newsde/gourmet/rezepte/5217-matjes.html
塩漬けあおざかなの発酵なんていうと、小泉武夫名誉教授の随筆で有名になったシュールストレミングスhttps://www.amazon.co.jp/%E3%81%AB%E3%81%A3%E3%81%BD%E3%82%93%E6%B4%A5%E3%80%85%E6%B5%A6%E3%80%85-%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0/dp/B007P8WSKU (うほ、通販で売ってるンですな、チャレンジャー! )がまずアタマに浮かぶが、こちらMatjesは先にご案内の通り、鼻が曲がるような臭みはないし、全体に穏当な味わいでありながら、旨みはしっかりとしていて、わたくしのような悪食もとい「無駄に飲み食いには寛容で挑戦的」な人間でなくとも、多くの日本人の口に合うと思う。
しかしなんだね、このピカピカと蒼いところなんざ、実に粋だよ。
こりゃドイツ人にも江戸っ子の心意気がわかるのかもしれないよ。おお、ドイツっこだってねえ、Matjes食いねえ、おお、ハンブルグの生まれよ、なんてやり取りするんだろうかねえ
…と、ウットリ顔で語っていたら、ますます同行スタッフたちの表情が曇らない、事もない。