【500レビュー記念】caution!! : Atlantis Seafood & Steak

【Column】
　ハワイ３日目の夜。
　一度くらいは、ワイキキの真ん中辺りの店で、ディナーでもしましょうかと。

　１日目（夜）は、オプショナルツアーで、ポリネシアンセンター（ディナークーポン付き）。
　→　https://tabelog.com/rvwr/000958026/rvwdtl/B294345204/

　２日目（夜）は、ステーキハウス。
　→　https://tabelog.com/rvwr/000958026/rvwdtl/B303850113/

　で、３日目。夜のホノルルメインストリートに出没しました。

　当時から、ネットでたんまりと情報を仕込むなんてことをせず、行き当たりばったりな外食生活でした。
　それを、海外でもやるなんて（ちょっとは事前情報収集しましたがｗ）、、、
　いくら日本語が通じやすいハワイだとしても、それは無謀なんじゃないかと、今思えば、、、

　いやいや、振り返って後悔っぽく思っているのは、もっと美味い自分好みのお店に入れたんじゃないかな。ってこと。

　でも、そこは外食に関して、無鉄砲で子供の頃から損ばかりしているわたしですので、今更、、、ねえって感じですよ。

　だけど、ここは１００％言葉が通じる日本じゃないわけで、多少なりとも警戒感を抱かなくてはなりません。
　命を取られることまではないでしょうけど、ボラれたり、、、とか。邪推し過ぎですが ^^;

　なので、ホノルル空港でもらったハワイのフリーペーパー（日本語仕様）で、店を選びます。
　ポイントその１。ドレスコード。
　日本だと、だいたいその手のフォーマルじゃないと入れないようなお店は、ある程度わかるじゃないですか。
　海外だと、カジュアルっぽく見えて、厳格なドレスコードがあったり、恐る恐る覗いてみると、意外とラフな服装でＯｋだったりして、まったく読めない（笑）
　となると、その辺は事前にチェックしておきたいところ。

　ポイントその２。ハワイっぽいメニューがあること。
　このタイミングまでに、ガーリックシュリンプ、ロコモコ、ステーキを食べているので、あとはポキぐらいかな。
　シーフードのあるレストランならば。

　その条件に合いそうなお店をピックアップしたのが、こちら。
　ワイキキのメインストリートであるカラカウアアヴェニュー。メインなだけに、通り沿いには、メジャーホテルや、高級ブランドショップが立ち並びます。
　場所は、ロイヤルハワイアンセンターやＤＦＳガレリアのちょい東。
　人気の、トップオブワイキキ（空中回転式レストラン）の隣のビル２Fにあります。

　タウン誌にも掲載されているお店なので、予約なしで入れるかどうか。少し早めに訪問しました。
　カラカウアアヴェニューを、ウィンドウショッピングしながら目的地に向かいます。
　ロイヤルハワイアンセンターと言う分かりやすいランドマークがあるし、トップオブワイキキのある建物も、見逃すようなものではないので、迷わず、、、つーか迷いようがない（笑）

　迷わず店舗前に到着（笑）
　階段を下から見上げるかぎり、並んではいない様子。
　だけれども、人気店の様なので、予約なしで入れるかどうか。

　入口から、スタッフに声をかけてみます。
　予約なしであること、この服装で大丈夫かと。
　どちらも、問題なくクリア。そのまま店内に案内していただきました。

　店内は、オブジェとか、インテリアなどで飾られていて、海（海中）をイメージしていますね。
　まあ、アトランティスって言うぐらいですから、お肉よりも、シーフードが売りなんでしょうね。
　タウン誌を鵜呑みにすれば、ステーキも評判らしいけど。

　早い時間帯に来たつもりでしたが、店内は８割ぐらいは埋まっています。
　ちなみに、退店時には、それなりの待ちが出来ていました。
　やはり人気店なんですね。
　待ち無しで入れて、ラッキーだったようです。

　４人席の２人利用。
　席の担当は、香港系らしき青年。学生のバイトっぽくも見えます。
　それなりの混み具合ですが、入り口付近で立ち話をしていたので、ちょっと頼りなく思いましたが、仕方ないっスね。

　とりあえず、おススメを聞いてみます。
　バイトだとしても、よく出るメニューぐらいわかるだろうと。
　わたしは、ポキが食べたいとだけは伝えました。

　それならば、シーフードの盛合わせならば、ポキも入っていると、勧めてきました。
　メニューを見てみますと、牡蠣や海老とともにポキもある。
　ならばと、彼のリコメンドにノッてみましょう。

　カミさんは、シーフードより肉が好みだと伝えると、ウチはステーキも評判だと。
　昨日もステーキ食べたけど、美味かったし、有名店だから外れることもないだろうと。
　ステーキにはライスも付くようで、そのライスをわたしがいただき、カミさんは主菜にとパスタをオーダー。


　結論から申し上げれば、もう行かないです。
　完全に観光客目当ての、バリバリの観光地仕様（笑）
　ここまで徹底しているのも潔い。

　まずは、コスパ。
　これが、場末のレストラン出てくるクオリティ（料理、サービス）ならば、仕方がないかと諦められかもしれませんが、ワイキキの一等地に居を構え、それなりに知名度があるお店となれば、やはり相応でなければ、、、

　料理の質は、さほど悪いとは感じませんでしたが、いくら場所代、有名税込とは言え、観光地価格も甚だしい。
　わたしたちは、料理３品、ドリンク２杯。
　サービス料、チップ相当込で、１４０＄ぐらいだったと思います。
　当時は、レートが１００円を余裕で下回っているかなりの円高ドル安の頃でしたのが、それでも割高感を感じたわけですから、レートが１２０円程度で換算すると、１７，０００円近くになるわけで、、、

　円高の恩恵を受けなければ、観光地価格も甚だしいと、感じると思います。
　円換算で、１０，０００円でお釣りがくる程度が妥当なのではないか、、、と。

　また、チップは最初から乗せられたＣｈｅｃｋになってます。　
　説明がないので、それって、どうなのかなぁ、、、
　多分、１５％ぐらいだから、レストランとしてみれば相応なのでしょうけど。
　知らない、気付かない人は、別途チップを渡しちゃうかもねぇ。

　のように、コスパだけ見ても、再訪はないでしょう。
　さらに、、、


　その前に、お味の方はと言うと、そこまで悪くない。
　素材のフレッシュさも、これまた悪くない。良くはないけれど。
　だからと言って、飛びぬけた何かがあるわけでもない。
　本当に、普通過ぎる内容でした。今日日、日本のファミレスの方が美味いとも言えるｗ
　なので、印象的かと言われると、、、

　ステーキは、ちと固いが、ご愛敬レベル。
　ガーリックチップで味付けされているが、味自体が薄いなぁ。

　パスタは、シーフードの火の通りがちょっと弱かった。
　わたしは、全然Ｏｋだけど、生もの苦手のカミさんは、ギリ。
　麺は茹で過ぎで、柔いソフト麺チックｗ

　お目当てのポキは、胡麻油が強くて、海藻が和えられています。
　不味くはないけれど、この手の調理法なら、やっぱ醤油ですねぇ。
　

　と、お味の方は、ネガティブ過ぎではないのですが、サービスは、、、
　こりゃ赤点に近いかな。
　日本的なサービスの観点からすると、残念この上なし。

　まず、スタッフが動かない。
　手を挙げて合図するも、壁際でスタッフ同士のおしゃべり花盛り（笑）
　食事中も、まだ間食していないのに、残り少なくなると、早々に片づけられる（笑）
　とにかく、スマイルスマイルしときゃあ、問題なしって感じで、ちょっと眉を釣り上げても、、no problem って雰囲気。

　ああ、こりゃダメだｗｗ

　悪くなければ、ロブスター（生簀に入った活ロブ）まで考えてましたけど、早々に無かったことに（笑）


　ワイキキのど真ん中で、カジュアルに料理をいただけるお店だと思います。
　でも、やっぱ高いよね（笑）
　サービスの質まで含めると、観光地価格で収まらないようにも思います。

　街中をブラブラしていた時、牛角や餃子の王将に日本人が列を作っているのを見て、わざわざハワイにまで来て、なんで日本食？
　って思ってましたが、そっちの方が賢いかも、、、
　なんてね。

　ごちそうさまでした。