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| 店名 |
Spicy Pavilion(絶代双椒/スパイシー・パビリオン)
|
|---|---|
| ジャンル | 四川料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+1) 8088888306 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
ハワイ100 N. Beretania St., Suite 113 Honolulu HI 96817 |
| 交通手段 |
ワイキキから車で20分 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
|---|---|
| 駐車場 |
有 チャイナタウン・カルチュラル・プラザの駐車場利用 |
| 利用シーン |
|
|---|---|
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可 |
| ドレスコード | 特になし |
| ホームページ | |
| オープン日 |
2016年4月 |
| 備考 |
【公式Facebook(英語)】https://www.facebook.com/spicypravilion/ |
| 初投稿者 |
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The Hawaii's Best Restaurants
エイ出版より
ハワイ在住の四川出身者も足繁く通う一度来たらまた来たくなるレストラン。
新鮮な食材に、清潔なキッチン……
美味しいレストランには必ずワケがある。
今から約1年前。僕がいつも新店のオープニングをチェックしている世界最大級の口コミグルメサイト『Yelp』の新着情報で飛び込んできたのが、この四川料理専門店『スパイシー・パビリオン』だ。ハワイで中華というと広東料理をベースにさまざまなエッセンスをミックスするレストランが多く、北京や上海といった地方色をきちんと打ち出した店は少ないのだが、ここはピリッと辛味が効いた本格的な四川料理を食べられる貴重な1軒。独特の辛さや山椒の香りを生かした期待以上の美味さに、それ以来定期的に訪れる店のひとつになった。四川料理というジャンルでは、間違いなくオアフでNO .1だ。
「出身は広東の隣の江西というところなんですが、私たちの故郷でも四川料理と似た、辛さの効いた料理を食べます。私も主人も四川料理が大好きで、料理を作るのも食べるのも大好きで、いつしか本格的な四川料理のレストランを出すのが夢になっていました」
もともと一家そろって中国でレストランを営んでいたというこの店のオーナーシェフ・ギャリーは、1999年にハワイへ移住。旅行代理店での勤務やカリフォルニアへ移住しての飲食店経営など、紆余曲折を経て現在のレストランオープンへと辿り着いたのだという。僕のお気に入りは、四川料理で代表的な唐辛子と山椒たっぷりの水煮牛肉、豚肉のそぼろと茄子を炒めた肉末茄子、歯応えと見栄えの良い香港の麺を使った四川炸醤麺、特注の薄皮で包まれたワンタンを使った紅油抄手の4品だ。
「茄子はハワイでは栽培していない特別な品種をアメリカ本土から仕入れています。少し割高になってしまいますが、柔らかくて美味しいんです。切り方も味が全体に回るように細かい切込みを入れています。ワンタンには肉だけでなくエビも入れているんですが、実はそれだけで美味しさが格段に違うんです。味の決め手となるラー油も良質の乾燥唐辛子をオーブンにいれて温めて小さく刻み、ちょうどよい温度の油を使って作る自家製にこだわっていますよ。美味しい料理は、やっぱり手間と時間をかけないとね」
笑顔で楽しそうに話してくれるオーナー夫婦。どのメニューからも四川料理らしさを大切にする姿勢と、食材、調理の両面に対して、オーナー夫婦の確かなこだわりが感じられる。
ただ、美味しさの秘密は食材へのこだわりや調味料だけではない。店内奥のキッチンを覗かせてもらうと、いわゆる中華料理店の油っぽい調理場とは似ても似つかないほど清潔な料理環境が整っている。世界各国のレストランを見てきたが、美味い店のキッチンは必ず清潔なのだ。
「ちょっと待っててね、すぐできるから」
一張羅のユニフォームを来てコック帽をかぶり、慣れた手つきで中華鍋に調味料を合わせ具材を投入し、膝を巧みに使って火加減を調整する主人。熱した油に調味料が合わせられ調理場からホールに香ばしい匂いがいっぱいに広がり、見ている間に次々と料理ができ
あがる。
「もちろんすべて注文を受けてから作っていますよ。新鮮なものほど、美味しいですから」
美味しいものを作って、それをお客が残さず食べる。それが何よりの喜びだというオーナー夫婦。シンプルだけど強い思いは、この店を訪れれば、至るところから感じられることだろう。ちなみにこの店、残さず美味しく食べるためにも、できるだけ友人を誘って訪れてほしい。いろいろなメニューをシェアして楽しむのがおすすめなのだ。