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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
Dew Drop Inn（デュー・ドロップ・イン）
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|---|---|
| ジャンル | 台湾料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+1) 8085269522 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
ハワイ1088 S Beretania St, Honolulu |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
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| 支払い方法 |
カード可 （VISA） |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 駐車場 |
有 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可 |
| 備考 |
お酒は置いていないので持ち込み可。 |
| 初投稿者 |
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The Hawaii's Best Restaurants
エイ出版より
ハワイに戻ってくると必ず足を運ぶ店が幾つかあるのだが、4人以上仲間が揃ったときの定番といえば、この『デュー・ドロップ・イン』。餃子が美味しいと聞いて初めて訪れたのだが、ホールを切り盛りする奥さんにおすすめをいろいろ教えてもらうと、どれも他の店では見たこともないようなメニューばかり。言われるがままにオーダーしたオリジナルメニューがどれも驚くほど美味しくて、一気にはまってしまった。
僕をトリコにするメニューを考案したのは、台湾出身というオーナーのチャーリー。長年上海でレストラン経営をしていた祖父と父が文化大革命を機に台湾へ移住。移住後も家業としていたレストランで料理を覚えた人物だ。
「父のレストランは台湾ではかなり有名で、当時の大統領も常連でした。僕は17歳の時に父の意思を受け継いで皿洗いから厨房に入り、材料の仕込みなど、全部覚えました」
若くして料理の基礎を学んだチャーリーは、兵役を終えた1983年にロサンゼルスへ渡る。1987年ハワイへ移住し、その翌年にあたる1988年8月8日にこの店をオープンしたという。
「中国で8は幸運を意味する数字。おかげさまでもう30年近く経ちます」
そうしたゲン担ぎのエピソードもどこか心温まるけれど、僕がここを気に入っているもう一つの理由は、完全家族経営だということにある。キッチンにオーナーのチャーリーが立ち、奥様のベッキーがホールを回す。最近では、息子のジミーも跡継ぎ修行としてチームに加わり、ホールやキッチンで忙しそうに働く姿を見かけるようになった。余計なコストをかけないために家族だけで店を切り盛りすること自体はハワイでも珍しくないが、それを30年近く続けているということがスゴいのだ。
「ハワイは多国籍文化でしょう。台湾料理と上海料理と、あとローカル的な要素を少し意識して作っています。材料は毎日チャイナタウンまで買い付けに行き、ベストな品質と値段の食材をたくさんの店からそれぞれ買い集めます。〝ベストな品質の食材で、ベストな
クオリティの料理を出さなければ、お客さんには伝わる。そして、そのお客は次回から他のレストランに行く〞というのが父からの教えなもので、多少高くても、クオリティを優先します」
祖父の代から代々続くレストラン家業に生まれた彼ならではのポリシーだろうか。料理を作ることを楽しんでいる傍らで、しっかりと経営方針や戦略を自然体で心得ているのもおもしろい。「私ももう61 歳なのでね、そろそろ息子の出番です」と笑うチャーリー。彼
がいなくなるのは少し寂しい気もする反面、彼の料理人哲学を息子がしっかり受け継ぐのを見守りながら、新たなオリジナルメニューが生まれるのを待つのも、これからの楽しみになりそうだ。
ちなみにこの店、代表的な台湾料理からオリジナルまでメニューにはなんと100種近くの料理名が並ぶ（一時はもっとあった）。大人数で訪れていろいろシェアして楽しんでほしいが、その際に絶対外してほしくないのはオリジナルメニューの方。僕が何年通っても必ずオーダーしてしまうエビと豚のスパイシー・ソース・ワンタン（紅油雲呑）、ベジタリアン・ビーンカードボール・チョイサム添え（素菜腐皮＝湯葉と言えば伝わります）、豚挽肉と豆腐炒めごまパン添え（肉未焼餅）にコンビネーション、ビーフ・ブロッコリー・パン・フライド・ヌードル（芥蘭牛煎隻麺）。まずはこの4品からお試しを。