レビュー２，５９９件目は札幌のミシュラン三ツ星のフレンチへ(｀･ω･´)ゞ : レストラン・モリエール

２０１８年２月

いよいよレビュー２，５９９件目となるはずでしたが、食べログサイドの仕様変更によりレビュー件数という概念が消えてしまいましたので、あくまで自己カウントベースとなります(;^_^A

これまでの私のキリ番レビューの変遷は７７７件目『晴山』９００件目『肉山』

９９９件目『千疋屋総本店 日本橋本店』１，０００件目『天寿し 京町店』

１，１１１件目『太庵』１，１９９件目『沖縄懐石 赤坂潭亭』１，２００件目『鮨 さいとう』

１，２３４件目『ラール・エ・ラ・マニエール』１，２９９件目『川﨑』１，３００件目『オレキス』

１，３９９件目『ナクレ』１，４００件目『京都 吉兆 嵐山本店』１，４９９件目『Bouley』

１，５００件目『フロリレージュ』１，５９９件目『九絵』１，６００件目『すし匠』

１，６９９件目『草喰 なかひがし』１，７００件目『あさば』

１，７９９件目『鹿教湯 三水館』１，８００件目『ユカワタン』

１，８９９件目『豪龍久保』１，９００件目『カンテサンス』

１，９９９件目『いち太』２，０００件目『エクアトゥール』

２，０９９件目『SATO ブリアン』２，１００件目『レフェルヴェソンス』

２，１９９件目『由布院 玉の湯』２，２００件目『亀の井別荘』

２，２９９件目『ポンテ ベッキオ』２，３００件目『銀座 しのはら』

２，３９９件目『柊家旅館』２，４００件目『SUGALABO』

２，４９９件目『西麻布 K+』２，５００件目『未在』ときて、

２，５９９件目は『レストラン・モリエール』さんをもってきました(｀･ω･´)ゞ


今回はずっと来てみたかった"さっぽろ雪まつり"の時期にあわせて、札幌遠征を計画。

ランチにこちらのミシュラン三ツ星店を予約してありました。

札幌駅近くのホテル前からタクシーに乗車、円山公園へと向かいました。

ミシュラン三ツ星の有名店ということもあり、てっきり運転手さんは場所をご存知かと思いきや、近くなってきたところで「円山公園のどのあたりまで行けば宜しいでしょうか？」とのことΣ(´∀｀；)

あわてて北海道神宮に近いと申し上げますと、通りの向かいのお店に向かいにくい、横断歩道からはるかに離れたところで降ろされ、かなりの遠回りを強いられました(´-∀-｀；)

タクシー運転手さん、札幌に３店舗だけのミシュラン三ツ星店の場所くらい把握しておきましょうよ(－－〆)

これなら地下鉄と徒歩で来た方がマシでしたわ(苦笑)


そして雪道でコケることも念頭に、コケてもよい恰好というラフな服装で三ツ星店に来てしまった私は、店前で少し緊張(;^ω^)

ドアを開けて迎えてくださったスタッフさんにその旨の話をすると、「ドレスコードはありませんので、大丈夫です」とのことでしたε-(´∀｀*)ﾎｯ

店内は思ったより小ぢんまりとしていましたが、明るくオサレな印象でした。

すぐに満席となりましたが、他のお客様にもラフな服装の方もいらっしゃり、同じ三ツ星店としてパリの『アルページュ』に訪れた時の雰囲気に似ているなと思いました(#^.^#)

スタッフさん方も気さくでフレンドリーな印象、堅苦しさを感じることなくリラックスできました。

最初に北海道らしいハスカップシャンパン１，４２０円、その後は赤ワインのグラスからCHATEAU HAUT PRIEUR BLAYE COTES DE BORDEAUX２０１５、１，５００円を飲みながら、この日いただきましたのは１１，０００円のＭｅｎｕ Ｔｅｒｒｏｉｒで、その内容は、


①牛蒡

まずは牛蒡のスープからスタート。

牛蒡の旨味と繊維質などの成分が濃縮されたような味わい深いスープ、体内から温まりました（●＾o＾●）


②百合根

百合根を泡仕立てで。

百合根の食感と、素材本来の旨味を引き出した泡仕立てのソースがなんとも心地よいのでありました(^^♪


⓷ホタテ

可愛らしいビジュアルの１皿は、ホタテのムースを蕗の薹で包んで揚げたもの。

蕗の薹の苦味とホタテムースの甘みのハーモニーがいいですね!(^^)!


④野菜

お店のスペシャリテでしょう。

温野菜のサラダは、２５種類の野菜とハーブの美しい１皿でした。

写真撮影の後、スタッフさんの指示に従い、野菜たち種類のペーストとを混ぜあわせて一体感をだして完成となりました。

美しいだけでなく、野菜たち本来の美味しさをそれぞれでも、渾然となっても楽しめる魅惑的な１皿でございました('◇')ゞ


⑤リードヴォー

リードヴォーと椎茸をスパイスを効かせたパン粉とともに。

リードヴォーはジューシーで旨味たっぷり、椎茸も肉厚でこちらもジューシーでございました(*´ω｀*)


⑥アワビ

アワビは真っ黒という、驚きのビジュアルで供されました(ﾟДﾟ;)

アワビをイカスミ入りのパン粉とセモリナ粉をまぶして焼き上げてあるようでした。

そこにイカスミのリゾットがのせられて完成。

このアワビとイカスミの旨味の相乗効果には驚きましたし、リゾットも美味でした(*´▽｀*)

この日１番気に入った１品でございました。


⑦洋梨 紅茶

紅茶とレモンのシャーベットをまずはそのまま楽しみ、その後で洋梨のブランデーをかけて完成。

大人の雰囲気に変化したお口直しでございました。


⑧牛肉 馬鈴薯

牛のフィレ肉と真っ黒蕪、さらに馬鈴薯のグラタンがのせられ完成。

フィレ肉の火入れは絶妙、飲みこみたくないくらいの旨味でした(笑)

添え野菜は真っ黒に仕上げられた蕪、これも美味しかったです。

スペシャリテの馬鈴薯のグラタンは、北海道らしさを感じる素敵な１品でございました(*´з`)


⑨クレーム ダンジュ

デザートもスペシャリテのクレーム ダンジュ。

テーブルでプルンプルンのクレーム ダンジュが盛り付けられ、その後で仕上げにハスカップソースがかけられました。

さすがの味わいとなめらかな口あたり、そこにハスカップの酸味がよくあいました(*^▽^*)

ちなみにおかわりもススメていただき、ありがたくいただきました(笑)


⑩ハーブティー

この雰囲気でいただくハーブティー、格別でございました。


⑪シュトーレン

ここでまた驚きの演出Σ(ﾟДﾟ)

目の前で大きなシュトーレンから切り出され、供されました。


随所に、NHKの人気番組・プロフェッショナルにも登場された中道博シェフの北海道への愛を感じたコースはさすがのものでした(｀･ω･´)ゞ

この日の夜に行く予定の『鮨 一幸』の御主人と懇意にされているソムリエさんからは、いろいろな情報をゲットしました(笑)


お会計はサービス料１０％込みで1５，３００円ほどでしたが、大満足のランチとなりました。

また札幌を訪れることがあれば、是非とも再訪したいと思います(^_-)-☆