無料会員登録/ログイン
閉じる
公式
お店の営業情報は店舗関係者によって公開されています。
The Tabelog Award 2025 Silver 受賞店
食べログ イタリアン EAST 百名店 2025 選出店
気になるお店はこちらで保存ができます
電話なら予約できることがあります
閉じる
070-1139-0283
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
ともっち0609さんの他のお店の口コミ
| 店名 |
パルコ フィエラ(Parco Fiera)
|
|---|---|
| 受賞・選出歴 |
2025年Silver受賞店
The Tabelog Award 2025 Silver 受賞店
2024年Silver受賞店
The Tabelog Award 2024 Silver 受賞店
イタリアン 百名店 2025 選出店
食べログ イタリアン EAST 百名店 2025 選出店
イタリアン 百名店 2023 選出店
食べログ イタリアン EAST 百名店 2023 選出店 |
| ジャンル | イタリアン、イノベーティブ |
|
予約・ お問い合わせ |
070-1139-0283 |
| 予約可否 |
完全予約制 大変申し訳ございません、電話での予約受付は行っておりません。 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
JR稲穂駅徒歩1分 稲穂駅から132m |
| 営業時間 |
|
| 予算 |
¥30,000~¥39,999 ¥30,000~¥39,999 |
| 予算(口コミ集計) |
¥30,000~¥39,999
¥30,000~¥39,999
|
| 支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
| サービス料・ チャージ |
サービス料10% |
| 席数 |
7席 |
|---|---|
| 最大予約可能人数 |
着席時 7人 |
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
可 |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 公共交通機関をお勧めします |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり |
| ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
|---|---|
| 料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン |
| サービス | ドリンク持込可 |
| お子様連れ |
子供可 中学生以上 |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| オープン日 |
2020年2月10日 このお店はリニューアルしました。※リニューアル前の情報は最新のものとは異なります。 |
| 備考 |
キャンセルポリシーについて |
| 初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご報告をお願いいたします。報告フォーム
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
2025年10月16日、都内某所にて開催された「祿の会」。
札幌の名店「パルコフィエラ」が東京に降り立ち、祿の厨房で織りなす一夜限りの饗宴。
扉をくぐると、木の香りに包まれた静謐な空間が広がり、
外の喧噪がすっと遠のいていく。
静中動あり、動中静あり──まさに祿の空気そのもの✨
カウンターには、赤いスライサーが鈍く光り、
その傍らには豚や羊の生ハムがずらりと並ぶ。
熟成香が漂い、すでに食欲が刺激される
シェフたちの所作は淡々と、しかし確かな緊張感を帯び、
まるで茶人が一服を点てるかのよう。
職人技とは沈黙の芸術だと、改めて感じた。
一皿目は、生ハムと作りたてのモッツァレラチーズ。
生ハムの塩気とミルクの優しさが寄り添い、
舌の上でふわりと溶けていく瞬間の幸福感
「簡素にして至高」──この表現がこれほど似合う皿はない。
素材と技が手を取り合うような、静かな感動だった。
続いては、豚や羊の生ハムの盛り合わせ。
コルク色の皿に艶やかに並ぶ姿は、まさに“肉の錦絵”✨
噛むごとに香りが立ち、脂が甘く融けていく。
それぞれの個性が交錯しながらも調和する様は、
まさに百花繚乱・味の交響曲。
ワインを合わせずとも、香りの奥行きだけで酔えるほど
そこに寄り添ったのが、地元・札幌や余市の天然ハーブを使った
ノンアルコールのペアリング。
ミント、ヨモギ、カモミール、ジュニパー……。
グラスを口に運ぶたびに、北の大地の風が吹き抜けるよう。
香りが料理の余韻をそっと包み込み、
まさに心身清涼・幽香満喫の一杯たちだった
“飲まない愉しみ”をここまで昇華できるとは、まさに職人の感性の勝利だ。
続く皿は、黄金色に輝くボローニャ風前菜。
ふっくらと揚がった生地の上に、
花びらのようにモルタデッラがふわりと重なる。
香ばしさと塩味のコントラストが美しく、
まるで春風が舌の上を通り抜けるよう
天衣無縫という言葉がふと浮かんだ。
そして温皿は、北海道産松茸を使ったパスタ
その香りはやわらかく、押しつけがましさのない優雅さ。
ひと口ごとに、茸の滋味とスープの深みが重なり、
まるで森の呼吸を味わっているかのよう
医食同源・心身一如──身体の芯から温まる一皿だった。
魚料理は鱈と白子の取り合わせ。
雪解けを思わせる色彩、
口に含むと、白子のとろみと鱈の上品な旨味がひとつに溶け合う。
やさしい甘みの余韻が長く、
まさに雅俗折衷の世界。
そしてメインは、堂々たる鹿肉のロースト。
ナイフを入れると、しっとりと滲むルビー色の断面✨
ひと噛みで、深く豊かな旨味があふれ出す。
臭みはなく、ただ上品な野趣が残る。
濃厚なソースが重なり合い、口中で広がる香りは圧巻。
「これぞ北の力強さと祿の静けさの融合」
心技一体・至高饗宴とはまさにこのこと。
締めくくりは、あっさりとしたミルクアイス。
滑らかで清らか、そしてどこか懐かしい味わい。
コースの余韻を穏やかに閉じる“静の一匙”。
まるで夜の終わりに吹く涼風のように、心地よく消えていく✨
振り返れば、この夜の流れはまるで交響曲。
前菜が序章を奏で、松茸のパスタで転調し、鹿肉で頂点を迎え、
デザートで静寂に還る。
起承転結・波瀾万丈・静寂帰一──その構成美は見事の一言。
料理、香り、空気、人。
そのすべてがひとつの糸となって織り上げられた一夜。
一期一会・心満意足・感慨無量。
この夜に立ち会えたこと、それ自体が幸せだったなぁ✨
良き良き