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Twilight Warriors .
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鎮江肴肉が初手に出てくるのが超法規というか無法地帯、無国籍地帯九龍城寨の名残、なんてね。
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鳩は揚げるかかまど焼きが個人的な好み。
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トコブシビンボー！
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清蒸でくるところがシブい。老抽の利かせ方に抑制があるから、大陸っぽくならず港式に収まっている。
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思い切りよく焼乳猪に施された加熱由来な皮のデリケートさよ。
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店と肝入りさんが一日かけて用意してくれた迷你佛跳牆。え？ 読み方がわからない？ ggrksと読むんだよ。
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これからの季節は問答無用で通菜、しかも蝦醤。これぞ香港！
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揚げマントーは拝むだけでスマヌスマヌ。
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こんぬつわ。
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かつての九龍城寨もショッピングモールに。
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ムササビヒンソー
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
城寨風味（Wall City Flavor）
|
|---|---|
| ジャンル | 中華料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+852) 2-2718-0801 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
香港香港 Kowloon City, Carpenter Rd, 128 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
|
席・設備
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| サービス | 複数言語メニューあり（英語） |
| 公式アカウント | |
| 初投稿者 |
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「若い頃にお取引先のあった凹凸社のマネージャーが近くに住んでらして、呼ばれては日参、ビールをお付き合いしていた店なんですよ。その頃は路面の小さな店で」
……当社代理店J氏が懐かしそうな、甘酸っぱい思い出を話すような口調とともに案内してくれる。
場所はカオルーン・シティ・プラザという「とうのたった」ショッピングモールの一角。
店名の城寨風味という文字を見て、この建物自体が旧九龍城寨跡地であることに気がつき、
「あっ！ 」
となる。
そ、かつて香港迷（キ〇ガイ）と自他称していた８０年代後半から世紀末に多く散見されたサブカル大好き青少年、いまの中高年たちの間で、現在ヒソカにヒットしている映画
トワイライト・ウォリアーズ 決戦！九龍城砦（原題：九龍城寨之圍城）
https://klockworx.com/movies/twilightwarriors/
の舞台になった、「あの」九龍城寨ですね。
「いやあれ、面白かったですね、かつての香港ノワール英雄本色なんかの正当な系譜という感じ。嬉しかったなぁ。
殊更にいいのがセリフが全部広東語であるところ。これだと実に華南特有習俗【械闘】っぽい雰囲気が出るんだよね。」
とかなんとか、思わず口走ったところ、J氏「我が意を得たり」という顔で
「いやもう九龍城寨みたいなところには、今や若い人も大陸から移住や買い物でくるひとも昔の香港の文化を重視しないから近づきもせず、昔からのひとたちばっかり。
こちらも以前からの地元のお客さんばっかりで。ですから時分時になると麻雀牌をかき混ぜる音とか、食卓を囲むひとたちの声が騒がしくなることもあるかと思いますが、そこは勘弁してください。」
いやも応もない。
なにしろ香港、九龍城寨の「ありよう」は徳間ブックスOHS（オーヤブ・ホットノベル・シリーズ）に収録された
・エアウェイ・ハンター・シリーズ「狼は罠に向かう」
・沈黙の刺客
などで覚えた、大藪春彦の人殺し小説世界で脳が煮えたわたくしである。
「ああ、もちろんだ。冷えたビールとなんでもいいからウマいもん、片っ端からじゃんじゃん出してくれ！ 」
と、主人公の西城秀夫よろしく言い放ったわたくしを、誰が非難することが出来ようか、いや、ない、と古文の定法 #二重否定は強い肯定 でウソブきニヤリ。
というわけで、以下、注文はJ氏とJ氏の意向を汲んだ、当店老闆（おやかた）にオマカセ。
どれもこれも輪郭のはっきりした、とはいえ強い塩気に砂糖をドーピングして、それを際立たせ、ひとことで「旨い！ 」と言わせる方向ではない、大陸の割烹とは一線を画した、世紀末正宗港式、当地酒楼、酒家と言われた店で出てきた味わいで、なんとも懐かしい。
旨し旨しと皿に手を出し、小鳩のローストにむしゃぶりつき、迷你佛跳牆のもつ乾貨由来な複雑かつ玄妙なスープの味わいに酔いつつ、ついでに普段の三倍、四人でボーリング２ストライクほどの青島啤酒の大壜を空にしては、旺角信和中心でかつて流通していた３級VCD碟の表紙に描かれていた謎のひらがなや、尖東にあった大富豪夜總會でのアレコレなどの思い出話に、大いに花を咲かせない、事もない。
尚、具体的な御菜の詳細は、別掲の写真ないし、写真のコメント欄に当たっていただきたい。