マイレビュアーさんを朝粥でおもてなし。 : 粥世家

深夜便で早朝香港に着いたマイレビュアーさん。

旺角で待ち合わせしてましたが、全く迷うことなくピンポイントの待ち合わせ場所まで来てくれたのにはびっくりでした。最近ではカリブ海まで行っちゃう方ですから、１０年ぶりという香港。一度来たことがあるということでカリブの国へ行くのとはまったくレベルが違って簡単だったようです。

と言うことでこの日一日お付き合いいたしますが、やっぱり最初は朝粥ですよね。ワタシが最近最も気に入ってすでに５，６回行っている粥世家へ。

二人でオーダーしたのはこんなもの。

＊貝柱の粥

＊内臓各種の粥

＊ホット豆乳

＊蝦腸粉

粥はベースが同じなんで中の具が違うだけです。この店、朝早くからやっていて感じもいいし、旨いし。なによりマイレビュアーさんが喜んでくれて一安心です。

腸粉の種類もいろいろありますが、蝦にしました。海老の味が濃くて旨いです。腸粉を作っているところも後で見る機会があって、他の人にも製造方法の説明ができると思いますよ。唯一残念だったのは、油條がまだ揚げてなかったこと。一番油で揚げるゴマ団子を揚げているところで１０分後なら食べれましたが。またどこかでね。

いいスタートが切れました。さ、旺角から尖沙咀まで歩いてスターフェリーに乗りましょうか（笑）。

旺角の朝。

やっぱりお粥がええなあ、と思って歩いていたら新店を見つけました。

ええぞ、と思って入ろうとしたら満席。相席でも満席。じゃあまた来るね、って思いながら次の店を探しに歩きます。

ちょっと新店は期待し過ぎと反省して、前回とてもおいしかった粥世家に行きました。

お客さんは出たり入ったりで平均３組くらいかな。メニューを見て決めたのが

＊腰瞯粥（レバー、腎臓の粥）　３２HKD

おかあちゃんにオーダーしてしばらくすると、何か伝えに来ました。

う～ん、早口の広東語で何を言っているのか分かりませんが何か問題があってオーダーのものが出来ないようなことを言っている感じです。

『没問題唖』と、いいですよって返します。

やがて粥が運ばれてきて、さっきの問題はいかに？

うんまいお粥です。本当にこの店はうまい。で、食べると、ははん、分かりました。

具はレバーだけですね。腎臓がないと言いに来たんです。問題ありませんで返して正解でした。

先日、２日前、腎臓粥でしたから。

じっくりと時間をかけて全部いただきました。

おかあちゃんにおいしかったと告げて３２元払って。

店を出て２０ｍほど歩いたらおかあちゃんが追いかけてきます。あれ？お金ぴったりに払ったけど間違えたかな？

『＆％＄＃・・＊＠XX』

と言って１０ドル札を渡してくれました。

そっか、レバー粥は２２ドルで差額の１０ドルを返したかったんですね。

いやあ、ほれてまうやろ。

香港に来ています。

２０１７年２月の香港遠征の最終日。

この日の夕方の便で帰国します。昼はミシュラン★のレストランで飲茶を予約していて。朝はいつものように中華粥。

毎朝ウォーキングしながら店を探して、飛び込みで粥をローカルの人と一緒に楽しむ！という旅が楽しくて続けてます。香港では、トリップアドバイザーを見てその土地の一番店に入る！という初心者の旅行は１０年前からやったことがありません。

ですから、オープンライスにも掲載していない店もあって、住所、電話番号を訊くのがスリリング。折角載せてもそういう店は日本からｗｅｂ上で探すことは出来ませんから、掲載保留になる確率高いですが知ってる人は知ってるんで。

この日の朝はそういうわけで時間の余裕がありませんから、前日探しておきました。すんなり店に到着。

ジブン感覚では朝7時以前にオープンの店が１０％、朝７時オープンが４０％、朝１０時以降が５０％とそんな感じの香港粥店事情。ここは７時。メニューも豊富です。

粥ばかりでなく腸粉のラインナップもすごい。

では、温かい豆乳（熱）から。おいしいです。１２０円。

お粥は、

鮑片及第粥 ３７HKD＝５５０円。

及第粥とは、もつ粥、内臓が入った粥のことです。内臓はレバー、まめなど数種類。めちゃうま。あわびもいっぱい入っていて、この値段はすばらしい。

この店はメニューもしっかりしてますので、広東語、北京語が分からなくても指差しオーダー可能ですから、あなたも是非どうぞ。

（＃５３０５）