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| 店名 |
陸羽茶室(Luk Yu Tea House)
|
|---|---|
| ジャンル | 飲茶・点心、中華料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+852) 25235464 |
| 予約可否 |
予約可 午前は電話予約不可です。 |
| 住所 |
香港24-26 Stnley Street, Central |
| 交通手段 |
港鐵(MTR) 港島綫・荃灣綫 中環駅 D2出口より徒歩5分(戯院里→德已立街→士丹利街) |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
※訪問時点の為替レート換算での金額になります。 利用金額分布を見る |
| 支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
| サービス料・ チャージ |
サービス料10% |
| 席数 |
400席 |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 入口にメーターパーキング、午後6時以降はバレーパーキング有 |
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 一軒家レストラン |
| サービス | ドリンク持込可 |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| オープン日 |
1933年6月11日 |
| 備考 |
アルコール類持ち込み可、持ち込み料(開栓費)なし。 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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現地法人や協力会社の歴代の秘書に「お客さんと行ける飲茶の店を手配して欲しい」とリクエストすると、そのほとんどがここ「陸羽茶室」を薦めてくる。
フォーシーズンズの「龍景軒」や「福臨門」あたりも入ってくるのかなと思ったが、見事にここに集中した。
どうやら香港ではここは特別な飲茶の場所として認識されているらしい。
昔は「一見さんお断り」だったというこの店は、入口にはいつもドアマンが立っていて、クラッシックな洋風な店内もこの特別な空間をさらに引き立てている。
私たちはいつもここを訪れる時は、事前に予約して1階のホールを希望する。
気のせいかもしれないが、1階と2・3階とは雰囲気もサービスも違うような気がする。
ひょっとしたら、観光客は2・3階にという方針なのかもしれない。
ただ単に天井が高いだけかもしれない。
まず飲茶のメイン「お茶」を注文する。
私はいつも「普洱(プーアール)茶」。
ここのお茶は値段も高いが明らかに美味しい。
きっと良い茶葉を使っているのだろう。
そして料理。
ちょっと前まではワゴンで廻ってくることもあったのだが、最近はほとんど注文式になったようだ。
注文票は中国語しかない(メニューは英語もある)から、この店に行くときは地元の人がいる時にしか行かないようにしている。
ちなみに・・・、
ここはおそらく香港でも最も格式の高い茶室。
お茶の作法で店員の応対も違ってくる。
料理に異常に興味を示したり、お茶の扱いがぞんざいなのはご法度。
そのためにも飲茶の作法を心得た地元の人と行くのが良いと思う。
そしてお茶を中心に優雅に飲茶を楽しむのが良い。
従って、その料理は、素材の良さや丁寧な仕込みは随所に感じることができるが、他の店に比べてインパクトはさほど変わらないと感じるかもしれない。
でも、何度も訪れるとその違いが分かるようになるし、この店ならではのものも発見できる。
私がこの店で特に美味しいと思うのは・・・、
「海老のすり身を乗せたブルスケッタ」
「蟹みそたっぷりの餃子」
「牛肉餃子という名の肉団子」
「香りがすごい海老のちまき」etc.
でも、例えば「海老餃子」なども海老の切り方や食感は素晴らしい。
「スペアリブの蒸し物」といった定番ものも臭みが全くない。
そして、予約時に席と同時に注文しておくのがこの店の名物の「鶏の皮ともち米の詰め物」。
皮のパリパリ感と味の浸みたもち米の柔らかな食感が素晴らしい。
初めてこの料理を食べた人も必ず満足する逸品だ。
ちなみに、この店は飲茶としてはかなりの高額になる。
一般的な飲茶の店と比べると恐らく2~3倍、高級店の中でも高い部類だと思う。
でも、夕食として利用するのも良い方法かもしれない。
北京ダックだのフカヒレだのというものはないが、飲茶とも違う会員制クラブだった頃からの伝統的な香港料理がこの雰囲気とサービスの中で味わえる。
そして料金も多少酒の飲んでもひとり1万円前後で済むと思う。
かつては殺人事件の舞台にもなったことがあるこの店だが、そんな歴史も飲み込んで今も輝き続けている。
よく「一度は行ってみる価値があります」というが、この店に限っては、一度行っただけでは良さはまず分からない。
それでも「行ってみたい」という方は、ランチのピークを除けば予約なしでもまず入れます。
お茶と点心2品なら3,000円程度で済むと思います。
ここは香港の中でも別格の飲茶のお店のようです。