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漢字で書くと「夜上海」 高級チェーン店フュージョン風味。
滬菜の店ですが香港だけに炸子雞があり、なかなか美味。
砂煲雲呑雞。本来は江南でも杭州の名菜であるが、美味けりゃいーンである!
馬拉糕的な一品。なんだか有難い名前が付いていたけど失念。図体の割には空気をたくさん含みふわふわで軽く、黒砂糖っぽい甘味が自然。理屈として美味しいのはわかる。
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ムササビヒンソー
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| 店名 |
yè shanghai Hong Kong(夜上海)
|
|---|---|
| ジャンル | 中華料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+852) 29189833 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
香港金鐘道88號太古廣場3樓332號鋪 |
| 交通手段 |
港鐡(MTR)港島線・荃灣線 金鐘駅から南へ徒歩10分 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 (VISA、Master) |
| サービス料・ チャージ |
10%サービス料 |
| 席数 |
56席 |
|---|---|
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間 |
| ドリンク | ワインあり |
|---|---|
| 料理 | 魚料理にこだわる |
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ホームページ |
http://www.elite-concepts.com/page.aspx?corpname=elite&i=425 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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毎度おなじみ香港巡業。
鉄製のフライパン二枚にダマスカス鋼の包丁三丁、フェライト系ステンレス鋼雪平鍋一つ、そしてコックコートとエプロンを二着ずつ、リモワ・サルサのポリカーボネート製108Lスーツケースの半分に押し込み、飛行機の中で北方謙三「大水滸伝」シリーズ「岳飛伝」の最終話17巻「星斗の章」を読み終え、白井さゆり氏著「東京五輪後の日本経済」に取り掛かり、iPadを眺め続けた目が、流石に疲れたな、という頃合いに赤鱲角空港に到着。
パスポートコントロールを抜け、機場快線を使い香港島に至り、そこからは的士で銅鑼灣の定宿へ。
荷物を解き、装備をまとめ、明日からの「仕事場」に諸々確認に行くと、小社香港代理店J氏が莞爾として出迎えてくれる。
「さあMSSBさん、夕飯食べに行きましょう。今夜はフュージョン・シャンハイ・レストランを用意してあります」
お声がけには応えるのが、ジェントリーであり、ギャランティーでありノブレス・オブリージュである事は道理であり、社会通念であり、ワールド・ヴァリュー(世界基準©️副島隆彦)である事いうを待たぬ、と同時に、義を見てせざるは勇なきなり、スヴェーデン食わぬは侠のハジ! でもあるので、はい、行きましょう、すぐ行きましょう、と、ホイホイ乗っかる。
金鐘(がむちゃん、アドミラルティ)駅、太古廣場(パシフィックプレイス)の三階、日本風に言うと四階。イタリーはミラノのお菓子屋「COVA」の出店とおんなじフロア。
ねいほー、こんぬつわと入って行くと、チューカ料理屋というより西欧料理屋の風情。ちょい舞台の「書割り」風であるが、高級感を醸し出そうという努力は理解できるつくり。照明は、香港酒楼基準? で、やや、明るめか。
小型の円卓には白いクロスが掛かり、イタリーMEPRA社謹製業務用18-8ステンレス鋼のテーブルスプーンに黒檀調樹脂箸。
初手は香港啤酒こと嘉士伯(かしばー、カールスバーグ)で乾杯、続いてソムリエ氏がものものしく運んできたドリンクリストから、無難にアルザス・リースリングを選び、グラスで。
チューカにはリースリングないしグリューナフェルトリナ、というのが我が常道、というか「思い込み」 又は、 #いんだよ細けえ事は! とも言う。
思い込み滬菜では砂煲雲呑雞に決めている。
決めているのに理由はない、あったとしても忘れてしまった。
もしあるとすれば、その他、清炒河蝦仁だのの典型的江南料理さまざまもとったが、飲むのと食うのとおしゃべりに忙しく #シャシン撮り忘れたから という #冷徹な事実 に加え、フュージョンというのをいい事に、粵菜、というより港菜の典型である脆皮龍崗雞(炸子雞)をとってしまい、そのできのよろしさにリースリングをがぶ飲みしてしまった #冷酷な現実 を隠蔽し、江南料理といっても杭州の名菜という事になっている当該御菜を掲載する事で、半可通ぶりを鼻にかけたいから、とは、全く言っている(書いている)事に説得力がないから黙っている。
そう思いながら、丸鶏と金華火腿の塊を、丁寧かつ濃厚に抽出した白濁しつつ膠質の嫌味か浮かび上がっていない上等な鳥スープで煮込んだところに肉餡が包まれた雲呑が泳いでいるさまは、まこと豪奢でありながらも飾り気はなく、ツユをナミナミと吸った雲呑に齧り付くと、口腔に滋味が溢れ、ここに二杯目のリースリングを口に含むと脳がシビれるほどの旨さで、あまりの満足感に全身が弛緩し、席から腰を上げることが出来なくならない、事もない。