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昔ながらのスタイルを今に伝える茶樓「蓮香樓」地元香港人の絶大なる支持を受けている。
こちらの口コミはブログからの投稿です。?
記事URL:http://blog.goo.ne.jp/yumeirotansaku/e/8ac2699a8b7b7db4dc832d0685c37bc3
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みにたろう
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| 店名 |
Lin Heung Tea House(蓮香樓)
|
|---|---|
| ジャンル | 中華料理、飲茶・点心 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+852) 25444556 |
| 予約可否 |
予約可 夕食時に限る |
| 住所 |
香港G/F 160-164 Wellington Street, Central, Hong Kong |
| 交通手段 |
港鐵(MTR)港島綫上環駅E2出口から徒歩3分 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
※訪問時点の為替レート換算での金額になります。 利用金額分布を見る |
| 支払い方法 |
カード可 (VISA、Master) |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
|---|
| 料理 | ベジタリアンメニューあり |
|---|
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 一軒家レストラン |
| オープン日 |
1926年 |
| 備考 |
上環德輔道西 46-50號2-3樓に姉妹店(蓮香居)あり。 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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最終日の朝食を摂るべく向かったのは、
昔ながらのスタイルを今に伝える茶樓「蓮香樓」(LinHeungTeaHouse)
-省略-
調べたところ、広州「蓮香樓」の創業は1889年。
その香港支店を出すという形で出店。香港「蓮香樓」の創業は情報誌等により
異なっていました(1925年or1926年)が1920年代のよう。現在は別会社です。
場所は、中環のはずれ、上環寄り。
写真右手の坂道をあがり、途中を右折したところが昨晩の「大班樓」さん。
入店し、正面の階段をのぼると円卓が並んだフロアはお客さまであふれかえってます。
-省略-
この時間帯の予約はできません。
まずは、自力で席をゲットせねばなりませんから冒頭からガッツが必要。
気後れしている場合ではありません。
洗い場?に近いテーブルになんとか空席をみつけ、相席という形で着座。失礼します。
ガヤガヤとごった返す店内は「陸羽茶室」さんとはまた違う香港ローカル臭満載。
新聞を広げながら食事をされる方、近くの席の方と歓談される方など様々だ。
セットされたのは、箸(直置き)、皿、茶杯、小椀、レンゲ、洗杯用の器。
自分でジャブジャブ食器を洗いましょう。
急須として使う少し大きめの蓋碗へは、給仕のおじさんが茶葉と湯を入れて
くれるのですが、お茶の種類の選択可能。
普洱(ポウレイ)茶をお願いしました。
当店の飲茶のスタイルは、昔ながらのワゴン式。
今回は戦場さながらのフロアで飲茶にありつくため視覚的にOKというものを
取ってきていますので正式な料理名はなし。
推測に基づくものなので正確さは保障できません。ごめんなさいね。
おばちゃんから蒸籠を受け取ると小皿に醤油を入れてくれます。
一つ目は、魚の浮き袋、鶏肉、シイタケをサンドした蒸し物。(綿花鶏?)
味はまあまあなのですが、魚の浮き袋がスポンジを食べているようで微妙に馴染めず。
次は湯葉を敷いた牛肉球。下味も控えめ、肉々しさの乏しい団子。
牛肉腸粉、タレは目前にてかけていただけます。しっとりつるるんとした質感。
タレの味も程よく、これは楽しめた♪
燒賣
歯を入れるとぼわんっという曖昧な食感。
牛肉球同様、練り物のような歯ざわりを感じるのですよ。
香港の飲茶、焼売はどこも肉々しい、という私の概念が崩れたような。
ローカル飲茶はこれで良しなのかな??
さて、当店ではピークタイムおっとり席でかまえていたら人気の点心にはありつけません。
厨房から蒸籠をのせたワゴンが客席へ向かう途中に、お客さまがどっと押しかけます
から当然、各卓を回りきる前に売り切れてしまうこともあります。
これが、身にしみてわかったのは上記4品あたりに箸をつけてから。ちょっと遅すぎ。
(残っていたってことは、人気がいまひとつということかい??)
周囲を観察する余裕というか、この状況に慣れてくるとローカルルールが
みえてきたのです。
ともかく湯気の出る蒸籠をのせたワゴンに、お客さまが群がったらひとまず自分も
群れに頭をつっこむ。 当店ではこれぐらいのタフネスを持たないと
飲茶サバイバルに打ち勝つことはできないのだ。
伝票を片手にワゴンバトルに乗り込んだ、連れの戦利品。
ゲット時には、おばちゃんにスタンプを押してもらいます。
ほのかな甘みのあるふかふかの包。
中には豚の三枚肉ともう1種類の具を挟んでいます。
このもう1種類がよくわからない。食感がやはり練り物のよう。
-省略-
ところで、卓上隣は洗い場?まあ、こんな感じなんですわ。
給仕さんが、洗杯に使った茶をザッと流したり、茶葉をポイっ。
それが洗い場のお姉さんの足にかかったようで、
「○×△(怒)」 ちょっと!私の服にかかったじゃない!風に大声が飛ぶ。
給仕さんは「○○○〜」 すまなかったね〜、風に返答なされていたような??
そんな中でもワゴンのおばちゃんはマイペースだ。
いろいろな人間模様が展開されるピークタイムの蓮香樓の飲茶。
お茶で汚れたテーブルなども、ここで気にしていたらはじまらないようだ。
なお、食べ切れなかった点心は持ち帰り可。
ワイワイガヤガヤ。少々、この場の雰囲気にも疲れてきました。
会計は、2階にて。
埋單は、約1人当たりHK$56 これなら普段使いできるお値段です。
1階には水槽。夜は広東料理が楽しめます。
表の看板にも出ていた「蓮香霸皇鴨」は当店のスペシャリティ。
また、ショーケースにはお土産にもなる中華菓子他が販売。
昔ながらの庶民的な味と雰囲気を残す「蓮香樓」
正直なところ、早朝から営業されているので帰国日の朝に予定を組んだのですが
くつろげる感じではありませんでした。
やはり帰国日には、ギリギリまでまったり飲茶がしたかったなあ。
しかし、ローカル飲茶の熱気を体感するにはうってつけ。
利用は滞在期間中、やる気のみなぎっているうちにクリアされるのが
よろしいかと思います。