香港人と飲茶談義
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お店外観
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メニュー
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鮮蝦餃 豉汁鳳爪 普洱茶
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鹹魚肉餅飯はぐちゃぐちゃにかきまぜて頂きます。
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蟹王焼賣 豉汁排骨
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海鮮飯店、というだけに飲茶だけの店じゃなさそう。
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点心を頼むたびにマークが記入されます。
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店内
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抽斗から猛然と蒸気が。おいしさが伝わります。
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kasuganomichi
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
和記海鮮飯店
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|---|---|
| ジャンル | 中華料理、飲茶・点心 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+852) 27825837 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
香港香港佐敦渡船角文英街 21‐23號地下 |
| 交通手段 |
港鐵(MTR)西鐡綫 柯士甸駅 B5出口から徒歩5分 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
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| 支払い方法 |
カード不可 |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
メニュー
| 料理 | 魚料理にこだわる、朝食・モーニングあり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン |
| サービス | ドリンク持込可、テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可 |
| 公式アカウント | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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香港は言わずと知れた飲茶の伝統を現代にもっとも濃密に引き継いでいる都市です。たしかに、美味しい店は多い。最近は夜茶や専門店も増えています。
そういう香港の人たちは、じゃあ飲茶にどれくらい、どのような思い入れ、こだわりを持っているのでしょうか。
これがね、案外いい加減。あまりにも日常化した生活シーンだけに、どんなお茶を飲み、どんな点心を楽しむか、は２のつぎ３のつぎ。集まってわいわい家族・親戚や友人とテーブルを囲むのが第一、という人が圧倒的に多いと私は見ます。近所にあるコンビニ、スタバ、あるいは毎日食事をする学食、みたいな感覚に近いのかもしれません。
中学生のころからの知己の香港市民、Ｓ哥。香港の食事情に精通しています。最近彼にずばり聞いたのです。
ねえ、君が、今日はとびきりうまいところで飲茶しよう、と思った時に行く店ってどこ？
「うーん、ちょっと難しいな。そんなふうに思わないから。」
君のいつものところは、太子の鳳城だろう
「そう、あそこは悪くない」
でも毎週だとさすがに飽きるでしょ。今日はちょっと違う美味しいところにって・・・
「うーん、まあ。香港島なら蓮香樓、陸羽茶室、あと気軽なところで最近港鐡港島線の西行き延長にあわせて堅尼地城駅近くに移転した新興食家、九龍だったら、ほら、佐敦に金山海鮮の出した支店とか」
えーっ。何それ。そんなの日本のガイドブックにも載ってるじゃんよ。てか、最後のやつなんか、私が見つけてあんたに教えたとこでしょ。もうちょっとやる気出して。
「そんな態度だったら教えてやんない」
やれやれ、５２歳と５４歳の会話じゃないな。
ようするに、彼の論点は、では日本人の私が、今日は美味しい味噌汁を朝にいただこう！と思っていくお店はどこかって聞かれても困るでしょ、ということなのでした。しかしこうなっては私も引っ込みつきません。その後３０分は食い下がって、なんとか聞き出したお店が、こちら。
２月の寒空（と、香港人が固く信じてダウンジャケットを羽織っている）の下、早朝７時前に２名予約なしで入店。
入口のすぐ左手に大きなレジカウンター。そこに座っている青年から、ほれ、あそこで相席して、と言われて座ります。お茶は普洱をお願い。女性の店員が笑顔で点心のリストのプラスチック板を持ってきてくれる。なるほど、大体主な種類は揃っているようです。
しかし、点心を運ぶワゴンも、注文するチェックシートもない。どうやら店先に皆自分で取りに行っています。二階で仕込んだ点心は、すべて入口右手にある蒸し器の群れによってあつあつにされる。指さしで頼めばテーブルまで運んでくれます。
鮮蝦餃 蟹王焼賣 豉汁鳳爪 豉汁排骨 盅飯（蒸しごはん）として、鹹魚肉餅飯
蝦蒸し餃子がやや普通だった以外は、すべてすばらしい。２塁打につぐ２塁打。そして、他の客を見ても、毎日通っています、という風情の人もいるけど、かなりの方々が「今日は朝っぱらからうまいもん食うぞお」といった気合いを発しています。我々にとっても充実しまくりの朝食になりました。お支払はさっきの青年のいるレジへ。紙を見せると電卓を叩いて出た数字は90ＨＫ＄。
さすが畏友Ｓ哥、よいお店を教えていただいた。感服しました。
トイレ らせん階段を上がって2階にあるにはあるが、よほど現地慣れした方以外はお勧めしない。