ジャカルタのストリートフード事情 : Pasar Mayestik

※需要の少ない海外レビューを見て頂いた方には感謝を申し上げます。

東南アジアの現地ツアーを「Viator」で予約した「ストリードフードツアー」。

日本ではメジャーではない「Viator」は取り扱うツアーの数が圧倒的なので、良く使っています。

ツアーガイド男女2名に案内してもらったのがこちら、ジャカルタ市街にある「Mayestik Market」という商業ビルの中のフードコート。

本来であれば数人のツアーを想定している様ですが、平日ともあり私1人に2名のガイドが付いて頂いたのでありがたいというかちょっと申し訳なかったですね。

吹き抜けのフロアにはいくつもの屋台が並んでおり、ここから自分の食べたい料理を選んでいきました。

①マナド(地名)のパナダ(スパイシー魚肉揚げパン)9000ルピア≒88円
②チョンロー(テンペ、キャッサバ粉)6000ルピア≒59円
③タピオカとビーフボール ピーナッツソースとスイートチリソース 20000ルピア≒196円
④ミーアヤム(卵麺、鶏肉ミンチ、パクチョイ)25000ルピア≒245円
⑤ミーアヤムの付け合せスープ
⑥テクワン(海老団子、ライスヌードル、きのこスープ)25000ルピア≒245円
⑦インドネシアの小さいみかんジュース
大体において、想定内の料理ですね。マレーシアと中華が入り混じったイメージですかね。最も謎な料理が一つ。それはタピオカとビーフボール。これは初めて食べる味でしたね。玉こんにゃくほどの大きさがあるタピオカボールは甘い。それにさらにピーナッツソースとスイートチリソースをダブルでかけるので皿に甘い。食感はホント玉こんにゃくっぽいですね。ミーアヤムはインドネシアでは非常にメジャーなストリートフードだそうです。どこかで食べたような麺。全く違和感無く食べられる料理です。インドネシアの小さいみかんジュースは果汁１００％なのにめちゃくちゃ甘くて美味しいです。日本のみかんの甘味を強くして、柑橘の香りを高めたような味でこれはハマりますよ。

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　インドネシアの人口は2億7000万人以上といわれていますので、日本の2倍以上です。更にフィリピンなどと同じく多数の島から構成されています。ネット情報によると島の数はなんと17000以上と言いますから驚きですね。ちなみに日本の島の数も調べてみましたらなんと14000くらいらしいので逆にそれにも驚きました。また、インドネシアの面積は1,904,569km2で世界14位、日本は378,000km2で世界61位らしいので、日本の4～5倍の国土です。日本人は一般常識とか考え方を１種類に収めようとする国民性なので、だいたいにおいて「普通XXでしょ？」とか「そんなの常識でしょ？」なんて良く聞く言葉ですけど、おそらくインドネシアではあまりに色々な民族が集結しているので「普通XXでしょ？」なんて話は全く通用しないんじゃないかとと思います。例えば中国なんかは更に多くの国土と民族が集結していますから、人の考え方はもっと多様なんでしょうね。よく中国人ってXXだよね。なんて一つにまとめたネガティブな言い方をする人が多いですけど、私の考えでは「そういう人もいる」程度にとどめておくようにしています。
　インドネシア発展の裏には華僑の影響がとても大きいと言われています。華僑というと外国で活躍する中国人という意味なのは誰でも知っていると思います。華僑はとても働き者ですからどの国でも力を発揮しています。特に東南アジアでは経済の中心を牛耳っている事が多く、インドネシアもその限りではありません。あたかも他国の利益を吸い取り中国に送っていると思いがちなのですが、実情は全く違います。華僑は中国人としてのマインドは持ちつつも、色々あって今の共産主義国家である中国からはみ出した人達なので、決して利益を中国に送っている訳ではないのです。インドネシアにいる華僑は自分たちをインドネシア人だと思っており、インドネシアの発展を支えて来たと思っているらしいです。恐らく東南アジアがここまで発展を遂げたのは華僑の力によるところが多いという事を、在来の東南アジア人は一番良く知っているのではないでしょうか。
　華僑の子供への教育は凄いと思います。何はともあれ海外留学が当たり前です。しかも決して甘えさせない。虎穴に入らずんば虎子を得ず方式で、自分自身で生き抜くすべを学ばせます。人によっては複数の国を経験させて、複数の言語や幅広い思想を養う事を当たり前だと思っている様です。その結果様々な国をまたにかけたビジネスを自ら創出し、成功を収めている事から、結果的に経済を牛耳る事になるんでしょう。