やっぱり美味 デゥィシタ通りの砂肝ソテー : Warung Citta Ovest

テラス席を入れても4〜5組で満席のこじんまりとしたお店。
いつも白人系のペアに占領されている超人気店。
デゥィシタ通りの美味イタリアン『ワルン•チッタ•オベスト』さん。
この日は一時をだいぶ回っていた事もありスンナリ入店。

オーダーはいつもの「砂ズリソテー（Rp.35k）」。
昼なのでグラス赤ワインもはずせません。
炭水化物系は「ハムとマッシュルームのピザ（Rp.60k）」と「ボロネーゼ（Rp.55k）」。
ピザは薄手のカリカリ生地が好みです。
ホワイトソースにハムの塩気が堪りません。
パスタは茹で過ぎが散見されるバリのイタリアンにあって、程良いアルデンテの茹で上げが素敵。
砂ズリソテーは相変わらずフレッシュなルッコラ、ニンニクの効いた砂肝とソースの相性が完璧。
コレがドリンク込みでアンダー1,500円。
ウブドに住みたくなる位のステキなお店。

手軽なランチの選択肢としてデゥィシタ通りで不動の地位を固めています。
来年もきっとお世話になります。

ご馳走さまでした。

2015年8月。

1年ぶりの『ワルン•チッタ•オベスト』さん。
ターゲットはもちろん「砂ズリソテー（Rp.30k≒270円）」
運転の心配の無いウブドでのディナー。
何が楽しみかって嫁さんを前に飲酒自由な事。
遠慮なく赤ワインをカラフェでいただきます（Rp.98k≒880円）。
ワインだけが馬鹿高いバリにあって、「Plaga（カベルネソーヴィニョン）」の赤がこの値段はかなりお値打ち。
も～「グッビグビ」いただきます。

旅先での食事の思い出は大抵美化されており、久しぶりにいただいたらガッカリ。
な〜んて事も珍しくありません。
でも「砂ズリ」は間違いありませんでした。
ルッコラの軽くて優しいほろ苦さ。
シャクシャク砂肝の歯応えと濃厚な風味。
ガーリックチップの香りと歯触り。
それらをまとめ上げる甘味と辛さの絶妙なすりおろしオニオンソース。
美味い。

パスタはサーモンのクリームソース（Rp.53k≒476円）。
相変わらずアルデンテな茹で上げは、日本人の嗜好をズギュン！と正確に撃ち抜きます。

「もう食べられ無いよん！」と思うタイミングで巨大な「ピッツア ソーセージ&ハム（Rp.48k≒430円）」登場。
お隣の白人女性がしていたのに習ってテイクアウトも考えたのですが、薄くて軽い生地のサクッと感で一先ず一枚・・・。
サクサクッ・・・。
おや？
あと一枚いけちゃう？？
てな感じで結局完食。

妻の頼んだアイスカフェラテ(Rp.24k≒216円)。
甘過ぎるドリンクが多いバリで、これも日本人好みなきちんと珈琲味。
しかし、現地の人に聞いても、日本の缶コーヒーが美味いと言う声が結構あるのですから。
こういうドリンク、もう少し増えても良いのに？と不思議に思います。

コレだけ頼んで合計Rp.259k≒2,326円(+TAX10%)はミラクルプライス。

相変わらずの盛況で、この日も日本人の奥様が手伝われてました。
我々のテーブルにもワザワザ挨拶に来てくれたり気遣いも細やか。
客層はほとんど欧米系で、皆さんFree Wi-Fi繋いでマッタリしてます。
一方、小心な日本人的には、ゆっくりする感じか？と問われると少ない席数が気になって微妙ではあります。
でも・・・とにかく美味いんですよ。
サクッと美味い食事をする選択肢として、揺るがぬ地位が我々夫婦に刻みこまれた二度目の来店でした。
絶対絶対また来ちゃいます。

ご馳走様でした。

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2014年8月
アジア旅行していると野菜が不足しませんか？
水が合わないのか、生野菜食べるとお腹が・・・所謂バリ腹ってヤツ。
そんな胃腸の弱い熟年夫婦に頼もしい味方をウブドで見つけました。

美味しい野菜の食べられるイタリアン『ワルン・チッタ・オベスト』さん。
場所はデウィシタ通りの丁度真ん中辺りです。

小さなウッドデッキのある女性向けな可愛い外観。
店内は狭く3組しか入れません。
当日はランチで伺ったのですが、運よく先客は白人男性一人でした。
長居するよりも、ちょっと一人で寄ってサッとランチ。
そんな単独使いもアリな感じの、とっても気楽なお店です。

＜当日のオーダー＞
・ビンタンビール(大)：Rp30,000(\260)
・バナナジュース：Rp15,000(\130)
・ミネラルウォーター：Rp6,000(\52)
・砂ズリのソテー：Rp30,000(\260)
・本日のサラダ：Rp33,000(\286)
・サーモンとマッシュルームのトマトソースパスタ：Rp55,000(\477)
・カルボナーラパスタ：Rp48,000(\425)

バリレストランのバナナジュースは青臭ささが気になるケースも多く恐る恐るのオーダーでしたが。
チッタさんのは完熟系バナナでありながら、甘すぎることもなくとても飲みやすくて美味。

パスタの茹で上がりは、これは驚くほど日本人好みなアルデンテ風。
ソースはトマト系もクリーム系も、コクの程よいコッテリ風味。
メニューには“マッシュルーム”とありながら、どう見てもシメジでしたが、これはご愛嬌。
美味な上、結構なボリュームで、女性一人ではもてあますかも。
まぁ、我が家は残り物処理班の私がいるので食べ残しは発生しませんけど。

絶品なのが『砂ズリのソテー』。
関東で言うところの砂肝＝砂ズリとルッコラのサラダ。
アジアレストランでオーダーするサラダは「これは野草にオイルをぶっかけただけでは？」
と、あまりの苦味に殺意を覚える事しばしばな上、お腹を壊すのが怖く生野菜はどうしても敬遠しがち。
ですが・・・チッタさんの野菜は、これは見るからに新鮮。
しかも自然な甘みが素敵なドレッシングと劇的に合っていて超絶美味です。
砂ズリ本体は、日本の焼き鳥屋もかくや！という完璧な火通し加減。
ビンタンビールがすすみます。

端々に繊細さを感じる料理の数々にど～も日本人の影を感じる・・・。
そんな話を妻としていたら、これがビンゴでした。
関西弁を使われるテキパキとした女性登場。
お話を伺うと、バリの男性と１０年以上前にご結婚されて、このお店を経営されているとのこと。
う～ん。全て納得。

これだけ美味しい食事をお腹いっぱいいただいて、TAX込で2,000円ちょっと。
バリ価格ではありませんが、内容を考えればお得感十二分でしょう。

ウブドにはインドネシア、フレンチ他、色々と美味しい選択肢がありますが・・・。
お安く気軽に美味しい野菜が食べたくなったら『ワルン・チッタ』さんでイタリアンを強くお勧めしちゃいます。

ウブドに行ったら、必ず、必ずまたお邪魔します。
ご馳走様でした。