ワンコはお留守番 in ボローニャ♪ 本場のボロネーゼを人気店で～うまい♪ : Osterla dell'Orsa

ヴェネツィア旅行の4日目。旅も後半戦。
この日は、イタリアの新幹線「italo(イタロ)」に乗って、ボローニャまで日帰り旅行です。

ホテルの目の前のメストレ駅から、ボローニャまで約1時間ちょっと。9:12に出発して10:25にボローニャ駅に到着しました。

駅からは、徒歩で、ボローニャの中心のエンツォ広場に向かいました。
ボローニャは、どのビルも、煉瓦や石で造られた「アーケード」に囲まれています。なので、暑い日差しを遮ってくれて歩きやすく、ワンコもたくさんお散歩してました～ 雨の日でも濡れなくてイイですね。

広場への途中、ピュッラ通りの小窓というコンクリートにあけられた窓から外を除くと、そこには小さな運河が～ ボローニャにも運河があるんですね。
次の目的地は、エンツォ広場にあるネプチューンの巨大噴水、でも、この日は工事中で見られませんでした、残念。

広場に隣接したサン・ペトロニオ教会は、イタリアで4番目に大きな教会とのこと。入ってみると確かに大きくて荘厳でした。因みに、1番はバチカンのサンピエトロ寺院、2番目はミラノのドゥーモ、3番目はフィレンツェのドォーモだと思います。

この後、このサン・ペトロニオ教会の屋上に上ろうと、エレベーターを捜しました。場所が分かりにくくて、教会の裏に回ったら工事現場があり、よく見ると、その工事現場用のエレベーターで上にあがれると書いてあります。

エレベータに乗るために、読めない誓約書にサインをして(多分、事故があっても自己責任とか書いてあったんだと思いますが)、鉄格子の隙間から外が見えるガタガタのエレベーターで上にのぼり、そこから、さらに工事現場用の鉄の階段を上がると展望テラスに出られました。

そこから見える景色は、まさにボローニャの色一色！茶色の建物がどこまでも広がっていて、教会の屋根は青銅色、遠くには2つの斜塔が見えました♪高い建物がほとんどない処なので、ここからの景色は、とても貴重、まるで絵ハガキのようでした。

この後は、アルキジンナジオという昔のボローニャ大学の本部を見学。
ボローニャは世界最古の大学都市で、家康が関ケ原を戦うもっと以前の、12世紀頃から、街全体が大学になっていたとのこと。
このアルキジンナジオには、当時の解剖学のお部屋が残っていて、白い台のうえで人体解剖してたのを、回りで学生や貴族が見ていたんだそうです。すごい歴史ですね。

かなり色々と歩き回ったので、お腹が空いてきて、本場のボロネーゼ(ミートソース)を食べに行くことに。実は、こちらのお店にくる前に、エンツォ広場から近いボローニャ料理の老舗レストランに行ったのですが、そこはお休みでした。

既に妻は、足が痛くなっていて、サント・ステファノ教会の前で、座り込んで休憩です。困ってしまい、どうしよう。でも、何とか頑張って20分ほど歩き、美味しいとの評判のこちらのお店に伺いました。

こちらは、テラス席・1階店内・地下とかなり広いお店でしたが、超激混みで、店員さんがなかなか案内してくれません。厨房からは、次から次へ料理がでてきます。
ようやく、店員さんをつかまえて、1階の店内へ。

メニューをみると、一番最初に「タリアテッレのボロネーゼ（Tagliatelle al ragu bolignese）」とあり、しかもお値段が6ユーロ。これまで10ユーロ以下のお料理は（ほとんど）見たことがなかったので、驚きました。

注文は、当然2人ともボロネーゼ、本場のボロネーゼを頼みました。
店内は、狭くて混んでいて、余り落ち着きませんが、地元の人だけでなく、観光で来ている人も多く、人気があることが分かります。

10分ほどでボロネーゼが出てきて、チーズをたっぷりかけて、いっただっきまーす♪
美味しい～ほんと、かなりいけてます♪とても6ユーロとは思えません。

日本(我が家)のボロネーゼより、肉の味が濃厚で、それに、スパゲッティではなく、タリアテッレというのも美味しさの秘訣のようです。パスタとラグーソースがほど良く絡んで美味しく、あっという間に完食しました。

もちろん、妻も気にいってくれました♪ここまできて良かった。
ご馳走さまでした♪

この後、聖セシリア礼拝堂で16世紀のフレスコ画をみて、ボローニャ歌劇場の前を通ってポッジ宮殿へ。ボッジ宮殿は、現在のボローニャ大学の本部がある場所で、昔の大学の収蔵品を博物館として公開してました。

ボローニャの旅。
かなりアチコチ歩き回り、頑張りました(^^)/~