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郷土料理とランブルスコの昼食
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maido
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| 店名 |
Le Barbaterre
|
|---|---|
| ジャンル | イタリアン |
|
予約・ お問い合わせ |
(+39) 0522247573 |
| 予約可否 |
完全予約制 |
| 住所 |
イタリアVia Cavour, 2/A - Bergonzano 42020 Quattro Castella |
| 交通手段 |
自家用車またはタクシー |
| 営業時間 | |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 (VISA、Master) |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
|---|---|
| 駐車場 |
有 |
| 空間・設備 | オシャレな空間 |
| ドリンク | ワインあり |
|---|
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ロケーション | 景色がきれい、一軒家レストラン |
| サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可 |
| お子様連れ |
子供可 |
| ドレスコード | カジュアル |
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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ポー川流域の広大で肥沃なパダノ平野が広がっているエミリア・ロマーニャ州は、古くから農業や畜産が盛んで世界的にも有名な食材の宝庫なんです
イタリア料理に欠かせない、ハムやソーセージ、サラミなどの加工肉やチーズの王様と呼ばれるパルミジャーノ・レッジャーノなんかはここが有名な産地なんですよ。
そんなエミリア地方の郷土料理に合うワインは、
やはり地元のお酒ランブルスコ。
エミリア・ロマーニャ州のレッジオ・エミーリアとモデナ、そしてロンバルディア州南東部のマントヴァの三つの地区がランブルスコの主な産地となります
この微発砲の赤ワイン、シャンペンと同じように瓶内二次発酵をしているんですが、若干作り方が違い、それが独特のコクと香りを出しています
その辺のことはまたあとで書くことにして、今回行ったランブルスコ工場はこちら。
LeBarbaterre
レッジォ・エミリアの駅から車で30分ほど
クワトッロ・カステッロって町の郊外にあります。
アグリツーリズモなので宿泊もできますよ。
ここのアポは13:30だったのですが、思ったより早く着いたので大丈夫かなと思ったんですが、皆さん快く受け入れてくれました
まだオーナーさんや英語通訳の方もいらっしゃってなかったんですが、シェフの方が仕込みをしていたのでちょっとお話させていただきました。
この油の鍋の左上にある白い四角いのが、この後いただく名物のニョッコ・フリット
ニョッコ・フリットってのは、小麦粉に、水・オリーブ油・ミルクを混ぜて、練って、伸ばして、カットして、油で揚げるってシンプルなものです
いろいろなお話をしてたら盛り上がって、一応お昼ご飯のメニューは決めてもらっていたんですが、
「僕のおすすめも作ってやるから食ってけ」
的なことを言ったような気がしたので...それも少しいただくことにして...
なんだかんだ30分ほど喋ってたら通訳の方と、スタッフの方々も来て、またお昼の準備もできたのでまずは腹ごしらえ
丘の上に建ってる場所なので、とっても見晴らしのいい食事場所で、スタッフの方々、通訳の方とみんなで食事をいただくことにしました
まずはこれがないとエミリア料理が語れないという、
ニョッコ・フリットとプロシュート・ディ・パルマ
ニョッコフリットは油で揚げると中に空洞ができるので、ちぎって、
これをプロシュートと一緒に口の中に入れて噛み噛みしてランブルスコで流し込む、ってのが伝統的な食べ方
プロシュートの他に、サラミ、ラード、パンチェッタなども盛ってくれ、それぞれいろいろな味わいを楽しめました
もう、止まらなくなりそうです。
ニョッコ・フリットとハムの脂分が、
ランブルスコの微炭酸で程よく心地よくなって...
で、これがランブルスコね。
ここで作ってるんですよ。
このほか、メトド・クラシコもいただいたんですが、僕は個人的に、ニョッコ・フリットとハムの組み合わせにはランブルスコの方が合うなと思いました。
何となく、上品ではなく洗練されてないワイルドな味わいがちょうどよくって...
でも、ここのスタッフは、
「僕たちはメトド・クラシコの方が好きだね」
って言っていましたね。
ま、両方ともここで作ってるんですが。
そして次に出てきたのが、鶏肉のバルサミコソース炒め
バルサミコ自体が酸味があり甘みもあるので、何となく酢豚のような味がしました。
でもそこは高級品のバルサミコ。
僕でもわかる上品な味わいでしたよ
本来はここまでのお食事だったのですが、特別にシェフの自信作、
トルテッリを出してくれました。
出来立ては何食べてもおいしい...
なんて言ったら怒られますが、ほんとおいしかった...
またまた食べ過ぎてしまいました
食べ過ぎたついでに、こちらはパン&スイーツ担当の女の子が作ってくれた、
チョコレートケーキ
ここ、日本でいうと、民宿兼ワイン工場兼レストラン、といった感じかな?
家族経営でとっても和気あいあいとしたランチでした。
食事も、1時間以上かけておしゃべりを楽しんで...
でも イタリア語⇔英語⇔僕
と、真ん中に入った英語のお兄ちゃんがちょっと大変でした
この通訳のお兄ちゃん、ワインのことはまだまだ勉強中なので、スタッフの方々が話すところどころの単語を拾ったら、何となくイタリア語でもワインのことわかるようになってきましたよ。
そんなわけで、この後は地下にあるワイン工場を見学しに行きました