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ちょっとわかりにくいかも
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ちゃんとお店の看板は出ています
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1966年のアルノ川の氾濫で天井まで水が上がったとのクレジットが
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オステリアですがristoranteの設えです
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鳥レバーのクロスティーニ 抜群に美味しい
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白いんげん豆の煮込み 間違いない味
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カルチョーフィのスパゲッティ フィレンツェで一番美味しい
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1本目
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春先〜初夏までの定番 グリーンピースのスパゲッティはあったら絶対に食べるべし
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切れ目を入れて取り分けて、ひたすら咀嚼するこの喜び
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2本目
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締めにリゾ(笑)
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Bucaは穴蔵という意味で、フィレンツェの伝統的な形態=入口から徐々に中に入り込んでいく感じの地下店舗です。
全部とは言いませんが、この形状のお店は伝統的な料理を食べたいならハズレがないです。
フィレンツェというと世界の観光地!みたいなイメージでそれはそれで事実ですが、地元の人が愛するオステリアも少なからず残っていて、この店はそのうちの一軒です。
まず、ギンガムチェックのクロス(定番)、巨大なマチナ・ペペ(同じく定番)がテーブルを占領していて、足の短いワイングラスにアクア用のこれまた小さいグラス、木でできた爪楊枝入れがセットされていれば正統派フィレンツェ料理店と思って良いと思います。日本でも茅葺き屋根に「めし」とか「だんご」などとの提灯の出ている店は滅多に御目にかかりませんが(例えば鞠子の丁子屋のような)まあ、レアな部類に属するような店です。フィレンツェでも典型的すぎて、イマドキ流行らないのかもしれません。
この店も観光ガイドなどにはよく掲載されているようで、地元以外の人がたくさん訪れるイメージがありますが、おっさんが一人でワイン片手にサルーミとかビステッカなどを頬張っている光景によく出くわすので、地元率もかなり高いと思います。英語も通じないことはないですが、片言でも良いのでイタリア語で一所懸命話すと途端に対応が変わります(笑)。
ちなみに、観光客に評判があまりよくない店の典型として「英語が通じない」とか「味付けが濃い」とか「ボリュームが多い」とかの評価をよく聞きますがちょっと待ってください。反論します。
英語が通じない=イタリアの店ですから。日本の普通の居酒屋&焼鳥屋でも大抵英語は通じませんが、皆さんなんとかコミュニケーション取って楽しんでますよね。美味しいものを食べたいと思うなら、その熱意を面倒がらずに少しのイタリア語に乗せてみましょう。
味付けが濃い=フィレンツェですから基本味付けはしょっぱいです。日本で味噌、醤油が美味しくないと言われたらこの人は和食をわかってないなと思うでしょうけど、それと同じでフィレンツェでは塩で味を引き出します。しょっぱいだけで敬遠しないで、その奥にあるイタリアの、フィレンツェの味を是非発見していただきたいです。イタリアの料理は基本的にしょっぱいですが、しょっぱいだけではありません。
ボリュームが多い=ポーションはその国の食事の尺度です。日本の物差しで計るのはおかしいです。少食の方は、La metà della pozione, per favore.半分のポーションでお願いします、だけ覚えましょう。そんなに言えないというのであれば「メタ」か「メッツォ」だけでもいいです。そうすればantipastoとprimiでお腹いっぱいで、あれもこれもちまちま食べたかったのに食べられなかったぁ、などという観光客根性丸出しの感覚に陥る可能性を減らせます。
要はQuando a Roma vai, fai come vedrai.郷に入れば郷に従えです。文化や習慣の違いを楽しみ、発見し、味わうのが旅の醍醐味だと思っています。自分の日常を持ち込んでもねぇ(笑)。非日常を楽しむ心の余裕が旅をさらに豊かなものにしてくれるのではないかと私は思っています。食べられなかったら、また来ればいいんですから。次の楽しみに取っておきましょう。
急に興奮して余計なことを書きました。失礼しました。
で、この店はお腹を空かせてantipastoからじっくり攻めて欲しいです。半分のポーションで注文すれば最後まで楽しめる筈です。フリットは何を食べても美味しいですが、ズッキーニはマストでしょうか。メランザーネもズッカも捨てがたいのでフリット・ミストにしましょう。
定番はサルシッチャと白インゲンマメの煮込みですね。カーヴォロ・ネッロのビステッカも絶対に食べておきたい一品です。
パスタはお好みで。私はこの店のカルチョーフィのブカティーニが大好きですが、ragoûtも大変美味しいです。
メインは是非ビステッカを食べて欲しいです。焼き加減は専門店並みに完璧ですし、強い塩がキアニーナ牛の美味しさを引き出しています。お腹がはちきれるまで食べたい味です(笑)。
最近ではウェブサイトも新しくして今風の店の雰囲気を醸し出していますが、お皿は全てフィレンツェの伝統的な料理ばかりです。良い意味で変わることを拒否している店、それがBuca dell'Orafoです。フィレンツェは観光客向けの店しかないと思っている方に是非行ってもらいたいです。
あ〜明日にでも行きたいなぁ(笑)。