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かなた9999さんの他のお店の口コミ
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| 店名 |
Enoteca Pinchiorri
|
|---|---|
| ジャンル | イタリアン、レストラン |
|
予約・ お問い合わせ |
(+39) 055242757 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
イタリアVia Ghibellina 87 50122 Firenze |
| 交通手段 |
タクシー |
| 営業時間 | |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、AMEX) |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
|---|
| ドリンク | ワインあり |
|---|
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 一軒家レストラン |
| サービス | ソムリエがいる |
| ホームページ | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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ドゥオモからは歩いて30〜40分くらいのところにあります。街中に入るとタクシーがつかまりにくい傾向にありますからサンタマリアノヴェッラの駅周辺にホテルをとっている方は駅から乗りましょう。ドゥオモ周辺にご宿泊の方は、ベロタクシー(イタリア式の自転車タクシー)なんかを使って行ってもいいかもしれません。私たちはそれで向かいました。(それしかなかった)陽気な人に当たると、歌を歌いながら運転してくれます。音楽付きの自転車で街中を走って三ツ星レストランに行くなんて素敵でしょう?笑 20分もしないうちに到着しました。
まず、日本からは、ネットを使って公式ホームページからメールにて予約したい旨を連絡しました。(もちろん全て英語でのやり取りです。)旅行は9月半ばでしたが、夏場のお店の休み期間を考慮し、1ヶ月と半月前にメールしました。回答はまず、空きがないからキャンセル待ちからのスタート。数日経って再度連絡が来、予約OKの返信を貰いました。その時、クレジットカードの番号を、教えるよう指示がありましたが、少し不安に感じたので、これにはノーの回答を返信しました。
フィレンツェ入りする前日にイタリア国内からピンキオーリに電話を入れ、予約が入っているかどうかの確認をしました。
当日、ベロタクシーでピンキオーリに到着しました。門の前にはスーツを着た男性が立っています。予約した旨と名前を伝え中へ。いかにも高級感漂う建物の中に入っていきます。写真を撮るかと聞かれたので、記念写真を撮ってもらう事に。中にはグランドピアノが置かれ、さらに奥に進むと中庭に出ます。中庭には7組ほどのテーブルが用意されており、私たちが一番目にきた客でした。テーブルは等間隔に並んでいますが、全てのテーブルが見渡せる最も良い席でした。周りには花が植えられ、上を見上げると綺麗なフィレンツェの空が見え、それだけでもなんだかとっても素敵な気分に。
最初に飲み物をきかれます。先ずはビールをいただく事に。お水もオーダーしました。どなたかが書かれているように、EPと書かれた辞書のようなハードカバーのリストでした。お水だけでも本当にたくさんの種類があり、またお水だけでとんでもない金額のものもあり、出だしから少し気後れぎみでした。
1本20ユーロのお勧めのお水をお願いしたのですが、超軟水で飲みやすいのなんの。出てくるドリンクグラスもどれをとってもちょっとどこか変わったものばかり。スタイリッシュで洗練されています。
次にどのコースにするか決めます。今回は9皿のコースと、ソムリエが選ぶ3種類のグラスワインをいただく事に。
大まかな感想を述べますが、料理の味は、まあまあです。悪くはありませんが、特別良くもない。フランスのパリ3ツ星アルページュには圧倒的に劣ると感じました。イタリアンとフレンチを比較するのはあまり良い比較ではないかとは思いますが。
同じイタリアンなら、東京のハインツベックの方が美味しいかもしれません。ただ、ピンキオーリはエノテカなので、ワインを初めとする飲み物の評価をメインとしなくてはいけないのかもしれません。
盛り付けの色遣いが鮮やかな点がピエールガニエールに似ているなぁと感じました。
私はアルコールがあまり得意ではないので、(エノテカに来ているのに失礼な話ですが)全くの素人の感想ですが、ワインの味は変化に富んでおり、驚くほどに味が変化していきました。一皿終わる事に味が変化していくのが純粋に楽しく、面白く、またその変化の仕方も前に飲んだ味を少し残して変わっていくのが如実にわかりました。
もっとワインを勉強していればもっと楽しめたんだろうなぁと、後悔しました。
また、食事中、黒服の方に交じって時々現れたのが、真っ青のジャケットにこれまた真っ赤なパンツに身を包んだピンキオーリさんです。サービスにあれこれ指示を出されていました。
エノテカピンキオーリ、ワインを沢山勉強して再訪したいです。