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お目当ての店に振られて近くの店に飛び込んだら大正解でしたw
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テーブル席のみで20人入るかどうかの小さいトラットリアです
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まずは長旅の疲れをガッサータで潤します
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リグーリアの土着品種ピガート ヴェルメンティーノそっくりです
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じっと眺めていたらキウーゾなカメリエーレが創業当時のメニューだと教えてくれました
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壁に飾ってある調理道具も創業当時から使っていたものをオブジェにしたと言っていましたがあんまりオブジェにはなっていないw
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現在のメニュー たいして変わってないけどどれも食べたくてうずうずします
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フォカッチャってジェノヴァ発祥だって知ってたよw
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ワイフのアンティパストはカルチョーフィのフリット
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私のアンティパストはファッソーナ牛のタルタル これがヤヴァい美味さだった
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ファッソーナ牛はロマニョーラ牛、キアニーナ牛と並ぶイタリア三大牛肉だそうでw
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これが食べたかった!Picaggeという幅広なフェトゥチーネを使ったal pestoです
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ワイフのプリミはminestrone alla genovese 優しい味わいです
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メインに備えて2本目はコッリ・ディ・ルーニ地方のヴェルメンティーノ
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メインは鱈です これが吃驚するほど美味しかったんですよ
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Stoccafisso Accomodato alla genoveseといいます
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私はグラッパをご馳走してもらってエスプレッソで締めました
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やっぱり都会はバーリよりも高いですがワイン2本空けていますからこんなもんで
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すでに23時過ぎ ジェノヴァの夜は更けていきます
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ーーーイタリアあるある注意書きーーー
イタリアに行く際には当然のことながら飛行機を利用されるかと思いますが、ITA(元アリタリア)は可能な限り利用されないことをお勧めします。
今回、我々はBariからGenovaへの移動に際し、距離(約900km)があるので鉄道では厳しいと判断し、ITAでフィウミチーノ空港(Roma)経由でGenovaを目指したのですが、BariからRomaFCO行きの飛行機が理由もなく(なんかあるんだろうけど説明は一切なし)1時間以上遅れたため、FCOからGenova行きの飛行機を乗り逃し、フィウミチーノで6時間待つ羽目になりました。
Bariでチェックイン済みだったので荷物だけは先にGenovaに行ったとのことwまあ腹を立てても仕方がないのですが、Bariから乗った飛行機内でCAに間に合うかどうか聞いたところ、チェックインしてあって到着が分かっているから待ってるはず(Forse)&FCOにも連絡しておくとのことでした。
それでもCAの言うことは信用できない(そう云う会社なんですよw)ので、広いFCOのターミナル内を走って走って搭乗ゲートまで行ったら今タクシングしているのでもう無理、とにべもなく言われ、お詫びの一言もなく(詫びると云う習慣はないw)次の飛行機のチケットを渡されて、そのチケットにワンドリンクとワンフード提供のスタンプを押しておしまい。
客を客とも思わない態度が改まらないからAZは幾度も売りに出され、様々な航空会社に買われては愛想を尽かされて社名を次々と変える羽目になったのですが、ITAになっても中身は全く不変でしたw(人が変わらないんだから当然かな)。
予定より6時間遅れてGenovaに到着したところ、驚いたことに我々の荷物はターンテーブルにそのまま放置されており、他にも同じ便のスーツケースが10個ほど放置されていましたから我々だけでなく乗り遅れた乗客がいたものと考えられます。
我々は6時間後の便でしたが満席で最後尾の席だったので、恐らく深夜に着くさらに後の便に乗ってくる振り替え客もいることでしょう。
まさに悲劇ですw
全くとんでもない話ですが、ホテルにこういう事情で遅れる旨を連絡したところ、ITAだとよくある話だからゆっくり来てね&Forseという言葉を使う時は信用できないと思ったほうが良い、と言われてさらに複雑に気持ちになりましたw
旅客業は接客業でもあると思っていると、いやいや運輸業だよと否定されそうな状況でしたから、人もモノも目的地まで運ぶのは一緒という感覚で仕事しているんだろうなと思いました。
人として扱ってもらうならITAは絶対にお勧めしませんw
ただし、帰りの便はビジネスクラスを予約しているので、対応が変わるのか否か今から少し楽しみでもあります。
ちなみにですが、この日はジェノアvsユヴェントスの試合があり、格上のユーヴェに1:1で引き分けたらしくタクシーが空港の反対側のでマラッシに出払ってしまって空港で30分以上タクシー待ちの行列に並ぶ羽目になりましたとさw
ーーー注意書きここまでーーー
ということで、普通に乗り継いでいれば3時間ほどで到着し、Pranzo(昼食)からal pesto:日本ではジェノヴェーゼと呼ばれるバジルや松の実、オリーブオイルなどを混ぜてトロトロにしたソースをたっぷり絡めたパスタ、がいただける予定でしたが、cena(夕食)からになってしまいました。
ホテルのコンシェルジェ、ジョルジョさんイチオシの店に行ったら生憎満席で入れず(日を改めて行ったら美味しかったので近々レビューします)、今日はとことんツイてないなぁとあてもなく路地を歩いていると、灯りが点る店を発見。
ガラス越しに覗いてみると何やら美味そうなものを食べている人々の笑顔が見えました。
これは天が与え給うた奇跡!というと大袈裟ですが、早速入ってみると、ホールは細身の男性のワンオペで、un moment:ちょっと待ってと言ったきり待たされ坊主、10分ほど経って漸くテーブルに案内されました。
シンパーティコなバーリと違ってアウェイ感あるなぁw
まずはガッサータをもらってワインから。
リストを見ると地元リグーリア州のワインが何本か書かれているので、一回しか飲んだことのないピガートを注文しました。
キウーゾなカメリエーレが一本だけあると言って出して来たのが、Enrico Darioのその名もピガート。
assaggiomento?:試飲は?と聞かれ、それは試してみないとと一口。
あれ?ヴェルメンティーノそっくりな香りと味ですね。
この微妙な酸味とミネラル感はヴェルメンティーノのそれです。
キウーゾなカメリエーレにそう云うと、ちょっと驚いて親戚のブドウなんだよとのことでした。
お前らにわかるのか?という表情ですw
一緒に出て来たのはフォカッチャ。
フォカッチャの発祥はジェノヴァとは聞いていましたので、早速ワインのアテに摘むと絶妙な塩加減でとても美味しい。
キウーゾなカメリエーレに聞くともちろんdella casa:自家製とのことです。
そんなに威張んなよw
ワイフのアンティパストはカルチョーフィのフリット、私はファッソーナ牛のタルタルにしました。
年末にかけて旬を迎える(旬という感覚はイタリア人にはないそうですけど)カルチョーフィはバーリで生野菜としても食べられることを知りましたから、いろいろな調理法で食べてみたいものです。
味が濃くて繊維質、苦味もあって、揚げると少し甘くなります。
ジャガイモと一緒にコロッケのようにしてあるのでホクホクした家庭的な味わいですね。
私のお願いしたファッソーナ牛は、ピエモンテが有名ですがジェノヴァでも生産されているそう。
驚くほど柔らかくてごくごく僅かにサシがあり、ほぼ赤身の極上品でした。
これは本当にヤヴァいほど美味しい。
赤身好きの我々にはぴったりのタルタルで、ミネラル感のあるピガートと大変よく合います。
基本的に塩胡椒とオリーブオイルだけでいただきますが、mostardaやrafanoが彩りよく添えてあって、これも上品な味わいに変化して堪りません。
アンティパスト2皿で完全にやられましたw
キウーゾなカメリエーレにアンティパストすんげー美味かったよ!buonissimo!と言ったら、イタリア語話せるのすごいねどこから来たの?と初めて聞かれ、日本だと答えると、東京に行ってみたいんだと。
我々が東京から来たと言うと、molto tecnologicoだすごいね!と言うので、恐らく秋葉原に行ってみたいオタッキーなジェノヴァ野郎かと推察されますw
キウーゾなカメリエーレの警戒心も解けたようなので、普通のカメリエーレになりました。
ではプリミはもちろんal pestoです。
でもワイフは身体が冷えるので温かいものが食べたいそうで、勧められてアンティパストに掲げられているミネストローネにしました。
al pesto=ジェノヴェーゼはPicaggeというパスタを合わせるんだとか。
それなあに?che cos'è?と聞いてみたら、リグーリア州ではポピュラーなフェトチーネのことなんだそうですふーん。
しばらくして出て来たal pestoはジャガイモ入りでにんにくは使っておらず、とても爽やかな一皿に仕上がっていました。
日本のゴリゴリニンニク味wではなくて、バジルが強烈に香ります。
さすがジェノヴァのジェノヴェーゼは日本のものとは全く違いました。
しかもペーストではなくて(ペストはペーストのことではない)オリーブオイルのソースなのでとても滑らか。
フェトチーネよりもかなり幅広で薄いパスタとよく絡んで大変美味です。
これならいくらでも食べられそうだw
ワイフのミネストローネはalla genoveseで、やはりペスト(砕くという意味合いらしい)が混ぜ込んであり、パルミジャーノの香りも味わいもあって超美味。
野菜が細かく刻んであるのも丁寧な作りをイメージさせます。
優しい味わいでホッとしますね。
さて、ITAのお蔭で一食食べ損なった我々は(しつこいw)、当然メインもいただきたいので、先にワインです。
先ほどピガートをいただいたので(家族連れのテーブルでピガートの注文があってそこの日本人に出しちゃったからないよとキウーゾなカメリエーレが言ったのでその家族の視線を感じましたが無視)比較のためにヴェルメンティーノを飲むことにしました。
サルデーニャでは水代わりに飲んでいた?ヴェルメンティーノですが、リグーリアでも生産しているみたいです。
Lunaeというコッリ・ディ・ルーニ地方のワインで、このワインを選んだらキウーゾなカメリエーレがPerfetto!と喜んでくれましたw
ではメインを。
Stoccafisso Accomodato alla genovese:松の実とブラックオリーブでとポテトと一緒に炊いた鱈です。
この鱈がもう何ていうかどうにでもしてくれっていうくらい美味い。
塩気はしっかり残しつつ、癖は松の実とブラックオリーブできれいに消してあって、旨味しかありません。
塩辛くはないのに鱈特有のコクとネチネチっとした食感が良いです。
これ、良い松の実があれば自宅でもできそうです。
どうせモルタイオも購入する予定だし、松の実も買って持って帰ろうw
食後にキウーゾなカメリエーレからグラッパのサービス。
しっかり食べてくれてありがとうってw
ワイフはエスプレッソをもらって大満足、これは明日からのジェノヴェーゼ巡りが楽しみになって来ましたよ。
ご馳走様でした!!