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ちょっとわれわれ二人には口に合わない料理で誠に残念ではありました。
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行列のできる
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行列のできるさんの他のお店の口コミ
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| 店名 |
il luogo di Aimo e Nadia
|
|---|---|
| ジャンル | イタリアン |
|
予約・ お問い合わせ |
(+39) 02416886 |
| 予約可否 |
完全予約制 |
| 住所 |
イタリアVia Privata Raimondo Montecuccoli, 6 20147 Milano |
| 営業時間 | |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 |
| 個室 |
有 (10~20人可) |
|---|---|
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間 |
| ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
|---|
| 利用シーン |
|
|---|---|
| サービス | 2時間半以上の宴会可 |
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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ミラノ滞在7日目。
この日の夜は、2012年ミシュランガイドブックで二つ星を獲得したレストランで。日本で予約を入れていきました。今回の滞在ではミシュランスターレストランの4軒目。最後です。これで、ピエモンテ州で2軒、ミラノで2軒。店の名前は、
Il luogo di Aimo e Nadia
ミラノ中央駅からは相当遠いです。地下鉄でも行けますので、乗り換えながらえっちらとやってきました。
開店時間前にお店の前で待って。定刻にオープン。入ると2つのホールに分かれていて、われわれは左側のホールへ。かなりゆったりとしたテーブル配置で、意匠もおされ。こちらのホールには6,7のテーブルがありましたが、30分ほどで全部埋まりました。2組はちょっと気取ったちょい悪男が、着飾った女性同伴。いかにも、この女を誘うなら二つ星、みたいな高そうなドレスを着てましたね。おひとりさまもいましたよ。
ビールから、といういつものスタート。このビールが旨かった。ピエモンテ州にある醸造元。あとで探そうっと。料理は、食材も珍しいものがあったのかもしれませんが、味的には普通においしいといった印象。
この店のホール担当は全員若く、料理をテーブルに置いて、ちゃちゃちゃっと早口で説明すると、駆け足のごとく立ち去るスタイルでした。この辺はパリとは全然違う文化なんだなあと。
ホールに前掛けをつけた老人が入ってきます。テーブルを回りながら長い時間話をしてますね。この店の名物ソムリエ?オーナー?そのあと分かるのですが、この老人、着飾ったドレスを着た女性のテーブルにしか行かなんですね。われわれ東洋人とかおひとりさまには挨拶もしない。ま、常連さんにだけ声をかける店はたくさんありますから。これで二つ星の店?と二人で話してました。別にどうでもいいことですが。
パスタ。申し訳ないですがかなりまずい。いや、老人の話とは別です。太打ちで、玉ねぎ味。ナニガまずいって、パスタが粉っぽいんです。イタリア人の好みでしょうか。ちょっと食べる気になりませんでした。同行者もまったく同じ感想で、2,3本食べて、やめました。こんなことは今回の旅行では初めてのことです。
当然ですが、しばらくして皿を下げにきましたので、口に合わない旨言います。どうすんだろ、と思っていると、15分後に、替えのパスタがきました。大きなトルテッリで、これのほうが確かによかったけど普通かな。
メインはサクラマス。これはこれでよかったのですが、きょうこそ旨いパスタを食べたい、と思ってきているだけに誠に残念でありました。料理の写真を見ていただければ一目瞭然ですが、この日までに行ったミシュラン一つ星の店の料理とは歴然と違います。華がない。サンマルコ、ラチャウ、アリーチェのどの料理も食欲がそそられる素晴らしい手の込んだ料理でしたがそれに比べてどうなんでしょう。
料理の味の好き嫌いはそれぞれあるでしょうが、見た目の華やかさや手の込み方などは見て誰にでも分かります。期待が大きかっただけに、この店にはがっかりしました。フランス、イタリアで訪問したミシュランのスターレストランでは初めてのことでした。で、一番高い。
それと、ワイン。これは、こちらがもう少しきっちりと好みを言うんべきでこちらが悪いのですが、ワインも口にあいませんでした。料理に合うワインを、とだけ言ってオーダーしたのが間違いでした。ボトルを開け、そのまま試飲させないでどぼどぼとグラスに注いだとき、やべえかな、とは思いましたが。これも仕方がないことです。
この日のディナーが飛びぬけて高かったです。ま、二つ星ですからね。
やっぱり身の丈に合った店で食事しよう、が教訓でしたね。たまたまこの日の料理が二人に口に合わなかっただけのことですから、仕方ないでしょう。他の評判を見てきましたが、みなさん絶賛してましたからちょっと波長が合わなかったと思います。ただ料理自体は非常にシンプルで、アリーチェで食べた時のような感動からは程遠かったです。
あの旨かったビール。正体が分かりました。これで入手できるかな。これが収穫といえば収穫だったと。
『Le Baladin Isaac (ル・バラダン・イザック・ビッラ・ビアンカ;イタリア/ピエモンテ州)。容量250mL、アルコール度数5.0%)