ここミラノにあるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(Chiesa di Santa Maria delle Grazie)の壁画レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」は、ダン・ブラウンの小説「ダ・ヴィンチ コード」にも主題として出てきますので事前予約して訪れた方も多いと思います。キリストの右隣(向かって左側)に座る人物が使徒ヨハネではなくキリストが愛したマグダラのマリアであり、聖杯はテーブル上になく、中央に描かれた構図上の逆三角形であるという設定は、本当ではないかと思わせる小説でした。私がこの絵を初めて見た1989年当時、これは修復最中であり薄暗い室内に乱雑に足場が組まれ誰もが無料で入ることができました。今では事前予約が必要であり、さもなくば、入り口のふてくされた女性係員に冷たく「Non!!」と言われて追い返されてしまいますからご注意ください。
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さて、ミラノで魚料理の美味しい店が、AL PORTO です。 日本にも同じ名前で片岡 護氏が多店舗展開していますが、彼は、ミラノのイタリア領事館の厨房で働いていましたので AL PORTO の名前に拘りがあるのでしょう。なんらかの資本関係があるのかどうかは調べていません。絵画の勉強のためイタリアへ行ったのですが、縁があって在イタリア総領事の金倉氏から厨房で働いて生計を立てるように指導され、以来猛烈に修行を重ね、絵描きより料理人として大成した素晴らしい才能をお持ちの方です。小食の日本人向けに考案した「懐石料理風イタリアン」はプレートに絵を描いたような料理です。さすが、絵描きを志していただけのことはあります。
本家 AL PORTOは、ミラノにありながら魚介類の専門店としてミラノっ子に支持され続けています。 初めて訪れたのは、1989年の10月でした。 ヨーロッパの魚介専門店では普通のことですが、入口近くにたくさんの新鮮な魚が並べられている光景を初めて見た時、『これはどのように捌くのだろうか?』と考えてしまいました。日本人は、世界一優れた刃物と漁場を持っている国民ですから、それまで魚の調理に何の疑いも抱かなかったのですが、ヨーロッパの切れ味の悪いナイフとハサミでどのように調理しているのか心配になりました。(カルパッチョは作れても刺身はムリでしょう)
今年は、ミラノ万博が開催されているので訪れた方も多いことでしょう。
「クール・ジャパン」「ジャパン・ブランド」などと言われ、和食文化の啓蒙に努めているとのことですが、ロンドンへ出店した京都の某老舗料亭が短期間で撤退に追い込まれた事実を知ると、果たして日本の高額な出汁文化は受け入れてもらえるのか大いに疑問が残ります。日本人が発明したMSGに慣れ親しんでしまった世界中の人々が、味の濃いRahmenやCalifornia rollより繊細な昆布と鰹節(鮪節)の旨味を理解できるのか予測がつきません。
ここミラノにあるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(Chiesa di Santa Maria delle Grazie)の壁画レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」は、ダン・ブラウンの小説「ダ・ヴィンチ コード」にも主題として出てきますので事前予約して訪れた方も多いと思います。キリストの右隣(向かって左側)に座る人物が使徒ヨハネではなくキリストが愛したマグダラのマリアであり、聖杯はテーブル上になく、中央に描かれた構図上の逆三角形であるという設定は、本当ではないかと思わせる小説でした。私がこの絵を初めて見た1989年当時、これは修復最中であり薄暗い室内に乱雑に足場が組まれ誰もが無料で入ることができました。今では事前予約が必要であり、さもなくば、入り口のふてくされた女性係員に冷たく「Non!!」と言われて追い返されてしまいますからご注意ください。
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さて、ミラノで魚料理の美味しい店が、AL PORTO です。
日本にも同じ名前で片岡 護氏が多店舗展開していますが、彼は、ミラノのイタリア領事館の厨房で働いていましたので AL PORTO の名前に拘りがあるのでしょう。なんらかの資本関係があるのかどうかは調べていません。絵画の勉強のためイタリアへ行ったのですが、縁があって在イタリア総領事の金倉氏から厨房で働いて生計を立てるように指導され、以来猛烈に修行を重ね、絵描きより料理人として大成した素晴らしい才能をお持ちの方です。小食の日本人向けに考案した「懐石料理風イタリアン」はプレートに絵を描いたような料理です。さすが、絵描きを志していただけのことはあります。
本家 AL PORTOは、ミラノにありながら魚介類の専門店としてミラノっ子に支持され続けています。
初めて訪れたのは、1989年の10月でした。
ヨーロッパの魚介専門店では普通のことですが、入口近くにたくさんの新鮮な魚が並べられている光景を初めて見た時、『これはどのように捌くのだろうか?』と考えてしまいました。日本人は、世界一優れた刃物と漁場を持っている国民ですから、それまで魚の調理に何の疑いも抱かなかったのですが、ヨーロッパの切れ味の悪いナイフとハサミでどのように調理しているのか心配になりました。(カルパッチョは作れても刺身はムリでしょう)
料理については、HPでご確認ください。
魚はどれも肉質に旨味があり、とても美味しかったので、アドリア海(Mare Adriatico)ではなく、ティレニア海(Mare Tirreno)で獲れたものを使っていると思われます。(Veneziaの魚介は美味しくない)
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