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呑兵衛へのおみやげ
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
娘からのチョッコラート (Cioccolato)は、クリオロ種(Criollo)カカオから作られた。
Latte d'asino ロバの乳
Latte di cammello ラクダの乳
娘が、トリノから送ってくれまました。
Latte di capra 山羊の乳は、シェーブル・チーズとして、日本の方にも馴染みがありますが、上記二つのミルクを飲んだ方は少ないのではないでしょうか。いつもながらこれをクリオロ種(Criollo)カカオから作ったチョッコラートとして食べました。すごく、おいしい!!!!!
DOMORIの創始者 ジャンルーカ・フランゾーニは、地球の様々な地域を探し歩き、ベネズエラで、地球上のカカオのわずか0.001%しか存在しない、最も希少で上質なカカオ、クリオロ種(Criollo)を発見しました。
チョッコラート (Cioccolato)の味を決めるのは、前々回のレビューで工場の様子をお知らせしていますが、DOMORIの説明によると、遺伝子 50%、発酵 25%、焙煎 15%、残り10%がコンチェ (ココアバターを均一に行き渡らせる作業) です。
最初にこのDOMORIに気付いたのは、妻です。
「L'altro Campagnolo」は大好きなリストランテです。
オーナー夫妻が、心優しい接客を担当し、ピエモンテ料理を守るシェフが伝統的な料理の数々を作ってくれます。白トリュフの季節に伺う時が多いのですが、最上級のもてなしをしてくれます。今まで一番印象的たっだ料理は、山羊のスコンティです。「この料理は作り続けなければ、いずれ廃れてしまうから当店がが作っています。」と、オーナー。バローロで煮込んだ山羊の肉は歯応えがあり、噛みしめるほどに旨味が広がります。こんな料理を食べたら、食後酒(Digestivo)としてのグラッパは欠かせません。
ナント、これにDOMORIの100%クリオロ種(Criollo)のチョッコラート (Cioccolato)が、パッケージで添えられています。いいですね!!!!! イタリアは。
口に含み舌の上で溶かすように味わいます。
いつまでもクリオロ種(Criollo)の滑らかな味と豊かな香りが持続し、口いっぱいに広がります。この時、グラッパを一口流し込むと、『もう、天国!』という気分になり、何もしたくなくなります。おやすみなさい。 Buona notte.
世界一美味しいチョッコラート(Cioccolato)「DOMORI」で Nogaredo (Trento)産のグラッパ(Grappa) を飲む
日本に戻ってきて三週間が過ぎたのにイタリアのレビューで申し訳ございません。(Part 2)
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この酒は、ガルダ湖(Lago di Garda)の傍、ベローナ(Verona)の北にあるNogaredo (Trento) 産のグラッパ(Grappa)です。
http://www.marzadro.it/index.php
私の帰国に合わせて、娘が馴染みのワイン屋に買い置きしておいてくれました。
「ママが、グラッパ好きだから、重たいけれど持って帰ってね。」
嬉しいです。
来る時も二つのスーツケースは其々、限度ギリギリの32kg未満でしたが、帰りも瓶詰めのオリーブオイルやアチューゲなどで重くなりました。
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更にたくさんのDOMORIのチョッコラート(Cioccolato)を詰めなくてはなりません。
イタリアに着いた時は、コートが必要な寒さでしたが、帰る時は、チョッコラートを保冷箱(トロ箱)に詰めなくては溶けてしまうのではないかと思うくらい暑い日が続きました。最近のスーツケースは、以前の大きなものは敬遠され、重量制限32kgに収まるようなサイズになっています。これにジグソーパズルをするように荷物を詰めます。どんなに旅慣れたとはいえ、三日ぐらい前から頭で準備をしても「これは置いて行くよ。」と言って、フォーマルな靴やコートがはみ出ます。
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帰国後、妻と一緒にグラッパ(Grappa)の栓を開けました。
トップノートに葡萄の枝や枯葉、搾りかすの種の匂いが立ち、続いて熟成樽の芳醇な奥深い味と香り、最後に爽やかな甘みが残ります。この時、DOMORIのチョッコラート(Cioccolato)をひとかけら口に含むと、心は一気にイタリアへ飛んで行くことができます。『いいなぁ、イタリアは。』
74EUR/箱
18種類のCioccolatoが入っている
98EUR/litreもするグラッパ Espressioni Solera
Espressioni Solera
保冷箱に入れてくれた
“世界一美味しい DOMORI” トリノ郊外のチョッコラート(Cioccolato)工場で製造工程を見学する
(2回目のコメント)2016DEC.
先週末、予約制のファクトリーツアー(工場見学)があり、Cioccolatoの製造工程を見てきました。
DOMORI で使っている6種類のココア豆( Criollo)は、VenezuelaのParia地区で収穫できる厳選されたものであり、世界で収穫されるココア全体の僅か0.001%に過ぎません。創業者Gianluca Franzoni は、ビジネスを学んだ後、1993年にベネズエラへ渡り、美食とカカオに対する創造的な心と情熱をもって1997年にトリノ郊外の街 NoneにDOMORIを立ち上げました。
ご覧のように見学者は、事前にクリーンウェアーを纏い、製造工程の説明を受けてからファクトリーツアーを開始しました。
Criollo種のココア豆は、保管、洗浄、焙煎、粉砕の工程で高い熱がかからないように管理されるところに特徴があり、繊細なココア独特の芳香族ノートを保ちながら製造されます。(管理温度も教えてくれました)
陽圧に保持された工場からCriolloの芳醇な香りがショップにも流れてきました。
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(1回目のコメント) 2016MAY.
この工場では、インターフォンで身元を明らかにしてセキュリティーの厳重な鉄柵を開けてもらい、さらに入り口のベルを押さなければ入店できません。如何にイタリアは盗人が多いかということであります。トリノ中心街のリストランテでも同じような手続きを踏んで中からドアを開けてもらって入店することがありますが、犯罪者に命まで取られることはなく、個人宅であれば安物のイヤリングやアクセサリーを持て行かれるだけです。
20年ぐらい前の統計ですが、殺人で亡くなる国別年間人数があり、日本 88人、イギリスとフランス 20数人、イタリア 18人、銃社会のアメリカ 2万6000人(ボディーの出てきた数であり実際はその倍と言われている)だったと記憶しています。最近のヨーロッパは、自爆テロで物騒でありますが、入国審査が厳しく、滞在許可の取得が難しく、住民の目が厳しい分、当人が気を抜かなければ安全は守られます。
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さて、このトリノ郊外にあるチョコレート工場付属の売店に足を踏み入れると途端にカカオの香りが飛び込んできました。
まずは、笑顔で迎えてくれた女性に挨拶をして、世間話をしてから「何がお好みですか?」と聞かれて、欲しいものを注文します。ここのチョコレートは、好きなリストランテL'Altro Campagnoloでグラッパを頼むと一緒に小箱で出てきます。食後酒に合うチョコレートです。
ノッチョーラの入った代表的なもの、さくらんぼを使ったもの、生姜(Zenzero)の砂糖漬けをチョコでコーティングしたもの、詰め合わせなどをお土産として選びました。
帰国五日目でも残っているお土産のCioccolato。何方に差し上げようかな。
Criollo全種類が入った箱(拡大)
クリーンウェアーを着て工場見学
Criolloをグラインディング
素材を練り合わせる
自動ディスペンサー
固める
取り出してパレットに並んだところ
店内1
店内2
店内3
コンクリートと鉄柵の入り口
購入したもの
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oggeti209
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| 店名 |
DOMORI
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|---|---|
| ジャンル | スイーツ |
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予約・ お問い合わせ |
(+39) 0119863465 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
イタリアVia Pinerolo 72-74 10060 None (Torino) |
| 営業時間 | |
| 予算(口コミ集計) |
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| 利用シーン |
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|---|---|
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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私の住んでいる地区は、今日(月曜日)が資源ごみ(瓶、缶、ペットボトル、古紙) の回収日です。
先週は、私が帰国して一週間まるまる居ましたので空の酒瓶が溜まりました。ワイン、シャンパン、ウイスキー、グラッパ、ジンの空瓶がブリキのバケツに溢れています。一番早起きの私が外へ出す役を仰せつかっています。『一体誰がこんなに飲むんだろう?』と不思議ですが、週末は昼間からイタリアンを作ってワインを開けてしまい、妻とふたりでボトル一本というのが適量ですから、土日で2〜3本は空瓶が増える勘定です。これ以外にアペリティーボ(Aperitivo)、ディジェスティーボ(Digestivo)と称して、ジンやらグラッパ、マールなどが少しずつ減っていきますので、ある時、大量に空の酒瓶が出て来ることになります。(ちょっと恥ずかしい朝)
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あっちこっち訪れている私たちが世界一おいしいチョコレートだと思っている「DOMORI」を発見したのは妻です。トリノ郊外の「L'altro Campagnolo」でドルチェをパスしてグラッパを頼んだ妻のプレートに添えられていたのが「DOMORI」です。
「あら、このチョコレートおいしいわね。どこで作っているのかしら?」
バローロ(Barolo)の搾り滓から作ったグラッパは、ネッビオーロ種特有の枯れ枝のような芳醇なファーストノートが広がり、舌にのせた板チョコの欠片と溶け合って深い満足感を与えてくれました。
店のご主人から「この店から車で15分ぐらい西へ行ったNoneという街に工場があり、ショップが併設されています。」と聞いたら、妻は堪らず、翌日には訪問していたというチョコレートです。
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と言うことで帰国前日、店員も驚くほど定番の板チョコを大量に購入し、スーツケースにこの土産をジグソーパズルをするようにして詰めて持ち帰りました。
あの女(ひと)、この人、あの先生、この女史
恋する女は綺麗さ 決してお世辞じゃないぜ
ため息混じりの頬に ついこの手のばしたくなる
https://www.youtube.com/watch?v=mOgDrmTtMqQ
とあっちこっちに配ってしまい、残り僅かとなりました。
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グラッパと相性の良いチョコレートですから片手落ちはいけません。
モンヴィーゾ山の「Albergo Ristorante Pian del Re」で買ったポケット瓶サイズのグラッパです。
これは優れものです。一面が尻の膨らみに合うように凹んでいて登山の邪魔になりません。しかもキャップが写真のように二重になっていてグラッパを注いでグイッとやることができます。
呑兵衛へのおみやげはこれが一番です。
よろしく哀愁:https://www.youtube.com/watch?v=_yNiqvMNTTg