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"おひとりさま" の Cena (夕食、チェーナ) は楽しくおいしい!
土曜日の Piazza Vittorio Veneto ここで周辺地区最大規模の青空市が開かれる
2006 トリノオリンピックではカーリング競技が行われたアイスアリーナ
Pinerolo Olimpica 駅前
線路は単線。大きな建物がスケート場
午後8時半の列車が来た
二階建てもある
街を抜けると直ぐに農地が広がる
グラスフェッド用の小麦が刈り取られていた
このようにして保管
夜8時50分でも明るい
駅前通りは寂しいが
教会前広場で野外コンサート付きイベント
店主拘りワインの品揃え
5月27〜28日にアスパラージ・メニュー
スプマンテ(spumante) をボトルでもらう
ALTA LANGA Spumante
今夜の Misto di antipasti
プッリャの小麦と作り方で焼いているパーネとフォカッチャ
黄色いのは、Bagna càuda -バーニャ・カウダの焼きPeperone巻き
Le tagliatelle con gli asparagi
アスパラガスはここまで火を通すと独特の旨味が出てくる。日本の茹で方は "生っぽい" とされ、好まれない
パンナ・コッタ(Panna cotta)
周りに五つの生クリーム。砕いたノッチョーラ(nocciola、ヘーゼルナッツ) 掛け
ひと口食べて、やっぱり Grappa が欲しくなる
店主が置いて行ったLa Grappa gialla (左、樽熟成) と La Grappa bianca 「お好きなだけどうぞ」と言われ
Dolce と Grappa は相性が良い
テーブル脇にパスタのディスプレイ
このアドリア海側 Marche 産のパスタは初めて見る
店主の拘り
日本へのお土産1
日本へのお土産2
日本へのお土産3
日本へのお土産4
帰国後、マルケ州の Pappardelle を調理する
自家製トマトソースで和える。素晴らしくおいしい!
六分間茹でが最適。サクッとした歯応えが残りながらペナっと口中を滑っていく
パルミジャーノ・レッジャーノを掛ける
煉瓦積みの建築
孫娘と二人で Pranzo(昼ごはん) を食べる、映画「Pretty Woman」、「おしゃれをしてくれて、ありがとう」
ご存知、映画「Pretty Woman」は、The Walt Disney Company の映画部門のひとつ Touchstone Pictures が、1990年に公開して日本では Warner Bros. が配給しています。Julia Roberts、Richard Gere が主演の Beverly Hills を舞台にした現代版シンデレラ・ストーリーです。アメリカの児童文学「あしながおじさん」や 1964年に公開された Audrey Hepburn 主演の「My Fair Lady」同様 アメリカン・ドリームが好きな国らしい映画です。どういう訳だか YouTube に画像がなく、Apple TV でレンタルして気になる画像をコピペしたことは、この映画の良さを広めたいが為の行為としてご容赦いただければ幸いです。全編をご覧になりたい方はインターネットTVもしくはDVDで料金をお支払いください。(Warner Bros. に代わり)
主題曲 Roy Orbison - Oh, Pretty Woman:https://www.youtube.com/watch?v=3KFvoDDs0XM
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今年の Pasqua(復活祭) は例年より遅く、春分の日の後の最初の満月の後の「日曜日」は、四月十七日となり、次の月曜日が Pasquetta(パスクエッタ) となって土曜日が休みの人は三連休になりました。公立の学校はもう一日加えて火曜日まで休みの四連休です。この日、娘も婿も用事があり、「パパ、〇〇〇〇の相手をしてね。」と言って出掛けてしまいました。
ふた廻りも三廻りも歳の離れた女性を恋人にしている年配の富裕なイタリア人男性はたくさんいますが、Nonno と言えども日本人男性が十二歳一ヶ月の孫娘と二人でトラッテリアへ行くと言うのは、保守的なイタリアにおいて奇異に見られることは明らかです。事前に娘から「私の父親と彼の孫娘が二人で行きます。テーブルをご用意していただけますか?」と、予約を入れてもらいました。
【二人で食べたもの】
・Vino bianco (テーブルに置かれたボトル三本は好きなだけ飲める) 、私
・本日の Antipasto misto 、ふたりで分ける
・Risotto agli asparagi 、好みが合うのか、ふたり同じものを選んだ
・Macedonia di fragola (フレッシュなイチゴをシロップで和えたのも)、孫娘
・Panna cotta (パンナ・コッタ、調理したクリーム)、私
・Espresso (solo) 、私
料理については、添付写真とキャプションをご覧いただければ嬉しいです。
***
日本語は挨拶程度しかできない孫娘と二人っきりでテーブルに着くのは初めてです。こちらも片言のイタリア語です。
孫娘は、出掛ける前に自室に籠り、着せ替えごっこです。私もジャケットを羽織り、アイロンをかけたワイシャツとスラックスで少しだけ身なりを整えました。孫娘との初デートの為に。
✳︎ 添付写真末尾の 店主と孫娘が会話している【時限装置付き写真】は、投稿後、直ぐに消します。
(現在、イタリアは午前六時二十分です。数名の方に ↑ をご覧いただき、ありがとうございます。写真を削除しました)
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この日、遅く起きてきた孫娘が自分で作った朝食 (温めたパーネに乾燥オレガノを塗してオリーブオイル、チーズを加え、もう一度温めたもの)、蜂蜜入り紅茶
Vino bianco (正しくは vini bianchi ) にする
このボトル三本は好きなだけ飲める
ひとつずつ味のアクセントがあり、これだけで充分という気がする
Risotto agli asparagi オリーブオイル掛け。アル・デンテ(al dente、歯に) に仕上げられたリゾ(riso、米) が、官能的。素晴らしい!
このパーネとフォカッチャが凄くおいしいので尋ねたら「プッリャの小麦と作り方で焼いている」とのことでした。
パンナ・コッタ(Panna cotta)
カラメルがか掛かっている
底に砕いたノッチョーラ(nocciola、ヘーゼルナッツ) 、これ、作ってみようカナ
Espresso (solo)
テーブルセッティングする為の大きな木製のキャビネット
午後二時半過ぎの店内
本日の
赤ワイン
食事を終え、徒歩で正面の建物駅舎へ向かう
藤の花のきれいな家で足留め
人の出入り口には白い藤のアーチ
ビオラがきれいに植わっている
深緑色のガレージ。手入れが行き届いた庭。年配の女性がベランダに出てきて柔かに声を掛けてくれました。こんな優雅な隠居暮らしができるイタリアはイイなぁ
hooker(街娼) Julia Roberts を Beverly Wilshire Hotel に連れ込む エドワード(Richard Gere)
ホテルのトンプソン支配人に見咎められるも
閉店後にレッスン
テーブルマナー1
テーブルマナー2
テーブルマナー3
カクテルドレスがよく似合う
ロサンゼルスからサンフランシスコまでプライベート・ジェットで飛んでオペラ鑑賞
【定点観測】Pere(洋梨) のリゾット(risotto) のリゾ(riso、米) がアル・デンテ(al dente、歯に) いいね、イタリアは。
Torino でも日本にいる時と同じく、店を新規開拓をすることは少なく馴染みになっている "味の確かな店" を訪れています。
ここ「Trattoria Perla Café」の近くには、イタリアの名門アニェッリ家 (Famiglia Agnelli、FIAT (Fabbrica Italiana Automobili Torino の創業家) が所有しているセリエA名門チーム ユヴェントスFC(Juventus Football Club) の練習場があり、また、Candiolo Cancer Institute (IRCCS) という癌の研究所・病院 も近く、それらの関係者が仲間を連れ立って昼食(ワイン付き) を食べに来ています。
ご夫婦と厨房担当女性の三人が切り盛りしている伝統的なピエモンテ料理の店↓です。
https://www.mezzokilo.it/la-perla-trattoria-candiolo-piemonte-intervista-menu-cucina/
【私が気に入っている理由】
1、伝統料理でありながら訪れるたびに発見できる新たな味
2、変わらぬ基本的なコンセプトとナチュラルで丁寧な接客
3、三重のテーブルクロスは客が入れ替わるたびに交換される
4、ご主人お奨めのワインはどれもおいしくボトルで供され、常識的な量であれば何杯飲んでも同じ値段
5、リーズナブルな料金(ワインを飲まなければ 5〜10€ で済む、カフェは1€)
***
この日、私一人で店のドアを開けました。午後二時近くであっても八割方のテーブルが埋まっています。
「Bongiorno. Come stai?」
「Bongiorno. Sì, sto bene. grazie.」
客が立った奥のテーブルをセッティングをしていた背の高いご主人が、私の訪問に気付き、三年振りの再会を喜ぶように挨拶してくれました。
料理については、添付写真とキャプションをご覧いただければ嬉しいです。
今回、もの凄くおいしかった料理は、Risotto con pere e parmigiano reggiano e vino di pere です。洋梨の甘味で煮たリゾに甘さを冠せるが如くプレートの縁に洋梨で作ったワインが回し掛けされています。初めは意外性が先行したのですが、フォークで掬って三口食べると味のバランスが良いことに気付きます。特にリゾ(riso、米) が、アル・デンテ(al dente、歯に) に仕上げられた食感は官能的であり、イタリア人の感性の豊かさを感じます。(日本では嘗て経験のない感覚、自分でも作れない)
帰り掛けにこのことをご主人に伝えると、
「この al dente は僕の好みなんだよ。気に入ってもらい嬉しい。」
「リゾット(risotto) には、このカルナローリ米(carnaroli)を使っています。」
と、言うことで、カルナローリ米(carnaroli) 1kg 、ピエモンテ州産ノッチョーラ(nocciola、ヘーゼルナッツ) 250g × 5袋 を日本へのお土産として買いました。
『あの彼女と彼処の想う方へ差し上げると自宅用が無くなってしまうなぁ。まだ七週間もいるのだから、また買いに来よう。』
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一人用のテーブルセティング。水は Frizzante(ガス入り) が好き
ワインの箱を利用した照明が美しい
今日は赤のボトルを三本置いてくれた
その1
その2 (これが本場のフォカッチャ、focaccia)
その3
Antipasto misto
どの前菜もおいしい。 特に自家製サルシッチャ(Salsiccia、生の豚挽肉) とVitello Tonnato (ヴィテッロ・トンナート) 素晴らしい
右側の赤く小さなものは、Bagna càuda -バーニャ・カウダの焼きPeperone巻き
Pere(洋梨) の甘いリゾット(risotto)
Risotto con pere e parmigiano reggiano e vino di pere
削りたての parmigiano reggiano を
#BCMKR! (©︎MSSBHNSさん) とパルミジャーノの塩味と洋梨の甘味が一体となって凄くおいしい!!!!!
リゾット(risotto) はスプーンではなく、フォークとナイフで食べるのが礼儀です
チョコレートを入れないBonet(ボネ、プディングの一種)
絶妙な甘さ。冷たくスッキリしてもうひとつ食べることができそう
Espresso (solo)
これを Doppio で頼むのは野暮なアメリカ人とアジア人
高い天井
向かいの四人グループが席を立ったのは午後三時前
ワインケースの上に "本日提供できる" ワインが並んでいる
ノッチョーラ(nocciola、ヘーゼルナッツ)は、ピエモンテ州の特産物です
カルナローリ米(carnaroli)も買う
店の近くの一軒家には大きなタイサンボク(泰山木)
日照が強いので木瓜の花も大きい
これは、レンギョウ(連翹) だよ
定点観測:グラッパもワインもノッチョーラ(ヘーゼルナッツ) も売っているトラッテリア
ノッチョーラ(nocciola、ヘーゼルナッツ)は、ピエモンテ州の特産物です。
もちろん、ワイン、白トリュフ、ポルチーニ、Peperone di Carmagnola https://www.italianfoodexperience.it/prodotti/peperone-carmagnola-eccellenza-gastronomica-piemonte/# も世界的に有名です。
皆さんもこのノッチョーラを使った「Nutella」(ヌテッラ)https://www.nutella.com/it/it をご存知だと思いますが、チョコレートとノッチョーラの粉を砂糖で練ったペースト状のパンに塗る食品です。 朝食に甘いものとカフェだけで済ます家庭が多いイタリアですから需要は大きく、たくさんのノッチョーラを必要としますが、ピエモンテ産だけでは賄えず、トルコなどの中東から輸入しています。ここに問題があります。
シリアやイラクから逃れてきた難民は、EUのギリシャを目指しますが、その手前のトルコで難民生活を余儀なくされ、ノッチョーラ栽培農場で一俵60kgの袋を担がされ、長時間労働の Slave のように働かされるとのことです。トルコで生産されるノッチョーラはピエモンテ産の1/10の価格で取引されます。https://toyokeizai.net/articles/-/218097
同様に砂糖も米作国家ベトナムの水田が潰され中国資本によってサトウキビ農場に転換され、作られた砂糖は欧州に輸出されています。ベトナムは四千万トンを生産する世界第5位(2017年)の米生産国ですが、足らない分は中国から輸入しているそうです。
https://www.globalnote.jp/post-1119.html
カカオ豆もイタリアでは作ることができません。
こんなことを考えると何も口にできなくなるのですが、ピエモンテ産のノッチョーラを食べて地元農家を支援しなければならないと思い購入しました。
***
この店の近くに大きな病院があり、午後1時半だというのに医療関係者らしき客で満席です。皆さんワインを飲みながら2時間ぐらいを掛けてゆっくり食事をしています。私たちが座った隣のテーブルでは地元に住んでいる老夫婦が楽しそうに会話をしていました。
「Buongiorno.」
見知らぬお同士が笑顔で挨拶を交わして食事が始まり、終わった時も笑顔で挨拶して別れます。いいですね、イタリアは。
食べたものは添付写真にコメントを付けましたので、ご覧いただけたら嬉しいです。
食べ終わったのが午後3時ですが、また新しい客が入ってきました。奥さんとご主人の笑顔と細かな気遣いが優しく、とてもおいしいトラットリア(trattoria) です。
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残り1/3 なので全部飲んでもグラス一杯分の料金
Antipasto mistoは、硬Bagna càuda -バーニャ・カウダの焼きPeperone巻き、オレンジ入りSeirass 、Vitello Tonnato (ヴィテッロ・トンナート)、自家製プロシュット・クルード (prosciutto crudo) 、パタータ(patata)のサラダ、セロリのマリネ
鮃のタリアテッレ、おいしい!!!
旬のグリーンピースのズッパ ( La zuppa di fagioli verdi) は適温で塩加減がベスト。おいしい!
ご存知 Bunet、凄くおいしい!
Caffe'、当たり前だけどおいしい!
グラッパとノッチョーラも買う。奥に清潔な厨房が見える。シェフは女性です。
BARBERAから作ったGrappa
ピエモンテ産
ノッチョーラ(nocciola、ヘーゼルナッツ)
ピエモンテ産は、旨味、香り、歯応えがとても良い。
定点観測 :「Perla」で 伝統のピエモンテ料理を食べる
何度伺っても飽きの来ない店です。
ジョージ・クルーニー(George Timothy Clooney)似の店主とジェーン・フォンダ(Jane Fonda)似の奥さんとジェニファー・アニストン(Jennifer Joanna Aniston)似の女性シェフの織りなす家庭的な雰囲気に誘われて訪れる客が絶えません。
この日、娘家族と共に昼食(pranzo)をいただきました。
・Antipasti 各種 (オレンジ入りSeirass 、Carne cruda -カルネ・クルーダ、Bagna càuda -バーニャ・カウダPeperone巻き、
旬のメロン、プロシュット・クルード、サラーメ)
・Vitello Tonnato (ヴィテッロ・トンナート、牛薄切り肉のツナソースかけ)
・Insalata di Riso(お米のサラダ)
・Tajarin (タヤリン、タリオリーニ tagliolini 、レモンとバター味)
・Pasta di meliga (パスタ・ディ・メリガ、トウモロコシ粉で作った菓子)
・Caffe'
・Prosecco ボトル1本(店主お奨めのヴェネト州の辛口プロセッコ、おいしい、安い11EUR/本)
この店には決まったメニューは無く、その日に用意できる料理が口頭で伝えられ、各人が食べたい料理と量を告げてスタートします。まずは、店主お奨めのProsecco を1本開けました。
Antipasti はどれもおいしいのですが、私はピエモンテ州特産のPeperone (長く大きなパプリカ)を焼いて薄皮を剥がしたペペロナータが大好きなので、硬めに作ったBagna càudaをペペロナータで巻いたものをお代わりしました。これは日本では食べることができません。おいしい!!!!!
本日のパスタは、Tajarin (タヤリン) のレモン味です。
ご覧のようにシンプルなパスタなのですが、卵を練りこんだTajarinを茹でバターを絡め、レモン汁で和えただけのものです。Tajarin は、タリオリーニのピエモンテ方言です。Tartufo bianco (白トリュフ)の季節にはオリーブオイルで和えたものに採りたてのTartufo biancoを削って振り掛けただけのパスタがどこの店でも出されますが、必ずTajarin が使われます。口の中で転がる食感が官能的でフォークが止まりません。
女性シェフの茹で方はとても上手です。レモンの酸味が利いておいしい!!!!!
イタリアのレモンは、アメリカ産や日本産と異なり、皮が厚いのですが柔らかく、そのまま食べることができます。日本には輸入されていませんので、この料理も日本で食べることができません。
Dolceの Pasta di meliga (パスタ・ディ・メリガ)は、トウモロコシの粉で作った柔らかいピエモンテのお菓子です。トウモロコシの薄い甘味がカラメルの強い甘味と混ざり合って口に広がりました。現在の日本のトウモロコシは甘さが誇張され過ぎて食指が動かないですが、このイタリア産のトウモロコシで醤油味の焼きトウモロコシを作ったら、きっと孫娘に受けることでしょう。
***
このトリノ郊外の街には、ルネサンス初期の画家「Giotto」や 近世の音楽家の名前を付けた通りがたくさんあります。最後の「G.Agnelli」は、FIATグループの総帥であり、ユヴェントスFCの名誉会長でもあり、イタリア中の人気者だった故ジャンニ・アニェッリ (Giovanni Carlo Francesco Agnelli ) の名前を付けたものです。いかにもトリノらしいですね。
(ログイン時の道路標識を全て選んでください ではありません)
Prosecco ボトル1本が11EURとは安い
Tajarin (タヤリン、タリオリーニ、レモンとバター味)
硬Bagna càuda -バーニャ・カウダの焼きPeperone巻き
ドライパパイヤ入りSeirass 、Carne cruda -カルネ・クルーダ
Vitello Tonnato (ヴィテッロ・トンナート)
旬のメロン、プロシュット・クルード、サラーメ
Insalata di Riso
もの凄くおいしい!!!!!
Pasta di meliga (パスタ・ディ・メリガ)
Caffe'
オリーブオイルは瓶ごと
価格表(安いでしょ!)
ジョージ・クルーニー(George Timothy Clooney)似の店主と
ジョージ・クルーニー(George Timothy Clooney)似の店主とジェーン・フォンダ(Jane Fonda)似の奥さんが、普段着でフロアを担当しています。格好イイ〜。(シェフは、女性です)
この店に印刷されたメニューはなく、オーダーを取りに来た時に”本日の料理”について、アンティパスティ、プリミピアッティ、セコンドピアッティの順に其々三種類ずつ説明があり、客はそれを聞きながら組み立てをします。ヴィーノは、お奨めのものをもらい、ドルチェ、カフェは食後に決めます。
娘は、アンティパストミスト と 海老とズッキーニのリゾット
私が、インゲンのラザニア と 丸ズッキーニのオーブン焼き(ペペロナータ付き)
娘の選んだプレートも少しずつフォークに載せてもらって食べましたが、リゾットがもの凄く美味しいです。
(帰りに店頭に置いてあった Riso San Raffaele 3EUR/kg を買って、翌日作ってみました)
丸ズッキーニは、八百屋でもスーパーマーケットでも売っています。
蔕部分を横に切って、種をくり抜き、詰め物をしてオーブンで焼きます。イタリアのズッキーニは、家庭菜園でも作っていますが、生で食べても瑞々しくて美味しいです。最高!!!
もうひとつ気に入ったのが、生のサルシッチャです。これは旨い!!!
日本で豚肉の生食なんか肝炎ウィルスが怖くて当局が許可するわけはなく、召し上がった方は余程の食いしん坊以外いらっしゃらないと思いますが、ドイツではMettbrötchenという食べ物があるそうです。
参考:https://tabelog.com/rvwr/motobusu/rvwdtl/B261283087/
レバ刺し、鶏刺し、馬刺しは、美味しいのですがね。
リストレットにサトウキビから作った精製していない砂糖(zucchero)を入れてみました。
ドリップコーヒーは、何も加えないで飲むのが好きですが、28年前、イタリア人に教えられ、リストレット、エスプレッソに砂糖を使うことを覚えました。この店では数種類の砂糖が用意されましたが、初めて黒糖のようなものが出され、これを試してみると意外なことに 力強さ、コク、香りが増しました。(写真にある蓋付き瓶詰めのもの)美味しい!!!
***
犬を連れての早朝散歩が日課になり、スラックスのベルトの穴がひとつ縮みました。
トリノ郊外の麦畑が広がる辺りは、清々しく楽しいです。すれ違う同好の士も少ないのですが、互いに「Buongiorno!」と声を掛け、微笑んでくれる人々の優しさが心に沁みます。
滞在中している一ヶ月間で山の雪もずいぶん溶けました。
麦穂も膨らみ、刈り取られました。
カタツムリは、毎日、雑草の生えている場所で食事を済ませ、日が昇ってくるとねぐらの垣根に戻ります。ゆっくり歩道を渡っているので、うっかりジョギング中の人に潰されてしまうこともあります。
野生動物の姿もよく見かけます。
鹿、狐、ハリネズミ、鷹、蛇、野兎など。この匂いを嗅ぐと連れている犬の耳が立ちます。「脱兎の如く」と言いますが、まさにその通り、目の前をピーターラビットみたいな顔をした野兎がすっ飛んで行きました。柵に囲まれた場所に巣穴があるようでそこに逃げ込むと追いかけることはできません。
トリノCentro(中心街)から車で15分ぐらい走るとこんな景色が広がっているイタリアは豊かです。
コペルトとアンティパストミスト
海老とズッキーニのリゾット
インゲンのラザニア
丸ズッキーニのオーブン焼き
中身はパタータ
配膳棚
美味しいBraのサルシッチャ
ペペロナータ
店内
マルメラータのドルチェ
拡大
美味しいリストレット
畦道には天然のカモミール
5月初旬
6月初旬
5月初旬
6月初旬
麦穂が実り
刈り取られた
カタツムリの危険な歩道横断
ピーターラビットみたいな野兎
愛犬は土産を咥えて
犬用の餌(55EUR、1.5ヶ月分)
娘の料理(海老とズッキーニのリゾット)
トリノ産のリゾ (Riso San Raffaele)
拡大
普通のリストランテが、どうして、こんなに美味しいのだろうか。
トリノ郊外にあるTrattoria Perla Cafe'に入るのは、昨年秋に続き二度目です。
プロシュット・クルード(prosciutto crudo)、プロシュット・コット(prosciutto cotto)、コッパ(coppa)、干したサルシッチャ(salsiccia)の盛り合わせは、温められたパニーニに載せて食べると一層香りが立ちます。お奨めの赤ワインは、リーズナブルな Barbera d'Alba Pelissero2013、 酸味が抑えられたベリーの香りがするワインです。
ジョージ・クルーニー(George Timothy Clooney)に似た店主が、本日のおすすめ料理の説明をし、各自のオーダーを確認して厨房へ伝えにいきました。今回は、軽く食べようということで、セコンディは頼まず、アンティパスティ(冒頭のprosciutto類)とプリミピアッティ(パスタ類)だけです。
ただ切って並べられただけのprosciutto類がもの凄く美味しいです。
ご覧のように大皿に飾り気もなくポンと並べただけです。日本だったら大皿の中央部に少しだけのprosciuttoを載せて周りに彩りの良い野菜をアレンジして、端っこにオリーブオイルを垂らしたりして見栄えばかり整えるのですが、肝心のprosciuttoの味が本場に比べるとイマイチです。
仕方がないですね。航空便で輸入しても税関検査があり、食品衛生法に照らして問題がないか確認してから市場に出されるわけですから、味は変質してしまいます。また、空気が異なりますので、そこに生きている酵母や湿度の差で香りが変わってきます。イタリアでは普通に塊のprosciuttoを部屋に置いておいてもカビは生えませんが、それを日本に持ってくると一気にカビが広がります。
自家製のタリアリーニとニョッキも簡単にソースと和えただけなのに頬っぺたが落ちそうになるぐらい美味しいです。私は、ドルチェをパスしてリストレットしか頼まなかったのですが、「これ美味しいから食べたほうが良いですよ。」という誘いに乗ってスプーンでひと口ずつ貰いましたが、どれも美味しいです。
トリノ郊外の小さな街なのですが、気軽に入ることのできる普通の店でも”本物”の料理が食べることのできるイタリアは羨ましいです。紛い物が存在することを許すことができないのでしょう。イタリア人は食べ物に厳しいです。しかも、安い!
プロシュット・クルード(prosciutto crudo)、プロシュット・コット(prosciutto cotto)、コッパ(coppa)、サルシッチャ(salsiccia)
Barbera d'Alba Pelissero2013、水二種類(NATURALE ,FRIZZANTE )
プロシュット・コット(prosciutto cotto)とパニーニ
トンノとオリーブのタリアリーニ
ポモドーロ・ニョッキ
Asparagi
自家製ドルチェ1(焼き菓子)
自家製ドルチェ2(パンナ・チョコラート)
自家製ドルチェ3(ティラミス)
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oggeti209
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「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
| 店名 |
Trattoria Perla Cafe
|
|---|---|
| ジャンル | イタリアン |
|
予約・ お問い合わせ |
(+39) 0119625491 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
イタリアVia Torino 13/b Candiolo, |
| 営業時間 | |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 利用シーン |
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|---|---|
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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イタリア人は、お喋り好きで人との交流を大切にする国民です。それが家族以外のご近所さんでもコミュニティの間でも増して大家族の場合は尚更です。女性の嫁ぎ先は遠くではなく、スープの冷めない距離に家を持たせることが多く、私の娘は「ご両親は、あなたをこんな遠いイタリアによく嫁がせたわね。」と、言われるそうです。以前にも書きましたが、幼稚園から中学校まで登下校時には親もしくは親族の送り迎えが義務付けられているので両親が働いている場合、この役目を近くに住む祖父母が担っています。
さて、この日、孫娘が習っているフィギュア・スケートの発表会があり、Pinerolo まで行ってきました。
「発表会の後にピッツァ屋で食事会があり、大勢集まるのだけれどパパはどうする?」
「帰国が近づいているから密集して万が一 COVID-19 に罹る状況は避けたいなぁ。」
「それだったらアイスアリーナの後ろにPinerolo Olimpica 駅があるから発表会の後、パパだけ列車に乗って帰ってね。」
***
今回の訪伊だけで「Trattoria Perla Café」のドアを開けるのは、これが三回目です。
午後九時半近くでも私の席の向かいのテーブルの上には其々Antipastiと三箇所にプロセッコ(prosecco) が置かれ、三世代十名の家族が宴酣でありました。左にはオトーサンとオカーサンがワインクーラーで冷やされたシャンパンを飲み、高校生らしき一人息子が静かにドルチェを食べ、先に帰宅しました。私の後ろのテーブルにも更に四組の方々が楽しそうに食事をしています。これらは視線を投げて具に観察するのではなく、店主とその奥さんと飲み物や食事メニューの遣り取りをする時に視界に入って把握できます。
同様に一人で入店した私も他の客の視野範囲でそれとなく見られているということです。決して無礼な "ガン見" をされることはありません。予約していない私を歓待し、和やかに言葉を交わし、正しくイタリア式の注文をしている様子は見られています。『あっ、このアジア人はもしかして馴染み客なのかぁ』という安堵した雰囲気が伝わり店全体が一体化します。いいですね。私より早く退席する方も私が先に席を立つ時も互いに笑顔で黙礼を交わします。
この日は一人でスプマンテのボトルを空け、グラッパまで飲みましたから少し気分が良くなり、外の喫煙スペースで談笑している三人の男性と少し英語で話をしました。いいですね、イタリアは。
料理については、添付写真とキャプションをご覧いただければ嬉しいです。
ALTA LANGA:https://www.altalangadocg.com
「パパ、何処へ行っていたの? 皆で心配して警察に連絡しようとしていたところよ。」
普段はクールな娘が珍しく心配してくれました。時計を見ると午前様になる直前です。携帯電話のデータローミングをOFFにしているので WiFi環境でないと電話が繋がりません。
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