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サルデーニャの伝統料理を出してくれるお食べ地獄系リストランテ
生ハムとサラミ サルデーニャのチーズが乗ったアンティパスト ボリュームがすごい
エスカルゴです スペイン統治の名残りとか 美味しいです
トマトソースでパスタが見えない(笑)
サービスで出してくれた焼き野菜の盛り合わせ 栄養バランスを整えるのにいいですね
メインは子豚の丸焼きSu Porcheddu これもまたすごいボリューム
駄目押し? 嫌がらせとも思えるデザートのお菓子(笑)
お食べ地獄にようこそ!と書いてありそうな看板(笑)
イタリアのデパートRINASCENTEの前のLargo Carlo Felice通りを渡るとナターレ感満載です
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hongo555
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| 店名 |
Ristorante Su Cumbidu
|
|---|---|
| ジャンル | イタリアン |
|
予約・ お問い合わせ |
(+39) 070670712 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
イタリアVia Napoli 13, 09124 Cagliari |
| 交通手段 |
カリアリ駅から徒歩10分くらい |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
¥5,000~¥5,999 ¥2,000~¥2,999 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 (VISA、Master) |
| サービス料・ チャージ |
coperto 2 € (pane) |
| 席数 |
100席 |
|---|---|
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| ドリンク | ワインあり |
|---|---|
| 料理 | 魚料理にこだわる |
| 利用シーン |
|
|---|---|
| お子様連れ |
子供可、ベビーカー入店可 |
| ドレスコード | なし |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| 備考 |
年中無休でナターレでもカポダンノでも営業してます |
| 初投稿者 |
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サルデーニャの旅も残すところあと1日。
明日はエルマス空港から午後の便でローマに移動しますから、cenaをいただけるのは今晩が最後です。
と言っても、フィウミチーノまでは飛行機でわずか1時間、とても近いのでまた次回もサルデーニャを日程に組み込んで旅行したいなと。
それほどサルデーニャの気候、文化、景色、人、食事は素晴らしかった。
レンタカーで島内を800kmほど走りましたが、アルゲーロもサッサリもヌオロもオルビアもボーザも、オリスタノもカブラスもポルトスクーゾもカルロフォルテもカルボニアもカリアリも、何処も素朴で親しみがあって、独自の文化が大切に守られていて、地元の食材で心づくしの美味しいものがあって、何もいうことがありません。博物館や民俗資料館にも足を運びました。
海の幸も山の幸も豊富で本当に豊かな島です。感激しました。
さて、でも今日は12月25日。
さすがに飲食店も含めて大抵の店はお休み、サン・ベネデット市場もお休みですから、まずは営業している飲食店を探してカリアリ中心部を歩き、こちらの店に辿り着きました。
土産物店が多数並んでいるエリアで、どう見ても観光客向けの店なのでちょっとどうかなと思ったんですが(我々も歴とした観光客なんですけど)、店内を覗いたら先客も数組いるので、えいやっと入ってみました。
他に選択肢はほぼない状況だし。
テーブルに英語のメニューが置かれたので、Mi scusi, vorrei un carta di menu in italiano, per favore: イタリア語のメニューをお願いしますと言ったら、イタリア語話せるの?じゃあ説明するから、サルデーニャの美味しいもの食べてってよ!と言われました。お、案外期待できるかも。
で、イタリア語のメニューをもらったのはいいのですが、料理名は全部サルデーニャ語(笑)。
すぐ下に説明が書いてあるので、それを読みながら何を食べるか思案です。
もちろんヴェルメンティーノを飲みながらメニューを読む作業は楽しいことこの上なし。
声を掛けてくれたベテランのカメリエーレの説明を聞きながらメニューを決めました。
Su tatzeri de affittadosoはサルデーニャで生産されているサラミや生ハムの盛り合わせ、Sas croccasはサルデーニャでよく食べられる辛いトマトソースで煮込んだエスカルゴ、プリミに頼んだのはMalloreddus a sa Campidanesaサルデーニャのショートパスタ、マッロレッドゥスをトマトとサルデ牛などを使って作ったサルシッチャ(ソーセージ)で煮込んだものです。
どれだけサルデーニャの食材とトマトソースにハマってるんだか(笑)。
サルデーニャのサラミや生ハムは本当に美味しいです。
地産地消などという言葉とは関係なく、もともとその地域で消費される分だけしか作らないのでローマなどでサルデーニャの肉類が出回らないだけです。
買って帰りたいけどお肉は税関通らないので、お腹にたっぷり納めていこうかと。
なんで野菜や魚はOKで肉類だけダメなのか、狂牛病や豚コレラ、鳥インフルエンザなど感染力の強い病原体が持ち込まれないようにする予防措置というのは理解できますが、それにしても加工肉として製品化されているものまでNGとは納得しにくいです。
動物検疫所のサイトに、イタリアは「対象疾病の持ち込まれるおそれが極めて低いと考えられる地域」と記載されてはいますが、持ち込みに必要なイタリア政府の検査証明書を個人の観光客が入手するのは無理ですから、買って帰るのは諦めるしかありません。
それはさておき、羊飼いが持ち歩くために長期保存可能な薄焼きのパーネ・カラザウに乗って出てきたお肉は綺麗に盛り付けられていかにも旨そうです。
ワインと一緒に早速がっつりいただきました。2人前だと結構な量です。
程よく熟成された生ハムは香りが良くて、サラミは辛いもの酸味のあるもの柔らかいものニンニク入りのもの様々あって飽きることがありません。
白ワインでも赤ワインでも合う味ですね。咀嚼する喜びをたっぷり味わいました。
エスカルゴは日本人のあまり食べつけない食材ですが、フランス以外ではスペインでよく食べられます。
サルデーニャは一時スペイン(カタルーニャ)に統治されていたので、その時にエスカルゴを食べる文化が持ち込まれたのだとか。
いろいろな食文化が交じり合って美味しいものが食べられるようになったんですね。
お肉のような弾力があってとてもジューシーです。
旨味が濃厚で貝好きの日本人なら誰でも美味しく食べられる味です。
辛味がしっかりあるトマトソースがまた美味しくて、パーネ・カラザウと一緒に食べてもいいですね。
プリミのマッロレッドゥス(発音が難しいです)もトマトソースですが、こちらは一転して優しい甘さが感じられるトマト味。
トマトソースで煮込まれたサルシッチャがまた強烈に美味しくてスプーンが止まりません。
なんでこんなに美味しいんだサルデーニャ。
カメリエーレのおっさんが食べてる?美味しい?と聞きに来ました。
È delizioso del previsto! 期待以上の美味しさだねと言ったらおっさん嬉しそうでした。
impertinente! 一丁前(の言葉使うじゃないか)、とも言われましたけど(笑)。
一皿のポーションが大きいのでもぐもぐと食べ続けていたら、おっさんがposso prova a mangiare ちょっと食べてみなよ、と野菜が乗ったプレートを持ってきました。
頼んでないよというとprova: お試しだから会計につけないと。そういう調子の良いこと言ってあとでしっかり会計に入っていることはこれまで何度も経験していますが(笑)、サルデーニャ人は実直ですから好意と受け取って食べてみることにしました。
生ハムもサラミも残っているので、野菜と一緒にいただくとこれがまた美味しい。
そうそう、サルデーニャ人は野菜をかなりしっかり食べます。
特に茄子やズッキーニ、豆類が好物のようでよくコントルニで食べている人を見かけます。
ローマではあまり見掛けない光景です。
栄養バランスを考えるととても健康的な食卓になってきましたよ。
海外では食べ慣れないものをいただくことが多いですから(それが楽しいんですけど)、ありがたいです。
では、お腹もかなり膨らみましたが折角ですからメインも行きます!
もちろんここはSu Porchedduを食べます。ワイフもまだイケると言ってますし。
サルデーニャに来てから胃が大きくなったみたい(笑)。
Su Porchedduは子豚の丸焼きです。内臓を外して炭火でじっくり焼き上げるんですが、これはお祭りの時でないと作らないとかで、これまでいただく機会がありませんでした。
この店にあるなんて嬉しいです。さすが観光客ご用達エリアだ。
しばらくしてパーネ・カラザウを敷いて出てきたSu Porchedduはすごいボリューム!
これ2人前?と聞いたら1人前だと(笑)。
400gと言っていましたが、確実にそれ以上ありそうです。
しかもてんこ盛りのベイクドポテトが一緒です。これは・・・食べきれるのか!?
赤ワインの力を借りて、なんとかいただきました。
とっても美味しいんですが、苦しくてなかなか入りませんでしたよ。
フードファイターの胃袋があればねぇ(笑)。
ようやく食べ終えて、お腹をさすりながらしばし休憩。
カメリエーレのおっさんが、カフェを持ってきてくれました。
一緒に来た若いカメリエーレが大きい皿をテーブルに置きます。
ん、これはなんだ?と聞いたら、食後の甘いものだと。
クッキーや木の実などがたっくさんお皿に乗っています。
これもどうやらサービスのようですが、少し持って帰ることにしました。
ご厚意感謝します。でももう何も入らないよ(笑)。
カフェの後にミルト酒飲む?と聞かれましたが丁寧にお断りしました。
すると、ウチは土産物屋もやってるから買って帰れば?と手書きの割引券をくれました。
どこまでも商売熱心なカメリエーレです。
サルデーニャ最後の夜は結果的に暴飲暴食してしまいました。
でも思いもかけずSu Porchedduまで食べることができて、サルデーニャ料理を満喫です。
ご馳走様でした!!!
あ、カメリエーレのおっさんの言った通り、焼き野菜のプレートとお菓子は会計に入っていませんでした。疑ってごめんね(笑)。
握手して、また来いよ!と言われたのは営業トークでも嬉しいです(単純)。
本当にサルデーニャはおいしいものだらけ、シチリアに負けず劣らずのお食べ地獄です。
明日はサン・ベネデット市場でお土産買いまくって、エルマス空港からローマです!
さらに冒険は続く・・・