無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
ミラノから特急に乗って世界遺産チンクエ・テッレにシーフードを食べに思いつき遠足へGO!
この景色が世界遺産。
かわゆい子が下で待ってます
口コミが参考になったらフォローしよう
行列のできる
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
行列のできるさんの他のお店の口コミ
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
| 店名 |
Enoteca Dau Cila
|
|---|---|
| ジャンル | シーフード、ダイニングバー |
|
予約・ お問い合わせ |
(+39) 0187760032 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
イタリアVia San Giacomo, 65, 19017 Riomaggiore, Italy |
| 営業時間 | |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| 初投稿者 |
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
ミラノ滞在6日目。
物語の最初は、前の晩のことです。
ミラノピザを食べていました。遅い夕食です。同行のマイレビュアーから提案がありました。
『あした(日曜日)チンクエ・テッレに行かない?レンタカーは大変だけど、ミラノ中央駅から特急に乗れば1本で行けることが分かったの。どう?』
まったくのんきな二人です。予定になかった列車での遠足。もちろん断るはずがありません。ピザを食べ終わってそのままミラノ中央駅まで行き、切符を購入します。
その切符を手に中央駅に5時半に行き、無事ホームも分かって、これかあって。1等車は乗車率半分。帰りは満席でしたが。ホームの自販機が唯一の開いているお店。サンドイッチとかソフトドリンクとかコーヒーとか。新幹線で缶ビールの日本、ありがたいねえ。
電車の旅もなかなかよろしい。景色を見ながら途中ジェノヴァまでくればあと1時間半。
そして、とうとうやって来ました、チンクエ・テッレ。チンクエ・テッレってどんなところ?はい、かような土地です。
”切り立った断崖にへばりつくようにして立ち並ぶカラフルな家々。リグーリア海岸沿いの5つの村を指すチンクエ・テッレは、11世紀に要塞都市として発展。1000年ものあいだ、隣村と陸路はなく、船のみが交通手段だった。過酷な環境のもとで生活する人々がつくりあげた文化と暮らしの知恵は自然美観として高く評価され、1997年に世界文化遺産に登録されている。”
モンテロッソを後にして次の村に移動します。
さっそくチンクエ鉄道に乗り放題のチケットを使って。列車はごく普通のもので、何らリゾートっぽいところはありません。トンネル続きの路線ですが、ガンガン飛ばしますね。立席がでるほどの盛況ぶり。アメリカ人が多いです。トレッキングの恰好をして、あちこちからアメリカ英語が飛び交ってきます。ミラノではほとんど見かけませんでしたが、やっぱり街歩きより村歩きのほうがええね。
2番目の村、リオマッジョーレの到着です。写真で見た景色が一番美しかったのでここに来てみました。村の印象は、モンテロッソとほとんど変わりませんね。ぶらぶら歩いて海に出ます。やはりいいところですね。しか~~し、シーフードレストランってないですねえ。あきれるほど。みなさん、ここでもフォカッチャやピザを食べてます。いや、旨いのはわかりますよ。でもねえ、ここはチンクエですよ。しょうがない。ジャーマネの指示を出しましょうか。
『地図ソフトでレストランを表示して、チンクエテッレで一番レストランの多い村に行こう!』
さっそく検索してもらいます。出た回答が、リオマッジョーレ。おお、行こ行こ。この街にこのレストランがありました。
再び鉄道に乗って移動。
駅についててくてくと丘を登って行きます。シーフードの唐揚が売ってました。韓国人の観光客が群がってます。これ以上登ったところにはお店がない、と言うところまで行って、Uターン。おお、ここに港に出る細い道があるじゃないですか。そこをどんどん行くと、確かに小さな船着き場があって、フィッシングボートが舫っていました。
それと、じゃ~ん、お待たせしました。シーフードレストランが3軒ありましたよ。やったね。一番海がよく見える店に入って、ビールです。ひゃあ、この時の麦酒も旨かったねえ。
ご満悦なふたり。白ワインをとって、つまみは、スカンピとムール貝。新鮮そのもので海の味が濃厚です。たまんねえ。そして、〆にはスカンピのパスタ。どれもとっても美味しゅうございました。
イタリアはシーフードや。そう思いましたね。気がつくと足元にはカワイイコ。にゃんこ先生たちがちょうだいとも言わず、ずっとこっちの顔を見ているんです。ちょうだいというそぶりも見せず。かわゆいねえ。何も言わずにじっと見る、これは女性も覚えておいた方がいいやり方かもしれません。
のんびりとした気分で海を眺めています。レストランの先に坂道があって、観光客がそっちにもだいぶ集まって、何か見てるんですよ。なんやろ、と思ってレストランのほうはチェックを済ませ。坂を登っていくと、じゃ~ん、まさにチンクエテッレの象徴的な断崖にへばりつくカラフル色の村がありました。よかったなあ、あそこで食べて。
ようやく世界遺産を見た!という気分でした。