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ローマ建国の祖と言われるロムルスとレムスが店名です 下には首都の香りと書いてあります
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プリミのメニュー 観光地価格じゃない 安いです
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ピッツァのメニュー 我々が食べたのはメニューに載っていませんでした
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お肉のメニューも美味しそう 次回の宿題です(笑)
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メインの魚介とコントルノのメニュー 定番ばかりですがそれが美味しい
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カフェが1€とは驚きです
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店内はAS一色!ロマニスタで良かった!
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アンティパストミストです すごいボリューム でも美味しくて完食
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alla giudiaのカルチョーフィ 苦甘くて香りが良くて芯が甘くて最高
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alla romanaのカルチョーフィです 食べ比べできて幸せ ワイフ大喜び!
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リガトーニのマトリチャーナ リガトーニが分厚くて食べ応えがありました
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このカルボナーラ最高! マストです!
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allo scoglioです 魚介の濃厚な旨味が大爆発!
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素焼きのピッツァ 店ではクロスティーニと言っていました 美味しいです
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このワインはあったら是非! とても美味しいシラーでした 地元ラツィオのワインです
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腹がパンパンになった魚介のグリル 美味しすぎる
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店の近くにはASの永遠の10番トッティが…「永遠の愛を捧げる」と書いてありました
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ローマって結構というか、かなり広いです。
パリは市内全域が歩いて回れるくらいの広さですが、ローマは無理。
広いので、市内中心部には観光客がわんさか押し寄せる割に中心部をちょっと離れただけで観光客がまばらになったりします。
でもそういった観光客があまり来ないエリアに地元の人が通う美味しい店があるものなので、歴史散策にちょっと飽きると足を伸ばして「穴場」を探すことにしています。
結局ローマでも食べ歩きです。
日本とすることは同じ(笑)。
この店のある場所も、広域ではローマ中心部ながら近くにこれといった観光名所&観光資源がなく、観光客に馴染みのあるところとは言えません。
カラカラ浴場からはそれほど遠くないエリアなんですが、こういう観光名所はバスで来てそのまま移動しちゃう人が多いので、地元はあまり関係ないって感じでしょうか。
ということで、この店の評判を聞いて(激旨なんだよ!しかも安いんだよ!ボリュームもたっぷりでいつも満席さ!みんなこの店が大好きなんだよ!:レジデンツァのおじさん談)やってきましたサン・ジョヴァンニ。
駅前には大きいフリー・マーケットがあります。
覗くと生活雑貨から骨董品まで実にいろいろなものを売っていて、結構面白いです。
住んでいる人が多いので地元の人が利用する商店や飲食店、学校や病院などがあり、活気があって庶民的な雰囲気の街ですね。
日本人なんか見慣れていると思うんですが、目があったのでbuon giorno! come stai?と挨拶したら、ガキどもが面白がってついてきました(笑)。
こちらの店に来る途中にもシーフードの店とか、かなりクラシコなローマ料理の店とか入ってみたい店がいくつもありました。
観光客向けに着飾った店ももちろん楽しいですが、普段着のローマの魅力もしっかり味わいたいものです。
ああ楽しい。
駅から歩いて15分ほど、お店の前に到着しました。
Romolo e Remoというと、ロムルスとレムスという狼に育てられた双子のローマ建国の祖のことですね。
店のロゴにも狼の乳を飲む2人の子供のイラストが書き込まれています。
ローマでは歴史上の人物、有名人です。
この店も歴史がありそうです。
ちなみにローマには100年くらい営業している店が飲食店以外にもゴロゴロあります。
何事もファミリーであること、ファミリーで経営するビジネスであることが重視されるお国柄です。
高級ブランドも元々全てファミリービジネスですから。
店内はそこそこ広いです。
100人は入れそうな広さです。
店の外もテラスというかテーブルを設えているのでかなりの大箱。
13時過ぎですが地元の人で賑わっていて、奥の席を除いてだいたい埋まっています。
と言っても日本のようにびっしり客を入れる訳ではないですから、半分ちょっと埋まっている感じです。
早速ドライなプロセッコをもらってメニューを拝見します。
この瞬間が一番楽しいですね。
どんなものが食べられるのかなと期待と想像で頭がパンパン(笑)。
レジデンツァのおっさんによると、とにかくパスタとピッツァが美味いんだそうで、アンティパストもメインも要らないからピッツァとパスタだけ喰えとのことでした。
そんなこと言われても一応アンティパストから食べたいじゃないですか。
ワインのアテも欲しいし。
なので、メインは考えずにプリミ中心で組み立てて食べようということになり(トラットリアでのプランツォはメイン食べない人&プリミ飛ばしてメインだけの人が多いです)、アンティパストは適当に見繕ってもらうことにしました。
出てきたサラミと生ハムとチーズの盛り合わせは、こちらがあんぐり口を開けるほどのポーション。
絶対piu piccoloって言ったのに、おじさんもcertamente!って言ったのにこの量です(笑)。
周りの客がにやにや笑ってます。
じゃあフラスカーティをもらってやっつけることにしましょう。
チーズはペコリーノ、燻製のペコリーノ、モッツァレッラなどがドサッと乗り、生ハムもサラミも大量にありますが(日本の5人分くらい)とても美味しいので&朝はカフェしか飲んでいなかったので、ガツガツ行きました。
塩がまろやかなのと強いのといろいろあって、つけ添えの蜂蜜をチーズに塗ってアクセントにしていただいたりして片付けました。あ〜美味しかった。
こんなの楽勝だ!(何しにきたんだ?笑)
フラスカーティはあっという間に空いてしまいました。
ワイフがメニューに大好物のカルチョーフィを発見。
こちらは珍しいことにユダヤ風の揚げたものとローマスタイルの茹でたもの両方がメニューに載っています。
ではローマで初めて一軒で食べ比べをしてみましょう。
先に出てきたalla giudia(ユダヤ風)は当たり前ですけど香ばしくてパリパリしていてほんのり苦味があり、とても後引きな味です。2本目のマルヴァジーアによく合います。
芯の部分は柔らかいのでパリパリともっちりと両方が味わえました。
alla romana(ローマ風)は塩茹でしてありますから一転して苦味よりも甘味が先に来ます。
茹でたてなので香りが素晴らしい。食欲増進の香りです。これもマルヴァジーアに合います。
食べ比べてみた結果どちらも美味しかったので(笑)、これからもカルチョーフィはメニューにあったら是非食べようという話になりました。
めでたしめでたし。
さて、いよいよプリミです。
ワイフはリガトーニのマトリチャーナ、私はスパゲッティのカルボナーラをお願いしました。
やっぱりど定番をいただかないとね。
アンティパストほどのボリュームではなく、一安心です。結構普通だ。
普通といっても日本のイタリアンでは特盛くらいの量ですけど(笑)。
ここのカルボナーラ、とっても美味しいです!
まず温度が高めなのが嬉しいです。イタリア人は辛いものは平気ですが大抵の人が猫舌なのでアツアツの料理というのは滅多にありませんから、それだけで味がランクアップした感じ。
塩気は控えめですが、ペコリーノが大量にかかっていて旨味がどっさりです。
グアンチャーレの脂と見事に乳化した卵黄もいいですね。最近食べたカルボナーラの中で一番です。
生クリームはもちろん使っていません。
日本では食べやすくするためと言いますが、味がぼやけてしまいますから量を食べるなら入れないほうが断然食べやすいと思います。
ワイフのマトリチャーナもトマトの味が強くてしっかりした味わいです。
こちらもかなりの美味しさでした。
レジデンツァのおじさんが教えてくれた通りの美味しさだったので、プリミをもっと食べたいとcertamente!のカメリエーレに言ったら、うちの魚介は美味しいから是非食べてとallo scoglioを勧められました。
scoglioというのは岩という意味で、ナポリなどでいただく魚介パスタです。
貝やエビなどの盛り付けが岩山みたいに見えるのでこの名前になったとどこかで聞きました。
パスタはカーチョ・エ・ぺぺで使うトンナレッリですが、好きなパスタで作るよと。
初めてなのにわがまま(わがままってイタリア語でなんていうんだ?)言えません。
トンナレッリでお願いしました。ローマで魚介が自慢という店は貴重です。
それとこの店で一番美味しいピッツァを出してあげると言われ、お任せすることにしました。
何だろう、楽しみです。
結構お腹は膨れてきましたが、美味しいものはまだまだ入ります。というか入れます(笑)。
先にピッツァが登場。
ピッツァ・クロスティーニだそうですよ。上にはアーリオとローズマリーだけ。
???と思っていると、カメリエーレがウチのピッツァは生地が美味しいから余計なものを乗せないほうがいいんだとのこと。そういうことですか。
ナポリピッツァは生地がもちもちしていて甘味が強いんですが、ローマピッツァは生地が薄くてクリスピーなのが特徴で、同じピッツァでも全然違います。
こちらのピッツァはナポリに近くて、生地が厚くてもちもちしています。
噛むと小麦の甘味と焼けた素晴らしい香りが一気に飛び出してきて、確かに自慢するだけある美味しいピッツァですね。
甘味もありますが、ローズマリーと塩が全体を締めていてピッツァという食べ物の基本の味を教わったように感じました。
ナポリではコルニチョーネだけ1€くらいで売っていてスナックがわりに食べたりするのですが、そんな小麦粉のシンプルな美味しさが味わえました。
Tonnarelli allo scoglioはドーンというポーションでした。
魚介がたっぷり入っていますからかなりの迫力です。
まさに岩です。
ちょっと崩すとムール貝にアサリ、スカンピに小エビに白身魚も入っていました。
この魚介から出たスープが極太のトンナレッリによく絡んで濃厚な味わいですね。
これだけ食べてもまだ美味しく食べられるんですから、すごいことです。
お店の実力が窺い知れる素晴らしい一皿です。
ワイフとシェアしてワシワシいただきました。
このパスタの魚介がとても美味しかったので、勢いで魚介グリルの盛り合わせを追加。
カメリエーレがまだ食べるの?大丈夫?と聞いてくれましたが、美味しいから大丈夫というととても喜んで奥の厨房に大きな声で注文を通してくれました。
この日本人はかなり食べるよ〜、ロベルトと同じにしてくれ!ってヤバい注文の仕方です。
ワインは何が良いか聞くと、魚介だけど赤がお勧めだとか。
友人が造っているシラーがあってこれが魚介のグリルにはぴったりだそうです。
では言われるがまま(笑)いただきましたが、このシラーは驚きの美味しさでした。
甘味はもちろんありますが、何より香りが素晴らしい。
酸味のバランスがとても良いので確かに魚介に合いそうです。
出てきた(結構な量の)魚介のグリル盛り合わせの中では、特にイカと相性が良かったです。
エビも2種類いただいて、お腹がパンパンになりました。
カフェとグラッパをサービスでいただいてついにゴールイン。
気がつけば昼から2時間コースでした。お店のランチタイムはとっくに終わっています。
ああ、食べた食べた。大満足です。
で、ワイン3本飲んでこれだけ食べたのにお会計はジャスト80€。
びっくりです。日本円で2人合計1万円くらいですよ。
しかもレシートを見たら82€なのに2€スコントしてくれています。なんてことでしょう。
もちろんコペルトもありません。
なにかお礼したい気持ちになり、飾り用の小さい扇子があったのでカメリエーレにプレゼントしたらものすごく喜んでくれました。持ってて良かった。
イタリアに来るときは、ベタですけど、ホテルのチップに添える用として&感謝の気持ちを表せるようにとワイフがチマチマした小物(笑)を持参するんですが、それがこの日も役に立ちました。
奥の厨房からみんな出てきて、これは綺麗だ店に飾るよ&もっとグラッパ飲め&今夜も来い、と俄か民間交流の場になってしまいました。
美味しさだけでなく、とてもフレンドリーな対応に感激しました。
しかもこんなに安いなんて驚きです。
地元で愛される店なのがよくわかりました。
わざわざ足を運ぶ甲斐のある素晴らしい店でした。
ローマにきて食事をすると、ポーションにも美味しさにも雰囲気にもサービスにも感激することが多いので、ついつい点数が甘めになりますがお許しください(笑)。
レジデンツァに一旦戻っておじさんに報告したら(80€ってお前ら何食べたんだ?俺はいつも10€くらいだぞ!ワイン3本?そりゃすごい!8皿食べた?お前の身体のどこに入ってるんだ?)大笑いしてました。紹介してくれて本当に感謝しています。
やっぱり地元の本当に美味しいものはネットで探すんじゃなくて、地元の人に聞くのが正解ですね。
ある意味食べログを全否定する発言ですけど(笑)。
ご馳走様でした!!
お腹もっと空かせて、絶対また来ます!!