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ユダヤ伝統料理のShakshukaをゲットーで 濃厚なトマトソースが絶品です
カルチョーフィのalla giudiaとフリットミストです シェアして持ってきてくれるので助かります
これがシャクシューカ 大きな銅鍋にたっぷりのトマトスープ 玉子がとっても美味しい
あまりに美味しいのでプリミもトマト(笑) トマトプープスパゲッティですね
ワイフのニョッキ ペコリーノが大量に入っていて最高の旨味でした
アバッキオはきれいに骨が外してあって食べやすかったです
1人前を2人でシェアしてこの量ですから普通の日本人なら十分でしょう
ランチを終えて出てきたら早くも陽が陰ってきました 冬のローマは空が美しいです
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hongo555
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| 店名 |
Renato al Ghetto(レナート アル ゲットー)
|
|---|---|
| ジャンル | イタリアン、パスタ |
|
予約・ お問い合わせ |
(+39) 0647545830 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
イタリアVia del Portico d'Ottavia 5/6, 00186 Rome |
| 交通手段 |
ローマ市営バス Argentina停留所下車 亀の噴水 Fontana delle Tartarugheを抜けてトラステヴェレ方面に南下 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
¥5,000~¥5,999 ¥3,000~¥3,999 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 (VISA、Master) |
| 席数 |
60席 (ポルティコドッタヴィア通り沿いにテラス席あり 8席程度) |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | オシャレな空間 |
| ドリンク | ワインあり |
|---|
| 利用シーン |
|
|---|---|
| お子様連れ |
子供可 |
| ドレスコード | なし |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| 初投稿者 |
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年末も徐々に押し迫り、そろそろ大晦日の準備に向けて大忙し・・・なんてことはローマではありません。
取り敢えず年越しなのでお祝いはしますが、基本的に月が変わるだけ、感覚的には6月から7月になるのと同じです。
なので、年末だから何か特別なことはなく、要はナターレの期間なのでのんびりしましょうムードが街全体に漂っているという感じ。
もちろん稼ぎ時とばかりに張り切っているトラットリアやカフェもありますが、ミサに朝出かけて後は自宅や近所のバールでのんびりというのが典型的なローマ人の年末です。
旅行に出かける人もたくさんいます。
そんな華やいだ中にもどこか長閑な雰囲気のローマを散策していると、ワイフが例によってカルチョーフィをもっと食べておきたい、できれば揚げたalla giudia:ユダヤ風が食べたいと。
この時期はカルチョーフィが市場でもどこでも盛大に売られているので、目が食べたがるんでしょうね(笑)。
alla romana:ローマ風ならどこでも食べられますがalla giudiaは出す店が少ないので、食べたいなら先日行ったゲットーに行くのが確実です。
ということで、またもやってきましたゲットー・エブライコ。
エブライコはヘブライ人の、ユダヤ人のといった意味です。
先日行ったDa Giggettoは店の前にたくさんの人が待っていますから今日はパス。
では一見Kosher(ユダヤ教の食事規則を守って作った食品を売るデリカテッセン )しかないように見えるもう一軒のトラットリアに行くことにしましょう。
こちらも結構古くからある店で何度か来たことがあるのですが、最近改装したらしく、とてもおしゃれな店に変身していました。
ヘぇ〜、やるなぁ。
この店はCarciofi alla giudiaだけでなく、イスラエル発祥の伝統的なユダヤ料理であるShakshukaが食べられます。
ローマ広しと雖も、Shakshukaを出す店は他に知りません(あるんでしょうねきっと)。
Shakshuka:シャクシューカ(シャクーシュカとも)はオリーブオイルで炒めたニンニク、タマネギ、トマトをナツメグなどのスパイスで辛めに味付けして鍋に入れ、玉子を落とした料理です。
ポーチドエッグですね。
簡単なんですがとっても美味しくて&これを出す店がなかなかなくて、こちらはそれがいただけるので以前から度々伺っています。
さて、おしゃれになった店内を眺めつつ案内された奥のテーブルで泡を飲みながらメニューを拝見。
と言っても食べたいものはすでに決まっているので(少なくともワイフは)、長時間ああでもないこうでもないと言うようなやりとりはなく、すんなり決まりました。
いつもは20分くらいメニューを眺めては二人で話したり、カメリエーリを呼んで質問したりしています。
アンティパストにはCarciofi alla giudiaをそれぞれいただくことにして、Fritto della tradizione:ローマの伝統的なフリット、それとShakshukaをお願いしました。
こちらもCarciofi alla romanaがありますので両方食べ分けられますが、ワイフの希望はalla giudiaだけだそうで(笑)。執着してるなぁ。
ゲットーにはたくさんのトラットリア&オステリアがありますけど、やはりDa Giggettoが一番人気のようで、他の店はそれほど混雑することはないようです。
この店もオステリアであることが外からちょっとよく分からないので、ランチタイムでも客の入りはそれほどでもありません。
待つこと暫し、こんがり揚がったカルチョーフィとフリットがやって来ました。
予め2皿にシェアしてくれています。親切な店ですね。
早速いただくと、まあこのフリットの美味しいこと!
ローマで食べた揚げ物の中で一番美味しいかも。あれ、こんなに美味しかったっけ。
これほど美味しかったら忘れる筈ないので、シェフが変わったのかもしれません。
ちなみに、ローマでは家族経営の店もたくさんありますが、一方で腕の良いシェフの引き抜きや転籍も日常茶飯事なので、馴染みの店に行ってもあれっ?ということはしばしばあります。
シャクシューカはこの時期のローマでは鍋に似た温かい料理でとてもありがたいのですが、今年は暖冬でそれほど寒くはありません。
でもちょっぴり辛くてトマトとニンニク、ピーマンなどが溶け込んだ濃厚な旨味が味わえます。
中に落ちている玉子がまた美味しくて、一緒に突っ込んである焼き目のついたパンにたっぷり染み込ませて食べると、いくらでもお腹に収まりそうです。
やっぱり冬のローマはシャクシューカだよね。
それにしてもここのトマトソース(スープ?)は絶品です。
これはもっとトマト味をいただきたいと思い、プリミもトマト攻めで行きます。
Spaghetti al sugo di stracottoは、食べやすいように短く折ったスパゲッティがたっぷり入ったトマトスープです。
シャクシューカより野菜の甘みが出ていて優しい味ですが、こちらも濃厚でますます美味い。
トマトの味が素晴らしいです。日本でこういう味のトマトに出会うことはまずないですから、トマト大国イタリアの実力を堪能させてもらいました。
ワイフのプリミもトマト(笑)。
ニョッキと豆のトマトソースです。
こちらは煮詰めてさらに濃厚になったトマトソースにこれでもかとペコリーノが混ぜてあって、もうグルタミン酸の塊です。
胡椒の辛味が良いアクセントですね。美味しいなぁ。
こんなにトマト料理が美味しいと、他の店でトマト味のものが食べられなくなります。
こちらはピッツァを出さないので、メニューに加えたらさぞかし繁盛するんじゃないかと。
さて、さすがにメインにはトマトはないですから(笑)、アバッキオをいただくことにしました。
こちらのAbbacchio scottadito アバッキオ・スコッタディートは骨を外してありますね。
とても柔らかくて香りが良いです。かなり良い仔羊を使っているんでしょう。
塩胡椒以外に何かわかりませんけどクミンのような香辛料が使ってあって、最後まで美味しくいただけました。
カフェとグラッパをいただいてランチ終了。
ローマのど真ん中ですが、ゲットーはそれほど混み合っておらず、食事をするには絶好のロケーションかと思います。
日本人には馴染みのないエリアですが、強制居住させられていたというような負の歴史を感じるようなものは(少なくとも外部の人間に見えるようなものは)皆無ですから、美味しい食事がいただけるエリアとしてトラステヴェレやテスタッチョと同じように楽しめるエリアかと思います。
ゲットーでシャクシューカを食べるならここです!
ご馳走様でした!