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成り行きでpranzoとcenaレンチャン 大当たりの店には通う主義です
アルゲーロの公設市場の入口 昼は賑わっていましたが夕方はもう誰もいませんでした
歩き疲れて寄った書店にはワインバーが併設されていてオシャレでした
夕暮れのアルゲーロ港越しの市内 綺麗な街ですね
港のシンボルPorta Terraの塔 サルデーニャのクアトロ・モーリとイタリア国旗にスペインのカタルーニャ旗も掲げられています
リストランテを港から見上げるとこんな感じ 立地も抜群です
前菜のフリット多過ぎ オススメだからって全部フリットにしなくても(笑)
ラヴィオリは白身魚に限るってサルデーニャで知りました
ヤリイカのステーキ 美味しくて笑っちゃいました
ワイフのメインはスペシャリテのマグロステーキ 香草がたっぷり使われていますが火入れは表面のみで日本人好みです きっと意識して作ってくれているんでしょうね
揚げ菓子のセアダスが焼かれて出て来ました これはとても美味しいです!
アルゲーロで途轍もなくんまいウニパスタに出会っちゃいました!
ローマからちびっちゃい飛行機で約1時間、快晴のコスタズメラルダを眺めつつサルデーニャ北西部に位置するアルゲーロ空港に到着です。
アルゲーロ空港は3レターコードがAHOなんですね。
我々夫婦にピッタリです(笑)。
サルデーニャ島の西側は北も南も平坦で、この時期はきれいに刈り込まれた牧草地帯が広がります。
長閑な景色です。
アルゲーロ空港でレンタカーして(窓口のおっさんは駐車場に同行しないので傷の確認とかしないの?って聞いたらあったら写真撮っといてだって)ロトンダの先でピックアップしたらなんとカーナビ付き!
イタリアで、それもサルデーニャでカーナビが付いてるなんて感激です!
すごいぞフォード!
わざわざカーナビがわりにiPad持ってきたのに無駄になったよ(笑)。
でも全部イタリア語なので(当たり前だ)操作に手間取りました。
あれガソリン半分しか入ってないよ(笑)、返す時に交渉しよう。
イタリアでは油断しているほうが悪いと思われるケースが多く、この場合はクレームではなく交渉によって解決します。
相手からどれだけ譲歩を引き出せるかがポイントです。
これがかなり楽しいんですが、時間が掛かるのが玉に瑕かな。
※一週間後、カリアリのエルマス空港で大変お世話になったフォードKUGAくん2L直4ディーゼルを返却する際、ガスがフルチャージされてなかったと交渉に臨んだら、担当の女性が「あらそう、わかった」とあっさり追加料金ゼロにしてくれました。
折角小難しいイタリア語を話すチャンスだと意気込んでいたのに拍子抜けです(笑)。
きっとよくあることなんでしょうね。
さてカーナビに案内されて20分でやってきたアルゲーロの中心エリアはちょっと高めの壁に囲まれており、要塞都市の趣きがあります。
古の大砲や投石器が海に向かって至る所に設置されていますから、きっといろいろな民族との攻防が繰り返されたんでしょうね。
街中は大変きれいで地元で採れる赤珊瑚の宝飾品の店もあり、なかなか観光地チックです。
さて、毎度のことながらきれいな景色を見てもちっともお腹はふくれないので、街中を適当に歩き回って開いているリストランテやトラットリアを探します。
市場を見つけて周辺をうろつくこと暫し、魚介の炊ける大変良い香りに誘われてこちらのお店の前にやってきました。
メニューを眺めるとどれも一皿20€前後、お、結構強気な設定ですからきっと自信があるんでしょう。
もしくは観光地価格か。
こういう店はアンティパストミストでもいただいて価格相応でなければとっとと出れば良いので、どれどれと入ってみました。
お昼も13時を回っていますから、そろそろランチタイムも終盤です。
店内は明るくて凝った造りですね。港にありがちな船内をイメージしたリストランテですが、厨房から漂ってくる香りが抜群です。
シェフと思しき髭面のお兄ちゃんと目があったので、今日はウニある?と聞いたらパスタに合う味濃いめのがあるよ!とのこと、これでアンティパストからプリミまでは決定です(笑)。
カーナビ付きのフォードくんはホテルに置いてきたのでワインも飲めるし。
なんだ、初めからやる気満々なのでした。
2階席の窓側に通されると、そこはヨットハーバーが一望でアルゲーロ観光の中心地みたいなロケーションでした。
そうか、きれいな景色見ながら腹もふくらむ店ってことですね。
早速プロセッコを飲みながらメニューを眺めると、カメリエーレが前菜は魚介のスフマトゥーレが名物なんで食べてみてというのでそれ何と聞き返したら、絵画のように色を意識した盛り合わせなんだとか。
それってダヴィンチのスフマート技法と関係あるかなとさらに聞くと、味付けと色合いがそういうイメージなんだよとのこと、よくわからないので食べてみることにしました(笑)。なんでも経験ですよね。
ポーションもそこそこあるから2人でどうぞと言われ、ではと様子を見ることにしました。
ちなみにウニのパスタはメニューに載っていませんでした。シェフに聞いて良かったよ。
出てきたお皿は写真の通りなかなかきれいな盛り付けで、アフリカチヌのカルパッチョ風サラダ、イカのミルト酒煮込み、小イカのワイン漬け、ケイパーとボッタルガのバルサミコ和え、小海老のトマト煮込み、それにガンベリの塩焼きが出てきました。
これをスフマートと言うかは別にして(笑)、さすがに地元で水揚げされた魚介を使っただけあってどれも品良くまとまっており、なかなか良くできたアンティパストです。
ごちゃごちゃ盛り合わせで出されるより一品ずつ味わいながらいただけるので、良いプレゼンテーションだと思いました。
ということでワインもアルゲーロ産で。
地元(AHO空港の隣に広大な敷地のカンティーナがあります)のトルバート種100%のsella e moscaです。
良く冷えていて酸味と甘味のバランスが良く、しかも独特の旨味を感じます。これは美味しい。
テンションが一気に上がるワインです。
スフマートとも合ってるし。
さて、ワインのあるうちに(じゃないと一気に宴会モードになっちゃうので)プリミに行きましょう。
やっぱりここは地元のウニですよね。
お、ストロッツァプレティのフォンドゥータチーズもある!しかもラディッキオとノーチと和えるのか、これは絶対に食べたいけどウニも…
こういう時はいつものように両方とも食べちゃえば問題解決なんですが、旅行先とは言え節制中(気持ちはね)ですからストロッツァプレティのチーズパスタにウニを乗せるか、メッツォメッツォ(半々)にできるかカメリエーレのお兄ちゃんと交渉です。
錆びついたイタリア語にCRC556できるし(笑)。
で、髭面シェフも登場する交渉の結果、ワイフのウニパスタを超アッボンダンテにして、ストロッツァプレティはノルマーレでいただくことにしました。一件落着です。
なんでエミリア・ロマーニャのストロッツァプレティなんて使うの?と聞くと、シェフの修行先がボローニャで良く使っていたんだとか。
このパスタは首を絞めるように捻って作るので、ボローニャではimpiccareだよねと言ったら、良く知ってるねと言われたので修行先もわかりました。
ちなみにアッボンダンテ(大盛)を気持ちが入ったのかアッボンボンダンテと言ってしまい、爆笑されました。
これから店で使うそうです(笑)。
しばらくご歓談して出てきたパスタはまあ何て美しい!
日本のウニパスタは乳化させるのにバターや生クリームを入れてドロドロにすることが多いですけど(有名イタリアンでも)、そんな邪道は一切なしのアルゲーロ産ウニだけでトロトロのパスタがやってきました。
一口いただいてこの店のクオリティがわかりました(ちょっと偉そうだけど)。
こんな田舎に(失礼)とんでもない実力の持主がいましたよ。日本の料理人はここで修行するように。
あっさりウニパスタのマイギネスが更新されました。
とろみといいシンプルな味わいといい香りといい目を剥く美味しさです。
ほんの少しだけsalsa di pesceを入れたそうですが(たぶん自家製の魚醤のことです)本当にヤヴァいです。
リタイアしたら小田原じゃなくてアルゲーロに住もうかな(笑)。
フォンドゥータチーズとよく絡んだストロッツァプレティもこれまたものすごい美味しさ。怒涛のプリミです。
ヨットハーバーを一望するリストランテで期待される魚介系はもちろん、山のものも美味しく作る技量をお持ちの兄ちゃん、いやシェフでした。
すごいすごい!脱帽です。
結局シェフとカメリエーレを巻き込んだ騒々しいpranzoになってしまい、ランチタイムが時間切れとのことなので(若手だけに仕込みを任せないんだって)、夜にメインをいただくことにして散策に向かうことにしました。
いやー世界は広い(笑)。
サルデーニャはんまいものに満ちているんですね。
ご馳走様でした!
ってイタリア語でなんて言うんだ?
いつも日本語で言ってますけど。
e’stato delizioso! だと美味しかったよ!だし。
夜に聞いてみよう。
ティレニア海は快晴です 雲まで美しい
アルゲーロ空港 超ちっちゃい 飛行機もちっちゃい(笑)
岩壁の階段を登った先にこんな美味しいもの出す店があるなんて思いもしませんでしたよ
だってどう見ても観光客相手のリゾートチックな店じゃないですか 先入観は捨てよう
お店のロゴだそうです これだけで美味いもの喰えるのかはわからないです(笑)
パリパリ美味しいパーネカラザウも店で焼いてるそうです
メニュー1 魚介系アンティパストです
メニュー2 魚介系以外のアンティパストにも美味しそうなものが ポルチーニのスフォリアテッラは夜食べました
メニュー3 プリミです 美味しいものの宝庫!
ガッサータもナトゥラーレも地元のアクアミネラーレ
このワイン超美味しい!と思ったらトレビッキエーリ獲得してるんでした 22€とは信じられない!
アンティパストです スフマートなんだって(笑) 美味しいから文句ないけど
ストロッツァプレティにフォンドゥータチーズとラディッキオとノーチを絡めた絶品パスタ
アップにすると絡みかたが絶妙なのがわかります
死ぬ前に食べるなら私はこれにします ウニのスパゲッティがこんなに美味しいなんてどうしましょうって感じです
トロトロなんです ああもっと食いたい(笑)
気を落ち着けるにはカフェですね イタリアでいただくエスプレッソは本当に美味しい
この店ですよ皆さん はい次回の旅行日程に組み入れてください
表に掲げてあるグランドメニュー 入る前は半信半疑だったんだけど出てきた時は全部制覇したくなってました
散策が楽しいアルゲーロ中心部 赤珊瑚の名産地なんだとか 女性はなかなか前に進みません(笑)
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hongo555
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| 店名 |
Nautilus
|
|---|---|
| ジャンル | イタリアン |
|
予約・ お問い合わせ |
(+39) 0799148833 |
| 予約可否 |
予約可 英語はカメリエーレのみ話せるので基本イタリア語で |
| 住所 |
イタリアVia Maddalenetta, 4 Alghero SS Sardegna, Italia |
| 交通手段 |
Banchina Dogana沿いの城壁の階段を上って右 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
¥15,000~¥19,999 ¥6,000~¥7,999 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 (VISA、Master) |
| サービス料・ チャージ |
coperto 2.5€ |
| 席数 |
50席 (夏場はテラス席あり) |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
可 |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、オープンテラスあり |
| ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
|---|---|
| 料理 | 魚料理にこだわる |
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ロケーション | 景色がきれい、夜景が見える、海が見える、一軒家レストラン |
| サービス | 複数言語メニューあり(英語) |
| お子様連れ |
子供可 |
| ドレスコード | ないけど夜はちょっとドレスアップしていったほうがより楽しめます |
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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さて、pranzoに思いもかけず強烈に美味いものを食べたのに時間切れでメインを食べ損なった我々は、その後大変美しいアルゲーロの街並みと海の眺望を楽しみ、歴史的建造物にある説明表記を片っ端から読んでスペイン、トルコからの侵略の歴史を俄か勉強し、サンゴのアクセサリーを探し回り、ワインバーが併設された書店(結構オサレでした)で寛いでいたら徐々に暗くなって来ました。
この店のシェフに夜も来るからテーブル取っといてね!とお願いしたので、本日2度目の訪問です。
ランチがあれだけ美味しくてワインも相性抜群で、やる気満々だったのに時間切れでメインいただけないなんて大将そんな殺生な、AHO(アルゲーロの3レターコードです)言わんといて!と言っても無駄だったので、夜もノコノコやってきました。
ネットで検索したらアルゲーロでは有名店らしく、夏のシーズンともなるとヨットで乗り付けるセレブもいるんだとか。偶然とは言え結構な店に出くわしたようです。
これは夜も楽しみです。
一応ちょっとドレスアップして来ました。と言ってもジャケットとポケットチーフと靴だけですけど。
お店に対する期待とリスペクトと受け取ってもらえれば。
で、夕闇が迫ってさらに美しいアルゲーロの港を見下ろしつつ、また泡を飲みながらメニューを眺めていたら、シェフが階下に置いてある魚を見せたいというので一緒に降りてその場で品定めすることに。
5mくらいある顔見世舞台(笑)には氷が敷き詰められ、本日のお魚ちゃんたちが出迎えてくれました。
今日は特に烏賊が良いとのことなので(小ぶりなヤリイカでしたがこれくらいが美味しいんだそう)fritto di mare della staseraにしてもらうことにしました。メインもイカかな。
ワイフにはスペシャリテを用意してくれるそうです。
シェフはこの時期のティレニア海の魚と美味しい食べ方、いかに自分が地元の海の幸を大切にしているかを熱心に話してくれました。
ワイン飲みながらそういう話を聞くのはとても楽しいです。
だんだん早口になって最後は半分くらいしかわからなかったけど(笑)気持ちは伝わりましたよ。
さて、テーブルに戻って今度はワイン。
昼も相手をしてくれたカメリエーラが今日のフリットに合うのはこれだと自信満々に出して来たのはPisoniというサッサリのカンティーナのLaccheddosというヴェルメンティーノでした。
山の中の畑なのに海風が当たってミネラル豊富なんだとか。じゃあそれで(言いなりかよ)。
とにかく知らないカンティーナばかりですが、ヴェルメンティーノはヴェルメンティーノですから行ってみましょう。
藁を少し寝かしたようなやや濃い黄色のヴェルメンティーノで、とても上品な花の香りがします。
口に含むと確かにミネラル分が豊富な印象で、香りと違って結構硬い感じ。
でもこれがフリットと合いました。しかも抜群に。言いなり大成功(笑)。
そのフリットなんですけど、これがとっても美味しい。
イカとエビと白身魚(説明されたけどagoneとかbericeなんていう魚知らないし)とarsellaも入っていて、先ほど説明を受けた魚介がほぼ全て入っています。
これが2人前とはとても思えないボリュームです。
これじゃあ夜も(違う理由で)またメインに辿り着かないかも。
でも驚くほど美味しいので、ワインとともに全量摂取しました。
エビも頭から食べちゃったので、お皿を下げる際にカメリエーレが「giapponesi amano i frutti di mare !! 日本人は魚が大好きなんだねぇ」と感心してました(笑)。
ワイフはプリミを飛ばすそうですが(賢明なご判断です)、私は昼にどっちにしようか迷ったトマトソースのラヴィオリをいただくことにしました。
ラヴィオリの中は白身魚です。ティレニア海の鯛とメカジキを入れて食感にビーツを加えてあるんだとか。トマトソースにはリコッタチーズとバジルが入っていてこちらも濃厚です。
シェフが自分で持って来てくれたのですが、説明が長いので冷めちゃうよ(笑)。
余談ですが、イタリア人は猫舌が多いので冷めることを気にしない人が多いと思います。
ちなみにパスタ・アルデンテも日本人ほど気にしてないし。
でもこのラヴィオリが途轍もなく美味しかった!
これからラヴィオリは肉じゃなくて白身魚じゃないと食べないぞって思うくらい相性が良かったです。トマトソースの軽やかな酸味とリコッタチーズの甘味と塩気にバジルの香りですから、もう今書いているだけで食べたい!今すぐ食べたいです!
やるなぁ。
ワインもすでに2本空き(2本目はSella e MoscaのCala Realeでシトラスのような華やかで爽やかなヴェルメンティーノでした)、いよいよメインです。
ワイフはプリミを飛ばして準備万端、スペシャリテって何が出てくるのかと思ったらマグロのステーキでした。
あら、案外普通(笑)。
ステーキというか日本だと香草パン粉焼きっていうのかな。
パセリやオレガノ、ニンニクや松の実や柑橘系の皮などが使われていて、オリーブオイルで表面だけ軽く火を通したボリュームタップリの一品です。
いろいろな香りがするのに、いただくとマグロの旨味がどーんと来て驚くほどシンプルです。
日本人ならこのクオリティのクロマグロは絶対生で食べると思いますが、こちらでは焼いてしまいます。ちょっともったいないよねと感じるのは日本人だけでしょうね。
でも香りを纏わせて蒸し焼きにした感じのステーキは、ワインと合わせるならこれしかないという味わいでした。
私のメインもヤリイカのステーキでした。あら、普通(笑)。
こちらは本当にシンプルに焼いてあるだけでしたが、烏賊の中に香りと旨味が閉じ籠っていましたよ。
3本目は土着品種Arvesiniadu(アルヴェジニアードゥ)100%のNiaduというとても珍しいワインです。 ごくごく生産量が限られているそうで、サルデーニャのワイン関係者でも知らない人がいるとか。Bonoというアルゲーロから南に少し下ったところにある村で造られているそうです。明日か明後日に寄ろうと思います。
品種名の最後の5レター取っただけのいい加減な名前なのに、これはとてもエレガントな白ワインでした。
ふっくらとした甘味とほんの少し苦味と渋味があり、目をつぶって飲んだら赤ワインと勘違いするかもしれません。
でもとても烏賊に合って香りと甘みを引き立ててくれました。これは買って帰りたいワインです。
日本で手に入る可能性ほぼゼロだし。
お腹の膨れ具合と満足感で少しぼーっとしながらサルデーニャのディジェスティーボ、ミルト酒をいただいていると(整腸作用もあるんだとか)セアダスが出て来ました。
セアダスはサルデーニャの代表的なデザートで、中にペコリーノチーズとゼストが詰めてある揚げ菓子なんですが、こちらのセアダスは焼き目がしっかりついている焼きセアダスですね。
焼き目の香ばしいところに蜂蜜が染み込んで、これがまたものすごく美味しいです。
甘いものが得意じゃない私でも2つくらい食べられそうな(1つにしたけど)美味しさでした。
またシェフとカメリエーレと4人で談笑して、アルゲーロの夜は更けていきます。
宵っ張りが多いらしくcenaは21時以降の予約がいっぱいだそうですが、我々はその時間ですでに食べ終わっています。それでシェフも相手する時間があったんですね。
だとしたらラッキーでした。
とても印象の良い店で、初めて来たのに1日に2回来ることになるなんて思いもしませんでしたが、結果的に大満足でした。
またアルゲーロに来る機会があったら、ぜひ寄りたいと思います。
ご馳走様でした!!