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カブラスで入った店はパスタ二郎 ボッタルガましまし〜
カブラスはこのコルソイタリア通りほぼ一本です
看板には「高級な嗜好品 ボッタルガと燻製 手作り直売」と書いてあります 看板に偽りなしです
タコとポテトのトマト煮込み 30cmほどのオーバル皿に盛り付けてあります これ一皿で充分ですが盛り合わせなのでどんどん出てきます
ボッタルガのムース! これが大傑作でした ワイフがこればかり食べるのでお代わりしましたよ(笑)
小さいタコの頭とセロリのサラダです マリネですがインサラータと言っていました
イカと赤キャベツのマリネ 盤石の美味しさです 美味しいんだけどクオリティ高過ぎて普通に感じます
ホシザメのペペロンチーノソース 地元では食べられる鮫と言うそうです 確かにソースとよく合っていてコリコリしていて美味しかったです
なにこのボリューム! ラーメン二郎カブラス店かよ(笑)写真だと伝わらないかも
こちらはワイフが注文したspaghetti arselle こちらも麺ましましアサリましましです
サルデーニャのグラッパ ミルト酒です 地元では買う人は少なくて自家製を飲むとか 実を摘んできて瓶に詰めると勝手に発酵してお酒になるってホント?
ワイフはマンダリーナのソルベをチョイス デザートは別腹らしいです
ワインが美味しかったので徒歩数分のワイナリーに行ってみたらナターレで閉まってました
購入したボッタルガは玉子をつなぐ身がついています これが手作りの証です
ボッタルガを盛り付けたサラダを作りました 香りも味も最高でした!
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hongo555
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| 店名 |
Torattoria Da Attilio In Paese
|
|---|---|
| ジャンル | イタリアン |
|
予約・ お問い合わせ |
(+39) 3483686293 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
イタリアCorso Italia 34, Cabras Sardegna, |
| 交通手段 |
市営バスLinea421 Via Leopardiから徒歩10分くらい |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
¥4,000~¥4,999 ¥2,000~¥2,999 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 (VISA、Master) |
| サービス料・ チャージ |
なし |
| 席数 |
30席 |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| ドリンク | ワインあり |
|---|---|
| 料理 | 魚料理にこだわる |
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ロケーション | 一軒家レストラン |
| お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、ベビーカー入店可 |
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
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ボッタルガの生産地で有名なカブラスにやってきました。
オリスタノというサルデーニャ中西部にあるまずまずの規模の街からクルマで10〜15分くらいです。
ボッタルガというとカラスミのことですが、カブラスでは目の前の汽水湖で採れたボラから卵巣を取り出して丁寧に手作りするのでサルデーニャでも特に品質の高いものとされているとか。
鰹節なら枕崎!みたいなものでしょうか。
今では手作りのボッタルガ専門店はカブラスでも数える程だそうで(ボッタルガを扱う店は至る所にありますけど)、我々は池田さんご夫妻の本で紹介されている専門店のPino Spanuに伺いました。
ボッタルガは色の濃いものほど熟成が進んでいて味もはっきりしています。色の薄いものはあっさりしているのでカルチョーフィと合わせてサラダにすると美味しいです。値段に違いはないので、好みで使い分けるといいですね。
粉に挽いたものは一袋5€、現状の為替相場だと650円ほど、日本で手に入れようとすると末端価格(笑)は3000円前後です。
ボッタルガ以外にはマグロの赤身(油がないので牛肉の生ハムと同じくbresaolaと表記されています)、鯖、鰯など魚の燻製が切身や適当な大きさに裁断されてパックや瓶詰で売られています。
持ち帰るのには丁度良いですね。
あれもこれもとつい買いこんでしまいました。
さて、買物が済んだら食事です。
やっぱり地元でボッタルガ食したいじゃないですか。
ボッタルガは長期保存が可能です(3年は軽く持ちます)から地元がどうのということではないと理解してはいますが、理屈じゃありません。食べたいです!
同じく池田さんご夫妻の本に載っていたIl mare invernoは残念なことにお休みなので、Pino Spanuのお母さんに2軒紹介してもらいました。
近くのI GIGANTIに行ってみるとまだ少し早いようで準備中、こちらのATTILIOは満員で外にも人が溢れていました。
あら残念、待とうかどうしようか思案していたら、メガネのとても可愛いカメリエーラが、食事なら奥でできるわよと案内してくれました。
満員だったのは手前のバールだけで、地元の漁師さんたちがナターレで盛り上がっていたのでした。
いいなあ、楽しそうだ。
まだ誰も入っていないトラットリアに通されてメニューを渡されましたが、本日のおすすめはバールに貼ってあるとのこと、これ幸いとバールに行って漁師さんたちと話しました。
カブラスは小さい町ですが、季節を問わず目の前の汽水湖で魚介が豊富に採れるので、町自体は裕福なようですね。確かに家も大きいし教会も立派です。
悩みは嫁が少ないことだそうです。いずこも同じなんですね。
皆さんとてもシンパーティコでメニューを見に行くつもりがビール一杯(もちろんサルデーニャのIchnusaです)で結構な立ち話になりました。
ちなみにIchnusaはハイネケン(イタリア語だとアイネケン)の資本が入っているんだと漁師さんに教えてもらいました。へぇ知らなんだ。
で、貼り紙見ながら本日のアンティパストをあれこれお願いしたら6種類の盛り合わせがあると言われ、じゃあ先ずはそれとインサラータ、デラカーサのヴェルメンティーノをいただくことにしました。
そうしたら大変。
こちらはアンティパストの盛り合わせを一つのお皿じゃなくて大ぶりの器にドカドカと乗ってガンガン出してくるタイプの大食漢系トラットリアなのでした。
口開けの客だから先客のお皿見てポーション確認できなかったから仕方ないけど、突如としてお食べ地獄のスタートと相成りました(笑)。
望むところだ!
アンティパストはタコとポテトのトマト煮込み、ホシザメのぺぺソース、イカと赤キャベツのマリネ、タコの頭とセロリのサラダ、鰯とファジョーリのサラダ、それとボッタルガのムース!
まあよくもこれだけいっぺんに持ってくるなぁ。
あ、隣のテーブル合わせるよね、そりゃそうだ乗り切らないもんね(笑)。
どれも全て地元の魚介と野菜です。
特に野菜は味が濃いです。基本的にハウス栽培などは一切しないので、野菜は旬のものしか出てきません。
この時期はラディッキオ、セロリ、カルチョーフィなどが美味しいですね。ポモドーロだけは一年中ありますが、各地から旬の異なるものが出回るためです。
それでも彼らは地元産のポモドーロを旬の時期に自家製ピューレにして一年分を備蓄したりします。
これらの野菜と新鮮な魚介を合わせるんですから美味しくない訳がありません。
でもでも、でもね、一番美味しかったのはボッタルガのムースでした。
ボラの身をトロトロに炊いて寝かせてムース状にしたものにたっぷりとボッタルガが振りかけられていて、パンに乗せていただくと無限に食べられそうな気になる美味しさです。
いくら食べても食べたくなるのはワイフも同じのようで、2人で争うように食べたのであっという間になくなってしまい、アンコーラしたら可愛いカメリエーラに笑われました。
ようやく前菜の6皿とサラダと追加したボッタルガのムースをやっつけて(手強かったよ)、次いで登場したのがプリミのパスタ。
少なく見ても普通のトラットリアやオステリアで出てくる分量の2.5倍、いや3倍はあります。
麺ましましボッタルガましましのパスタ二郎です(笑)。
ワイフのはアサリましまし〜。
覚悟を決めて(ヴェルメンティーノをKARMISにして気合いを入れました)ピチくらい太いスパゲッティに取りかかりましたが、これがものすごく美味。
絶対に食べ切れないとアサリだけ摘んでいたワイフもパスタを黙々と食べています(笑)。
美味しいものってどんどんお腹に収まるものなんですね。私もワイフも気がつくと全部食べちゃってました。
サルデーニャに来て胃袋が拡張したようです。
ボッタルガパスタのマイギネス更新です。
でもさすがにメインは食べられないので、食後酒とワイフはソルベッタをもらって締めました。
店内はいつの間にか満席、お隣のテーブルはご家族10人くらいで来ています。もちろん犬も一緒。
きっと楽しいナターレのひと時なんでしょうね。
Buon Natale!!
ご馳走さまでした!!
その後我々はとても美味しかったKARMISを買いに、近くにあるというContini社のワイナリーまで歩きましたが当然のごとく閉まってました。
ついでにカブラスの汽水湖まで足を伸ばして散策も楽しみました。年末だというのに気温は20度近くあり、コートどころかTシャツ一枚で汗をふきふき歩きました。
カブラスは本当に長閑で良いところです。
日本人で嫁ぎたい人がいたら紹介するんだけどなぁ。
またボッタルガを買いにカブラスに行ったら必ず寄りたいと思います。
次回はメインまで辿り着きたいです!(笑)