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ミシュラン星付きのプレゼンはウニコ&味わいはオルトドッソ
アウグストゥス廟のライトアップ 私の知る限り10年くらい工事中です
ポポロ広場近くのOld Soccer
ホテルのファサード 5つ星らしいですがそれほど押し出しは効いていませんね
Passione Soffritto: Sedano, Carota, Cipolla e Passion Fruitだそうです
グリッシーニとバター このバターが美味しかった 売って欲しい(笑)
見た目は違いますがカルボナーラです パスタはなしですけど
パスタありのカルボナーラが出てきました 食べ比べろと?
チーズ入りのラヴィオリ まあ普通かな
本日のスペシャリテ仔牛のステーキ エスプーマのチーズソースが濃厚
T’Agliataです プレゼンは綺麗ですが味は普通
なんだか忘れた 集中力が切れていました
これもティラミス(笑)
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hongo555
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| 店名 |
Ristorante All'Oro
|
|---|---|
| ジャンル | イタリアン |
|
予約・ お問い合わせ |
(+39) 0697996907 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
イタリアVia Giuseppe Pisanelli 25, Roma |
| 交通手段 |
地下鉄Flaminio駅から徒歩3分くらい |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
¥20,000~¥29,999 ¥6,000~¥7,999 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 (VISA、Master) |
| 席数 |
30席 |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い |
| ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
|---|
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ロケーション | ホテルのレストラン |
| サービス | ソムリエがいる |
| ドレスコード | 5つ星ホテルのミシュラン1つ星です |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| 初投稿者 |
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年末のローマは賑やかです。
特にスペイン広場、ヴェネツィア広場、ナボーナ広場など観光客が押し寄せるローマの中心地は大混雑、双子教会があることで有名なポポロ広場も例外ではありません。
物売りに団体客にカフェの呼び込みに馬車にタクシー、混雑していても年末のクリスマスシーズン(12月25日の降誕祭から1月6日の公現祭までがナターレです)は街中が華やかな雰囲気に溢れていて不愉快な感じは微塵もありません。みんな笑顔でナターレを楽しんでいます。
我々もマルチェッロ・マストロヤンニ記念館?の前を通ってポポロ広場に面したバールで行き交う人々を眺めながら、のんびりとアペロールを楽しみました。
ローマは歩いているだけで楽しいです。
ポポロ広場の手前にはその名も「Old Soccer」というヴィンテージユニフォーム&グッズの専門店があって、中田英寿が在籍してい時のASローマの優勝記念ユニフォーム(優勝した時に買いました!)が展示されていたり、ラウドルップのサイン入りのラツィオの昔のユニフォームが展示されていたりして、三菱ダイヤモンドサッカーを観て育った私にはお宝の山でした。
で、ポポロ広場を離れて現代美術館方面に5分ほど歩くとこちらのリストランテがあります。
最近、フュージョン系は食傷気味なんですが、こちらは奇抜なプレゼンテーションと味のギャップが楽しめると聞いたので、試しに伺ってみました。
リストランテはThe H'All Tailor Suiteという最近できたらしい5つ星ホテルにあります。
ホテルができたときにこちらに移転したのだそうです。
誘致されたんですかね。
メイン・ダイニングのようですが、ホテル内にありながら独立した感じ。
スタッフはみんなとてもシンパーティコで、見事な笑顔で挨拶してくれます。
鏡見て練習してるのかな(笑)。
店内はシックな造りです。
席に通してもらいましたが、半個室というか周りの客を気にせず料理と会話に集中できる環境です。
まあ高級店ならこんな感じですよね。
とても静かで他に客が居ないみたいな雰囲気です。
かなり暗いですが、ライティングにも凝っていて店内の装飾が印象的に浮かび上がるように計算されているようです。
お皿の印象にも効果を発揮しそうですね。
さて、いつもなら泡を頼んでメニューを吟味するところですが、泡はウェルカムサービスでした。
ここで出す料理はローマの伝統的な料理を独自解釈でイノベーティブにアレンジ(笑)したものだそうなので、メニューに書いてある一見馴染みのある素材と調理方法は選択の目安にはならなそうです。
メニューとしばしにらめっこしましたが、結局デグスタツィオーネで頼むことにしました。
アンティパストは小さいフィンガーフードがたくさん並べられます。
テーブルの上に並べるのにカメリエーレが2人掛りで数分かかりました。
テーブル全部がプレゼンの舞台になってますよ。結構面白いです。
並べ終わると全て説明されますが、たくさんあるので覚えきれない(笑)。
Tiramisù di Patate e Baccalà con Lardo di Cinta Senese(チンタセネーゼのラルド入りタラとポテトのティラミス)というのがこちらの代表作とか。
チンタセネーゼはイノシシのような昔の豚の品種を復活させたもので、ローマ市内でも食べられますが、ラルドと鱈とジャガイモでティラミス風にするのはユニークです。食べるとまさにクリームのようでティラミスと名付けるのも理解できます。
他のフィンガーフードも美味しかったですが、綺麗なだけで印象には残りにくいかな。
グリッシーニには特別なバターが添えられていて、とても美味しかったです。
籠のような器に入れて出てきたので、初めはグリッシーニとはわかりませんでしたけど(笑)。
Riassunto di carbonara(カルボナーラの再構築)は濃いチーズのムースにグアンチャーレが沈めてあります。見た目はムースですが、味はカルボナーラ。
でもこれは食べたことありますね。
分子料理がお得意のMetamorfosiで以前いただいたことがあります。
似たようなことは誰でも考えるってことでしょうか。
イノベーティブって新奇性が全てみたいなところがありますから、同じようなものを出すのは如何なものかと。
気を取り直してプリミ。
量はとっても少ないですがカルボナーラが出てきました(笑)。
全く同じ味のもので普通にパスタを出してくるというのは勇気が要りますね。
ここのシェフは何を考えているんだろう。苦笑するしかありません。
ただ、プリミに同じ味のもの出すの?とカメリエーレに聞いたらすぐに確認してきてくれて、しばらくしたらもう一皿出てきました。
Raviolini di mascarpone con ragout di anatra e riduzione di vino rosso(マスカルポーネ入りラヴィオリにアヒルの赤ワインソース)とのこと。
ラヴィオリにチーズを詰めるのはボローニャで普通に出てきますからフュージョン系ではないと思います。
特にプレゼンも凝ってないし(笑)。
ひょっとしたら慌てて作ったのかもしれません。
メインは案外普通でした。
仔牛のステーキに濃厚なエスプーマのチーズソースがたっぷりついています。
チーズソースは濃厚ですがとても軽いので、ステーキとの相性はまずまずですね。
もう一つのメインは、こちらも牛肉のタリアータ。
ニンニクソースが印象的な美味しいお皿でした。
メインはなかなか美味しかったですが、どちらかと言うとフュージョン系の要素は希薄です。
それならそれでこちらはありがたいんですけど(笑)。
デザートとカフェでフィニート。
プレゼンと食事の出てくる合間が長かったので3時間ほどかかりましたが、残念ながら大満足とはいきませんでした。
ワインはペアリングで出てくるのでいくつか美味しいものはいただけましたし、そのうちの2つは料理そっちのけで飲むほど美味しかったですよ。
ただしボトルは言わないと持ってきてくれないのでエチケットがわかりません。
それでも途中でバーニョに行った時に見たワインセラーはとんでもない数のワインが寝ていましたから、客の要望に沿っていくらでも用意ができそうです。
ホテルの宿泊客にも出すようですね。
ワインのコレクションは相当なものだと思われます。
いろいろと細かいところに不満の残る食事でしたが、プレゼンはそこそこユニークだったのでローマでフュージョン料理を面白がるには選択肢の一つかもしれません。
いくつかこれは!というお皿?はありましたが、私はもういいかな。
ワイフは・・・○▼※△☆▲※◎★●○※△!!! と言ってました(笑)。
ああ、街中のオルトドッソなトラットリアが恋しい・・・
ご馳走様でした!