Sapori del Lord Byron
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ロード卿のサロンでローマ初日のディナー
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エントランス
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貴婦人の肖像画
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大理石のカウンター
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ピアノの上にドルチェの用意
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ゆとりのある造り〜♬
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伝票は手書きでした・・
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１F ロビーから B１へ・・
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エントランス奥のテーブル
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此のティー・セットで〜♬
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ラツィオのメルロー
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アール・デコの磁器
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ブルスケッタ
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タコのグリル
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仔羊のロースト
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カルドンチェッリのリゾット
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翌朝の朝焼け ＠５am
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マダム・チェチーリア
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
Sapori del Lord Byron（サポリ デル ロード バイロン）
|
|---|---|
| ジャンル | イタリアン |
|
予約・ お問い合わせ |
(+39) 063220404 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
イタリア5 Via Giuseppe de Notaris |
| 営業時間 | |
| 予算（口コミ集計） |
|
| 支払い方法 |
カード可 （VISA、Master） |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ロケーション | ホテルのレストラン |
| ホームページ |
https://www.lordbyronhotel.com/en/luxury-restaurant-rome.html |
| 初投稿者 |
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と言う訳でアリタリア Cクラスのお食事はビジネス・クラスで
これだったらエコノミーだとどうなっちゃうのかしら、という
レベル（昨年のイタリアは初日のヴェネツィア到着 ＠１pm が
決め手でエミレーツのドバイ乗り換えを選択致しましたが機内
食もラウンジも格段に上！！）ながら〜１２時間のフライトで
２回出るお食事は一応フル・コースですのでローマ到着時に空
腹感はありませんが・・区切りと申しますか、ケジメをつける
意味で現地時間のディナーは重要〜かと言ってチェック・イン
後に観光客の喧騒渦巻くローマの街に出る気力はありませんか
らホテルのレストランが理想的ということになります。
今回のローマのホテルは昨年ミラノ・スカラ座至近のパーク・
ハイアット（La Cupola）が素晴らしかったので２軒ともハイ
アット系列からと考えておりましたが、イタリアでハイアット
直営はミラノだけ、ローマとフィレンツェでは Small Luxury
Hotels of the World〜♬ という展開になりました。２泊した
ロード・バイロンはボルゲーゼ公園の北に位置する緑に囲まれ
た静かな環境にあり周囲には美術館や大使館が点在〜ホテルの
前はベルギー大使館で自動小銃を構えた兵士が２名任務にあた
っています。兵士に見守られながら？階段下の車寄せからベル
ボーイがスーツケースを運び上げ、ロビーに上がりますと・・
そこは貴族の館〜♬ レストランは B１にありまして其の名も
SAPORI del Lord Bylon（バイロン卿の味付け）大理石にアー
ル・デコの意匠が凝らされたサロンでは元貴族・オーナーのご
親戚では思しき？英国からの三世代ファミリーがお食事中・・
本来は予約が必要なレストランでしたが ’小さくて贅沢な’ ホテ
ルですから宿泊客でごった返すこともなく、メイン・ダイニン
グルームの手前には小さなライブラリーがあってマントルピー
スの下に置かれた磁器の中の鞠や貴婦人の肖像画に迎えられま
す。オペレーションは父と息子のような執事とカメリエーレ２
名でルキーノ・ヴィスコンティの世界〜♬ 優雅なサロンに招
き入れられ・・長旅の疲れも吹き飛びます。
お願いしたのは赤い豆とワサビのヴルーテに載った蛸のグリル
にレモン・ジェリーのソース（€１８）フンギ・カルドンチェ
ッリとヘーゼルナッツのリゾット（€１５）に仔羊のロースト
（€２５）ワインはラツィオのメルロー（カザーレ・デル・ジ
ッリオ €３０）しっとりと森の香り〜♬ ブルスケッタと紫キャ
ベツが添えられた水牛のモッツァレラが前菜で供されました。
ヴルーテのワサビはごく微量で香りづけ程度ですが濃厚なヴル
ーテを蛸のグリルに合わせたところにシェフの力量を感じます。
また日本ではいただくことのできないカルドンチェッリという
キノコが非常にパワフルな風味、ソースに発酵前のブドウ果汁
を入れて赤ワインの香りを前面に出したリゾットもリッチな大
人の味で秀逸〜♬ 仔羊のローストは丁寧に作られたジャガイ
モのグラタン仕立てが添えられた正統派〜文句なしのコースで
ございました。お腹に余裕があればアマレッティを添えモスカ
ートのグラッパで風味付けしたティラミス、ホワイト・チョコ
レートのクリームで和えたイチゴとルバーブ、ババはナポリの
ガンブリヌスでいただくとしてもパッションフルーツとリコッ
タのムース添え、ダーク・チョコレートのスフレにバニラ・ア
イスクリームなどなど気になる一品ばかり（ドルチェはオール
€１３）エグゼキュティブ・シェフはジャン-リュック・フルノ
ー（フランスの方だったのですネ！）ローマの伝統料理に地中
海の彩りを添えて〜♬ 日曜日はお休み・要予約・ディナーの
みオープン（５：３０pm〜１０：３０pm）ローマは既に数回
という上級者にお薦めしたい観光地ローマとは無縁でエレガン
トなリストランテでございます。