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昼より夜の方が良いです。
外観
食事前1
食事前2
パン
Prima
Antipasto1
Antipasto2
内観、この日も満席になりました。
外にあったローズマリー、まだとても小さいですね。
Primi1
Primi2
Secondi1
Secondi2
Dolece1
Dolce2
Dolcetti
cafe
Dolcetti、お土産
明るいシェフ様、感じの良いお方です。
おまけ写真1、街中からこのトラムで来ると便利です。
おまけ写真2、この広場の一角にお店があります。
おまけ写真3、近くの教会
おまけ写真4、教会アップ
ありがたや、ああありがたや、ありがたや。(Padovaでは最高レベルのお店だと思います。)
日曜日の夕飯は本当は他のレストランに予約したのですが、
お店の何かの事情(長期休暇?)で逆キャンセルにあってしまったので、
日曜昼営業しているレストランを探し、結局、当店に行き着きました(日曜はお昼だけ)。
もともと、火曜の夜に予約していたので、短期滞在で、昼、夜計2回行くことになりました。
ちらっと見ただけなので、うる覚えですが、
昼は三つのコース、4品の軽いコース、8品だったかな?のフルコースに近い中間のコース、
フルコースの3週類ありました。一番軽いコースで50eくらいだったと思います。
夜は日本から持ってきた自作のパンと野菜で軽く済ませる予定でしたので、
フルコースにしました。結構な量があります。メニューはプレフィックス
(今や、日本ではほとんど見なくなってしまった。
無駄を徹底的に除去するようになったのですね。
このあたりでも日本の最近の弱さを痛感します。)
でして、それぞれのパーツの選択肢は結構あります。
味は日本の高級イタリアン並みで良いお店でした。
2021年にはミシュランに掲載されたようです。
昨日の夜とは違ったレベルのお料理でした。
今回Padovaに来て、ハイレベルな意味で
美味しいと思ったお料理が2品もあったので、
とても良かったです。
予約しなくても、入れそうでしたが、やはり人気があるようで、満席になりました。
それ以後、お客さんは入れなくなり、入店を断られていました。
お店の方は皆親切で、よく気が利きます。
私も気がそこそこ利くので、お店の人が気がつかなかったことで、
私もお店の人と他のお客さんの橋渡しもしました。
高級イタリアンのお店ですが、お客さんはやりたい放題、
それを許容している風土もすごいです。全く悪びれず電話をかけるは、
食事中にお店から出て、何回もいろんな人とハグはするわ、
お店に途中から勝手に知り合いを引き込むは、
その方にもワインを出してくれと言うわ、
日本の感覚では、もうメチャクチャで、日本なら、怒られそうですが、
ここまでめちゃくちゃなら、逆に気持ちが良いもの(全然悪意がない)で、
私も食事途中で、写真を撮りに外に出ました。
合わしても差し支えなければ、極力郷に合わせます。
正しいことも場所によって、変化します。こういう別の
考え方に接するのはとても大切だと思います。
一応、メニューは事前にネットで見ておりましたが、
それからは変わっているとのことで具体的な素材の英語名
がわからないようで、途中であなたの方が知っている食材等の
説明があり、食べた印象で書いている部分がありますので、多少、
間違っているかもしれませんが、食べた印象は伝わるとは思います。
ちゃんとしたお店ですので、アレルギーについては聞かれるので、
少なくとも英語、できたら、イタリア語で言えるように事前に
準備していた方が良いです。
(1) お水
Bernardoというお水を初めていただきました。non-gasといったのですが、
ガス入りが提供されました。体調が良く、微炭酸でしたので、問題ありませんでしたが、
美味しいものでした。さすがに前日とは違い、冷えていました。
水が緩くなってくると、グラスの匂いが多少気にはなりますが、
まあ、許容範囲です。
(2) ジュース
ジュースの注文が想定されていないようで、多少、慌てていました。
これが、また、恐らく市販のものでアプリコットと
オレンジの味の混合ジュースのようで、あまり美味しくありません。
ねっとりとした甘みのあるジュースで、
香りと飲み終わりにくる、なんとも言えない、初めての味が
許容できない感じでしたが、飲めないことはありません。
全料理の中でこれは一番落ちました。
(3) Prima
(a) 右から
下にビーツメインの角切りがあります。ジャガイモも少しあります。
その上にジャガイモのクリーム(ロブションのものより落ちる)、
レッドパウダー(辛くありません)、バジルソースがあります。
まずまずの味でした。
(b) 真ん中
マグロの赤身のタルタル、上のソースはベジタブルソースとおっしゃっていました。
野菜の味がほとんどしないので、小松菜等かなとは感じました。タルタルは
牛のタルタルもあるようです。ちょっと、元気のないタルタルでしたが、
これもまずまずでした。上の葉はアマランサス?かなとは感じました。
(c) 左
マグロに火を通してあり、その上にオニオンフライがあります。その上には
豆科植物の蔓の先部分があります。ちょっと、マグロが薄すぎるかと感じました。
もうちょっと小さくして、厚みを出した方が良いかと思います。(b)を他の食材にして、
あるいは無くして、小麦粉をふって、表面だけ焼くようにして、
オニオンフライを乗せた方が良いかとは感じました。
全体的にはまずまずレベルでした。Genti H様よりは良かったです。
(4) Antipasto 1
また、マグロのタルタルでしたが、ソースが全然違い、また量も盛り付けも違うので、
違和感は全然ありませんでした。
ソースがブラッドオレンジ!を使った甘めのソース、これがマグロの酸味と合います。
白いソースはストラッチャテッラチーズ、上には紫蘇の葉を揚げたもの
(日本の紫蘇の葉より薄味)、手前のものは記憶にないです。
黄土色の粉々は味は覚えていますが、クスクスほど味のするものではなかったです。
この品はかなり美味しかったです。
(5) Antipasto 2
写真からだと何がなんだかわかりづらいですね。
一番下にホタテの薄切りがあり、その上にマッシュルームを割いたものが
たくさんあります。一番上の泡泡はシャンパンの泡です。
オリーブオイルがかかっていたかな〜、忘れちゃいました。
(6) Primi
これは印象に非常に残りました。メインはニョッキでニョッキの中に
酸味のあるサワーソースが入っていました。ニョッキ自体は卵黄が
入っているのでしょうか?通常、日本でいただくニョッキとは味が
かなり違います。通常のニョッキの方が個人的には好みです。
ニョッキよりも周りにあるものが非常に印象的でした。
鹿肉のラグーだったのですが、フランボワーズの味のするソースでした。
構成要素はフランボワーズと赤ワインがメインだと思います。
この甘い感じのソースとラグーの相性が非常によく、非常に美味しかったです。
私がシェフなら、すぐ、これをお店で提供します。
緑のソースは私の聞き取りが正しければ、アローラ村のオリーブオイルを
使ったとおっしゃっていました。この品のラグーは今回のPadovaに滞在で
ハイレベルの意味で初めて美味しいと感じたものでした。
(7) Secondi
ご説明ではduckでしたので、鴨かアヒルの可能性がありますが、
食べた味は鴨肉でした。これもハイレベルの意味で美味しいと感じました。
皮目をしっかり焼き固めております。どこ産かはわかりませんが、
シャラン産の鴨とは違うある意味、一般的な鴨肉を上質にしたような
旨味しっかりの美味しさで、かなり迫力がありました。
個体として、かなり大きなものと感じました。
ソースはバルサミコ酢主体のもので、赤ワイン的な要素があるので、
鴨肉とこれまた、マッチしていました。
白いもの(何かのキノコ)は舌触りが衣服のような感じで、何の機械かわかりませんが、
手で割いたような感じの薄いものでした。味は非常に淡白なのですが、
舌触りが記憶に残るものでした。茶色いのは見ての通り、ポルチーニです。
バルサミコ酢が混じってくるので、緑のソースは何の野菜で緑色にしているかは
味だけで判別するのは不可能でした。
(8) extra
頑張れば食べれましたが、体調が崩れるのが怖いので、
半分残しました。味はかなり良いです。ブラウンマッシュルームを
すり潰してチーズと混ぜてリゾットにしていると感じました。
キノコ類の旨味とチーズの旨味の相乗効果(グアニル酸とグルタミン酸)で
美味しく感じます。鴨で出汁をとっているともおっしゃったと思います。
三大旨味成分総揃いですがら、美味しくないわけはないですよね。
黒胡蝶も効いています。お米自体は大きく、芯が残っているもので、
個人的にはやや硬いかとは感じました。赤いものはレッドオニオンだそうです。
あまり、味的に貢献度はないかと感じました。
(9) Dolce1
赤いものが何なのか聞き取れませんでした。
味はリンゴのコンポートのような感じのものでしたが、
サングリアで味付けされています。この味とチョコレートの
味が支配的です。
白く見えるものはアーモンドです。中にジェラートもあるのですが、
シナモンが大量に入っており、もはや何からできているか判別不可能な
感じです。全体的にはやや美味しいと言った程度でしょうか。
(10) Dolce 2
こちらもまずまずでした。中にマカダミアナッツがかなりあります。
上はクリームとチェリーのソースがあり、チェリーのソースの味が一番します。
名称が浮かばないのですが、赤い丸い、小さい果実も少しですが、あります。
(11) 小菓子
(a) 手前
スポンジ生地にマンゴークリームがあります。
(b) 左
ミルクチョコレートでホワイトチョコを挟んでいます。
(c) 右
台座のクッキーの上に柑橘系の味+コーヒー味のキャラメル
があります。
どれもまずまずでした。
(12) アメリカンコーヒー(写真撮り忘れ)
アメリカンにしてはあり得ないくらい濃い味で、
相当のインパクトがあります。エスプレッソ、7、
日本のアメリカン3、位の比率のコーヒーでした。
味も相当良かったです。
料理終盤にはなぜか、初見のエトランジェの私のところだけに、
シェフ様が挨拶をしに来てくださり、「どうでしたか」とお聞きになるので、
具体的にこれとこれが良かったとは申し上げました。
せっかくなので、写真を撮らせていただきました。
ついでにどうも地元で有名そうな方とも話をしていました。
2回予約したことと、料理への味わいの集中度がお店の人には
他の人と違うように見えたようです。完全なプロと見なされたようでした。
私としてはそれほどは集中しているつもりはないのでして、
お店の人が言うように、enjoyしているだけなのですけれど。。。
とにかく、少しでもお話できたことはありがたい限りです。
おまけの話ですが、この日は非常に幸運でした。ダメ元で
ホテル近くのスクロヴェーニ礼拝堂に参りました。
あり得ない幸運が舞い降り、通常予約しないと入れないスクロヴェーニ礼拝堂に
入館できまして、しかも通常は入館するのに非常に面倒な手続きを踏まないと
いけなく、入館するのに相当の時間がかかる(体温調節室にも入る必要あり:
フレスコ画が痛まないように)のですが、
私だけいろいろと特別になぜか省略していただき、
ほんの少しの時間だけ、係りの人がわざわざ同伴してくれて、
写真を特別に撮らせていただけました。
その方のボーイフレンドが私の職と同じ!偶然もありました。
日本は魅力的な国だとおっしゃっていました。
私はただ、「Gittoの絵を見たい」と英語で言っただけで、
「そのためにどうすれば良いか?」と何回か尋ねただけなのですが、
途中で英語がわからない係りの人を
経由して、何がどうなったのか私にもわからないのですが、
なぜか写真だけ1分くらい特別に撮らせていただきました。
別に頼み込んだ訳ではありません。
意思疎通がうまく行かなくて良い結果が起こると言う稀有なことが
起こりました。到底無理、難題と思われることでも良心を持って、接すれば、
うまく行くことも度々あります。
兎にも角にも、こちらも本当にありがたい限りでした。
妻が、純粋で強力な石様三つ(オレム君、コレム君、オルク君といいます)
にお願いして、私の幸運を常に願っている
おかげかもしれないと思っています。妻は石様が私がイタリアにいることを
わかっていると言っていました。こちらもありがたい限りです。
皆様にも幸運を。
食事のお値段は102eでした。フルコースを注文すると、
Padovaのお店では超高級店に属すると思いますが、
個人的にはCPは良いと感じました。
良いお店だと思います。Padovaにいらした際は是非どうぞ。
Padovaでは最高レベルのお店だと思います。
外観1、屋根付きテラス
外観2
オープン前、待っている席から
内観1,多分一番いい席から
内観2. ムッシュは帽子を常につけて食事
外の景色、バイクさえなければ、素敵
食事前
アプリコットとオレンジのジュース?
Prima
Antipasto1
Antipasto2
Primi
断面
Secondi
Extra
Dolce1
Dolce2
Dolcetti
コーヒーの説明
おまけ写真1, Giotto1、光の取り入れかたもよく、神々しいです。反対側の写真は修復作業中でピンボケもしましたので、ここには載せないです。
おまけ写真2, Giotto2
おまけ写真3, Giotto3
おまけ写真4, 明日はこちらに用があります1
おまけ写真5, 明日はこちらに用があります2
おまけ写真6, 明日はこちらに用があります3
感じの良いシェフ様
おまけ写真7, 街中の愛すべきおっちゃん
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恵ありてこそ
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恵ありてこそさんの他のお店の口コミ
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
| 店名 |
Fuel Ristorante in Prato
|
|---|---|
| ジャンル | イタリアン |
|
予約・ お問い合わせ |
(+39) 3290950893 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
イタリア5 Prato della Valle, Padova, Veneto, 35123 |
| 交通手段 |
Padovaのtramの最寄りの駅から徒歩1分 |
| 営業時間 | |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ドレスコード | ジーパン等比較的ラフな格好でも可。 |
| ホームページ | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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既に前回のレビューで書きましたが、本来は火曜の夜に予約してお店です。
現在はもう、イタリアから帰国したのですが、covid19に罹患してしまい、
口コミアップが遅れてしまっています。イタリアのお店のレビューが
溜まっているので、しばらく、イタリアのお店のレビューのみが続きます。
当座、このレビューはごく少数の人にはしか参考にならないでしょうが、
長い年月の間には役に立つ機会が来るとは思っています。
日本と外国でレビューの扱いが違うことには私には理解不能というか、
理解したくないです。(NBAの尊敬sるコービーブライアンが言った、
努力をしない人は理解不能、あるいは理解したくないというお言葉を真似ています。)
料理を作る人にはどの国のレビューであろうと全然
関係ないですからね。
今回も手の込んだお料理でオリーブオイルも強くなく、
全体的に東京の高級イタリアンと遜色ありません。
やはり、私には現代イタリア料理の方が好みです。
シェフ様ともお忙しい中、帰り際に
かなり密な会話をさせていただきました。
日本に是非来てほしいです。イタリアン以外も、またイタリアンでさえ、
学ぶことがたくさんあると思います。非常に勉強熱心なお方とお見受けしましたので、
Padovaのイタリアンを牽引するお店になるのではと感じました。
今回はきちんと一瞬メニューに目を通しました。
4品、5品、7品のコースがあります。
Padovaにそう易々と来れるわけでもありませんので、
せっかくなので7品のコースを頼んだのですが、頑張れば、全品いただけたかと
思います(仕事仲間からは修行と呼ばれるようになりました)が、
前日のBelle Parti様で食べ過ぎてしまい、調子が悪くなったので、
慎重を期して、メインのお肉料理を
残しました。イタリア人の中にはたくさん食べたい方がいるとのことがあると
後でシェフ様から説明を受けました。
5品で多分、日本の高級イタリアンのフルコースの量くらいかと思います。
(翌日、他店で5品のコースをいただきましたら、ちょうど良かったです。)
今回はジュースは頂かないで、ミネラルウオーターだけを頂きました。
まだ、Padovaも日中は日差しが強く、夜でもまだ、温かい感じが
残っているので、たくさん移動しているのもあるですが、
冷たいミネラルウオーターが美味しく感じます。
前回も書きましたが、イタリアでは水の種類を気にせず、
いただけるのが本当にありがたいです。
パンは同じ種類でしたので、レビューは略したいですが、
ブリオッシュだけはコメントしないわけにはいきません。
焼き立てで、優しく温かく、ミネラルのある塩味の味が
感じられ、昼より全然よかったです。
バターは昼と同じですが、チーズと牛乳が混ざったような味で、
日本ではいただいたことのない味のものでした。
(その他のものは過去のレビューを見てください。)
(1) Prima
(a) 右のものは全く同じでした。
(b) 真ん中
似たものがお昼に左の皿としていただきましたが、味付けが
バルサミコと醤油のような味でしたので、違う印象です。
マグロに火も入っていませんでしたし。オニオンフライは同じです。
乗っている葉物も違いますね。ちなみに青紫蘇ですが、
ちょっと酷かもしれませんが、自宅庭で採れるものとは
紫蘇らしい味の強さがまるで違います。
全体としてはお昼のものより全然良いです。
(c) キノコの種類も英語で説明していただけたのですが、ちょっと、違うもの
に感じたので、ここでは書かないことにします。マッシュルームと椎茸の
間のような味で生ですから、旨味がないです。クリスピーな感じのものは
なんだかわかりません。味付けはオリーブオイルと醤油かな?とは
感じました。シェフ様は日本の料理に非常に関心があると述べられていました。
もうちょっと、このソースの量がほしいです。キノコを生で食べている感じがしました。
(2) Anitpasto1
これは要旨味双方においてよかったです。牛タルタルの上に多分、ゴーダチーズのスライス、
その上にベビーリーフがあります。ゴーダチーズの旨味が牛のタルタルに旨味と塩気を追加し、
また、黒胡椒とのバランスもよく、美味しく感じました。ただし、ベビーリーフの味わいが
非常に薄く、もっと、葉の味がすれば、この品は逸品として、パーフェクトになるとは
感じました。昼にはなかった色彩でしたので、このお料理は印象に残る品でした。
牛タルタル自体も上質なものとは感じました。フランスレンヌでよく食べていた牛タルタルよりも
品質がよかったです。
(3) Anitpasto2
メインの食材はフォアグラ。滑らかかつフレッシュ。
唸るほどではありませんでしたが、
個人的には最高レベルのフォアグラでした。
上に乗っているのはレッドオニオン、アマランサスですね。
チーズも周りに散らされていて、フォアグラ自体の塩味との波状攻撃で
心地よい塩味を感じます。目が悪いので、視覚的には確認できませんでしたが、
オレンジのグミみたいなものの甘みもありました。味的にはレッドオニオン
はない方がシンプルでクリアな味になるので、不要かと思います。
視覚的に品をアップさせたいのでしたら、レッドオニオンではなく、
果物を食材にして、ソースあるいは半個体にしたものを使った方が良いかとは感じました。
果物でないとしたら、ルバーブ(加工したもの)もありかとは感じました。
(4) Primi1
この皿が運ばれてきたときのポルチーノの香りが素晴らしかったです。
今でも覚えています。この皿はポルチーノ尽くしの一品でした。
ラビオリの中にポルチーノの潰したものと生クリームを合わせたものが
あります。その上に実際にポルチーノもあります。泡の味は覚えておりません。
あまり味はしなかったと思います。ポルチーノの旨味がストレートに出ており、
日本で昔小川町のミオポスト様でいただいていたもの(バスタはロングパスタ、1.7mm)
よりもオリーブオイルの量が少なく、非常に美味しく感じました。
これは簡単に真似できそうなので、家でトライしたいと思いました。
(5) Primi2
かなり硬めのロングパスタでした。視覚的には1.7mmと感じましたが、
普段自宅で食べているものはもっと柔らかいので、もっと太くさえ感じました。
ちょっと、個人的にはもうちょっと柔らかくしてほしいとは思いました。
日本では食べたことのない硬さです。
味付けは海老の殻メインから
出汁で取ったソースに辛い味が加味されていたものでよくある味だとは
思いますが、美味しく感じました。海老自体もあります。
Belle Parti様のものとは全く違ったスタイルでこちらの方が断然美味しく感じました。
(6) Secondi1
魚は鯛でした。皮目パリッと身しっとりの基本的な仕上げです。
赤いソースはパプリカのソース、白いものは酸味のあるソース
(マヨネーズの緩いもの)です。これは昼にもいただいたものでした。
緑のものは味はしないので、葉物とオリーブオイルを
合わせたものですが、レモンも入っていなかったです。
鯛は塩気、黒胡椒の味がしますが、塩気が個人的には若干強すぎます。
この料理は素人様でもできる簡単なものですよね。普通に美味しかったです。
(7) Secondi2
肉料理ですが、この後、スイーツもあるので、もはや、食べれません。
これは一口も食べませんでした。
(8) Dolce1
これはテイラミスの変形版です。
スポンジーー>クッキー
マスカルポーネーー>ザバイオーネ
なしーー>アイスクリーム
となっています。Satsukiのレシピだとザバイオーネは洋酒が使われますが、
このザバイオーネはお酒は入っていませんので、食べやすいものでした。
ホテルで食べるスイーツよりは全然美味しいですが、日本のハイレベルレストランで
いただくスイーツよりは落ちるかと思います。
(9) Dolce2
メインはキャラメル味のアイスクリームというよりはクリームに
近いもの、周りにはココナッツパウダー、ココナッツの切り身もあります。
まずまずの味です。ただし、豆苗はいらんです。彩にはなりますが、
味的には違和感を感じます。
(10) コーヒー
そのままで飲むと酸味がすごい強いエスプレッソでした。
砂糖とお湯を入れると味が激変し、酸味はほぼ消え、旨味を感じる
非常に美味しいコーヒーでした今回のイタリア滞在中で
一番美味しく感じたコーヒーでした。これはもう一回飲みたいものです。
Mokichiコーヒーのコーヒーよりも美味しいです。またピュアでした。
素晴らしいコーヒーと感じました。
(11) Dolcetti
その場ではもはやこれすらもいただきなくなっていましたので、持ち帰らせていただきました。
次の日の朝、寝ぼけていただいたので、記憶が薄いのですが、真ん中のものは
マンゴー味のキャンデイっぽいものでした。まずまずです。右手のものはあまり記憶が
ないのですが、葉物が邪魔と感じました。左のものが一番記憶が薄いですが、
ホワイトチョコレートのクリーム系のかなり甘いものではなかったかと思います。
小菓子も一定レベルであったとは思いました。
今回のイタリア滞在でわかったことですが、
食材の説明は一切私には不要というか、むしろ弊害だと感じるようになりました。
食材の説明なしだと素の状態、頭がすっきりした状態でお料理に向き合え、
よりストレートに食材の味に向き合えます。言葉で説明され、その言葉が理解できると
その言葉が脳に残ってしまうので、言葉のイメージに左右されかねないので
本来の味を味わっていないかもとは感じました。
(お料理を味わうのに言葉は不要。)
間違いがないように必死に今までお店の説明をメモしていましたが、
これからはお店の説明はスルーし、自分が味で感じたことを中心にレビューした方が
より良いのではとすら感じました。違う環境だと劇的に変化するきっかけをいただけるので、
ありがたい限りです。
お店の方は本当に親切で、お店の人と会話するわけ(お店の人は英語が話せない、
シェフ様は話せる)でもないのですが、気を使ってくれているのがわかるので、
お店の居心地も非常に良いです。退店の際にはお店の方、全員と握手をして、
お別れしました。また、Padovaに行くことがあったら、訪問するかと思います。
お値段は100eをわずかに超えたと思いますが、110e支払ったと思います。