さて、宿泊したHotel Excelsior Napoli からプラプラ歩いて、パラッツォ・レアーレ・ディ・ナーポリ(Palazzo Reale di Napoli、王宮)を目指しました。この王宮はスペイン王フェリペ3世の居城でありましたが、フェデリーコ2世(神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世)、カルロ1世、アルフォンソ1世(アラゴン王アルフォンソ5世)、カルロ2世(神聖ローマ皇帝カール5世)、カルロ3世(スペイン王カルロス3世)など時の支配者の居城でもありました。塩野七生の歴史小説「チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷」にもナポリ王についての記述がありますので興味深く見て回りました。
注文したのは、ワイン以外に魚介のアンティパストミストとパスタだけです。 もちろんナポリですから魚介は美味しいですが、パスタの味に驚かされました。オーナーが、「良い烏賊があるから、それでいい?」と言って出してくれたのが、烏賊とカボチャのスパゲティでした。なんだか残りの材料で作ったような簡単な盛り付けなのですが、食べてみてビックリ。烏賊の歯応えとカボチャの甘み、そして主役のパスタの美味しいこと。意外な組み合わせだったのですが、烏賊とオリーブオイルが乳化したソースがパスタに絡みマッタリした旨味が今でも忘れられません。簡単な素材でこんなにも美味しいパスタを作ってしまうナポリ人に「Tutto e' buono!」
デュラム小麦のセモリナ(粗挽き粉)を使ったパスタは何処でも手に入るのですが、なぜかナポリで食べるパスタは別格です。
私は、LATINIというメーカーのものが好みで紀伊国屋インターナショナル店で買っていました。3年前から取り扱わなくなりインターネットで購入していましたがとうとう入手できなくなってしまいました。
何方か、モチッとしてオリーブオイルが絡みやすい美味しいパスタがありましたら、私に教えてください。
さて、宿泊したHotel Excelsior Napoli からプラプラ歩いて、パラッツォ・レアーレ・ディ・ナーポリ(Palazzo Reale di Napoli、王宮)を目指しました。この王宮はスペイン王フェリペ3世の居城でありましたが、フェデリーコ2世(神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世)、カルロ1世、アルフォンソ1世(アラゴン王アルフォンソ5世)、カルロ2世(神聖ローマ皇帝カール5世)、カルロ3世(スペイン王カルロス3世)など時の支配者の居城でもありました。塩野七生の歴史小説「チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷」にもナポリ王についての記述がありますので興味深く見て回りました。
その後、スカッパナポリ(Spacca Napoli、世界遺産であるナポリ旧市街)の狭い路地にあるたくさんのお店を覗いて一旦ホテルに戻ろうとしていたら美味しそうな匂いが漂ってきました。
昼時をかなり過ぎていたので、「まだやっていますか?」と声をかけてから入店しました。
写真のブルーのセーターを着た方がオーナーです。「どうぞお入りください。」とにこやかに迎えてくれましたが、お客は奥のテーブルに一組座っているだけでした。それでも時間にはお構いなしで注文をとった後、ワインを1本開けて私たちとお喋りを続けました。
注文したのは、ワイン以外に魚介のアンティパストミストとパスタだけです。
もちろんナポリですから魚介は美味しいですが、パスタの味に驚かされました。オーナーが、「良い烏賊があるから、それでいい?」と言って出してくれたのが、烏賊とカボチャのスパゲティでした。なんだか残りの材料で作ったような簡単な盛り付けなのですが、食べてみてビックリ。烏賊の歯応えとカボチャの甘み、そして主役のパスタの美味しいこと。意外な組み合わせだったのですが、烏賊とオリーブオイルが乳化したソースがパスタに絡みマッタリした旨味が今でも忘れられません。簡単な素材でこんなにも美味しいパスタを作ってしまうナポリ人に「Tutto e' buono!」
夜は、このオーナーから教えてもらったピッツァ屋へ行きました。「Molto buono!」「Buonissimo!」