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ローマから乗ったフレッチャロッサです ローマ〜ナポリ間はわずか1時間! でも1時間遅れてきたので意味なし(笑)
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日本人用と書いてあるお店のメニューは英語でした(笑)おいおい
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頼んでもいないのに出てきたvino bianco della casa さっぱりしていて美味しかった
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アンティパストの魚介類の煮込み 軽く煮てあって酸味もあって魚介の味が濃くて美味しかった
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ワイフのトマトソース・スパゲッティ あら品がいい(笑)
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私のトマトソース・スパゲッティ あら大盛(笑) ちらっと見えているのがパンをトマトソースに浸したコントルノです トマトだらけ
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食事の後に食べに行ったスパッカ・ナポリのピッツェリアの前はこんな感じ みんなむしゃむしゃ食べてます
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スパッカ・ナポリらしい風景 洗濯物を道路の上に干します
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どこで食べてもこんな感じ 人気店の前はすごい人だかりです
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ナポリにナポリタンはない!というのは日本の常識(笑)ですが、なぜナポリにナポリタンがないんだという日本人観光客の声に応えて?ナポリタンらしきものを出す店があるとの情報を得て、そういう酔狂な店に行ってナポリタン以外のお皿を注文してみようと(夫婦揃ってひねくれ者なもので)ナポリにやって来ました。
ローマからナポリまではイタリアが誇る特急フレッチャロッサ(レッドアロー号ですから西武と同じですね)で1時間ほどです。近くなりました。
近くなりましたが、そのフレッチャロッサが1時間遅れてきたので特急のメリットゼロです(笑)。
こういうところがいかにもイタリアらしいと言えばらしいです。
ナポリには幾度となく訪れていますが、来る度に治安は少しずつ良くなってきてはいるものの、相変わらずひったくりや地域によってはホールドアップもあるので、油断はできません。
スリも多いですから、気をつけて歩きます。
それでも中心地は観光客がたくさんいるので、油断さえしなければ日中は問題なく行動できます。
基本的にナポリ市内を歩く時は鞄を持たないようにしています。
クレジットカードと現金200ユーロほどを少額紙幣で持ち(50ユーロ札以上はお店でほぼ必ず偽札チェッカー使いますし観光地以外ではあまり歓迎されないので)、カメラとビデオはiPhoneで代用します。ワイフはハンドタオルとリップクリームとサングラスだけです。
なんでそんな用心して物騒な街に行くのかって?
それはナポリピッツァが世界一美味しいピッツァだからです。
da michele、Trianon、Brandi、I Decumani、Sorbillo、Costa、La Regina dei Tribunali、Paviaなど美味しい&人気のピッツェリアはすぐに10や20はあげられますよ、くらい好きなんです(笑)。
ローマに行ったら、一日はナポリまでpizzaを食べに足を伸ばします。
で、ナポリ駅から歩いて15分ほどのところにそのナポリタンを出すオステリアがあるそうなので、そこを目指して行ったのですが、近くまで行ってもそれらしい店は見当たりません。
ご近所さんのナポレターノに聞くこと数回、その店は休業中であることが判明しました。
トマトソースで炒めたパスタ(イタリア人は須らくケチャップをパスタに使用しません)があるって聞いて来たのに。
なああんだ、残念。
仕方ないので「トマトソース ナポリ」で検索して、とあるサイトに「宇宙一美味しいトマトソースのスパゲッティがある!」との記事を見つけ、その店を目指すような目指さないような感じでぶらぶら歩くことさらに30分(寄り道ばかりしていたので)、漸くお店の近くまでやってきました。
あまり意識しませんでしたが、文字通りゴミゴミしたナポリの街中でもとりわけゴミゴミしていて、歩く人もまばら、なのに様々な場所から視線を感じます。
これまでの経験から言って結構やばいです。妖怪アンテナ立ちっぱなし(笑)。
なのでとっととお店に入ることにしました。
ローマも同じくですが、ナポリも駅近くはややリスキーなイメージがあります。
店内は時間も時間だったので(15時過ぎ)先客はゼロ、我々だけの貸切状態です。
ナポリの飲食店は高級店以外、基本的に中休みがありませんから助かります。
カメリエーレは陽気なナポレターノのおっさんで、いきなり、お、おめえら日本人か!日本人用にメニュー用意したから使ってくれよ!と渡されました(写真参照:ナポリ弁イメージ翻訳)。
手書きで「日本人用」と書いてあり、どれどれと開いたら英語表記でした(笑)。
日本人用でしょ、日本語じゃないの?と頼んでもいないのにデラカーサの白ワインを持ってきたおっさんに聞くと、だって日本語だったら俺がわかんねぇだろ〜が!英語だってよくわかんねぇのによ!(ナポリ弁イメージ翻訳)と即座に返され、まあそりゃそうだと一応わかったふりをしました(笑)。
やっぱりナポリだ。楽しい。
で、頼んでもいない白ワインを飲みながら(笑)英語のメニューを見ていると、そのカメリエーレがウチは魚介をトマトで煮込んだアンティパストが名物なんだ、客は全員食べるんだ、おめえらも食べるだろ!食べるよな!と言いながら勝手にオーダー入れるので(笑)、トマトソースのスパゲッティが名物なんでしょ?と聞くと、それも名物、全部名物なんだよウチは!とのこと、注文する前から食べるものは店が、というよりおっさんが決めます(笑)。
辟易する人もきっと多いとは思いますが、ナポリはこういうのが楽しいんです。
で、どかどかと矢継ぎ早にアンティパストとスパゲッティが出てきました。
アンティパストはかなりのボリューム。
これで2人前?とおっさんに聞くと、これは1人前だ!日本人だから少なくしといたと。
早速、熱いうちにいただきましたが、これは美味しいです。さすが名物(笑)。
おっさんに美味しいと言うと、何も言わずにワインを注いでくれました。
いいから黙って食いな!ということのようです。
ワイフは可笑しくてしょうがないらしく、ずっと笑いっぱなしでした。
ナポリです。
そして宇宙一のトマトソース・スパゲッティ(とトマトソースに浸した大きいパン)。
さすがに(こんなワイルドな)パン・コン・トマーテは頼んでないよ!と言ったら、スパゲッティについてるんだそうで。
結局トマト味3連発ということに相成りました(笑)。
まあ美味しい。確かに美味しいけどそこまで言うほどではありませんでした。
それにトマトソースに飽き始めてるし(笑)。
宇宙で食事したことないから断言できないけど、少なくともナポリ一(いち)じゃないから(以前宿泊したナポリのホテルのそばにあるリストランテのトマトソースが素晴らしく美味しかったので)宇宙一でもないだろうし。
きっとサイトの記事にした方の琴線に触れたんでしょうね。
メインどうする?とおっさんに聞かれ、お腹いっぱいになったから要らないと答えたら、そうだろ!うちのスパゲッティは腹で膨れるんだ!美味しいからな!と訳のわからないことを言っていましたが、無事パスできました(笑)。
caféをもらって人心地。
なんだかおっさんと漫才したみたいで楽しかったです。
お会計をお願いすると、ワインは勘定についていませんでした(笑)。
優しいのか、ラフなのか、全くわからない店です。
チップをテーブルに置いてお店を出たら、おっさんが盛大なくしゃみをして見送ってくれました。
最後までナポリなオステリアだ。
この店の名物は間違いなくこのカメリエーレ、もといおっさんです(笑)。
ちなみにA Figlia d'O Lucianoという店名は「ルチアーノのお嬢さんのとこ」みたいな意味なのですが、娘さんはいらっしゃいませんでした。いるのはおっさんだけです。
次回ナポリに来たら、きっとまた寄ってしまうと思います。
ご馳走様でした!!