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シチリアの陶器の街 カルタジローネ(Caltagirone) の美味しい魚介料理
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赤いシェードの小さな入り口
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マヨルカ焼が掛かった壁
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スパゲティ・ボンゴレ
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地元のロゼワインを飲みました
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アーモンドのグラニータとアーモンドの花の蜂蜜
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La Scalinata di Santa Maria del Monte-1
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La Scalinata di Santa Maria del Monte-2
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La Scalinata di Santa Maria del Monte-3
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La Scalinata di Santa Maria del Monte-4
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帰路 カターニャに向けて
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oggeti209
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
Il Locandiere
|
|---|---|
| ジャンル | イタリアン |
|
予約・ お問い合わせ |
(+39) 093358292 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
イタリアVia Luigi Sturzo, 55-57-59 Caltagirone |
| 営業時間 | |
| 予算（口コミ集計） |
|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
家族・子供と ｜ デート ｜ 一人で入りやすい ｜ 知人・友人と こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ホームページ |
https://it-it.facebook.com/pages/Ristorante-Il-Locandiere/232533213957 |
| 初投稿者 |
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先日放映のNHK-BS番組でこの街が紹介されていました。思い出したので写真をアップします。
この時、私たちは、カターニャからレンタカーを運転して約1時間半で到着しました。
シチリア南部の街カルタジローネは、カターニャ同様 1693年に起きたシチリア地震でほぼ全壊したため、建物はバロック様式で再建され現在の姿になりました。ヨーロッパの各地に見られる小高い山の頂上を中心とした街です。
たまたま駐車した広場から直ぐに La Scalinata di Santa Maria del Monteへ出ることができました。
教会脇の階段にはマヨルカ焼のタイルが貼られていてとても美しいです。
階段の途中にリストランテの看板があり、娘が鼻を利かせて狭い路地を抜けて探しに行きました。程なく携帯電話が鳴り、店の前で合流して店内に入りました。入り口は狭いのですが、中は天井が高くかなり広いです。
お奨めの魚介のアンティパストミストを三人で分け、プリミピアッティは其々好きなものを頼み、セコンディはパスしました。
海からかなり内側に入った場所なのですが、メイン料理は全て魚介を使ったものでした。とても新鮮な素材を使っていて爽やかな仕上がりでとても美味しかったです。娘は、お奨めのドルチェ（アーモンドの花の蜂蜜が掛かったアーモンドのグラニータ）を食べましたが、少し分けてもらいました。 ブォニッシモ、最高！
ところで、この街はマヨルカ陶器の生産で栄えました。
スペイン領マヨルカ島は、バレンシア地方からイタリアに陶器を輸出する際の中継点だったため、その陶器をマヨルカ焼と呼ぶようになりました。ムーア人の陶工はマヨルカ島を経由してシチリア島にも移住したと見られ、カルタジローネからイタリア本土にも伝わったそうです。スペイン語の obra de Malaga (マラガからの作品）を語源とする説もありますが、地中海は交易と文化交流の盛んな海です。その中心にあるシチリアは文化の宝庫です。
店には、先に入っていたドイツ人の年配グループ８名が隣りのテーブルに座って楽しそうにしていました。
私たちとは互いに目礼した程度で会話はせず、そうかと言って無視をするのでもなく、視野の端っこで意識するぐらいだったのですが、先に彼らが食事を終え席を立っていきました。その時、グループの皆が私たちに挨拶をしてくれました。多分、こちらがイタリア語で店のオーナーたちと喋っている様子を見て楽しく食事をしてることが分かり、共感したのだと思います。これも旅の楽しみのひとつでもあります。