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ムササビヒンソーさんの他のお店の口コミ
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
| 店名 |
The Kitchen(大廚)
|
|---|---|
| ジャンル | ステーキ、鉄板焼き、寿司 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+853) 88037777 |
| 予約可否 |
予約可 ドリンク持ち込み料は1本400元です。 |
| 住所 |
マカオ葡京路2-4号 新葡京 3F |
| 交通手段 |
無料シャトルバスあり |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX) |
| サービス料・ チャージ |
10%サービス料 |
| 席数 |
57席 |
|---|---|
| 個室 |
有 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 利用者はグランドリスボアホテルの地下駐車場を無料で使用可 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、ライブ・生演奏あり |
| ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
|---|---|
| 料理 | 魚料理にこだわる |
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ロケーション | ホテルのレストラン |
| サービス | ドリンク持込可 |
| お子様連れ |
子供可 |
| ドレスコード | スマートカジュアル |
| ホームページ |
https://www.grandlisboahotels.com/zh-hant/dining/the-kitchen |
| 公式アカウント | |
| 備考 |
住所の漢字表記は |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
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長丁場の仕事も終わり、お取引先が「ごほうび」で一席設けてくれる。
グランド・リスボア・ホテルのスティク・ハウス。アメリカのブラックアンガスにドライエイジを施し、窯で焼きあげる。
肉窯はオープンキッチンになっており、コックさんが肉を焼き、挿入式温度計を用い、内部の焼き加減を都度確認しているさまなどを見物しながら酒食出来るしくみ。
アメリカのルースクリスだとかモートンズとかと同じような演出だが、一攫千金を勝負で成し遂げた博徒を相手にしている店だけあって、押し出しというか、脂っこさクドさが、先の二店より遥かに勝る。
さらにスシ・バーが併設、つまりまあ、「そういう店」である。
お大尽ここに極まれりでギンギラギンなステイク・ハウスではアペリティフには三鞭酒、オードブル代わりは刺身盛り合わせに決めている。
決めているのに理由はない、あったとしても忘れてしまった。
もしあるとすれば、コチラとしてはテキの店なんだから、伝統に則りシュリンプ・カクテルかオイスター・ロックフェラーでシャレのめしたいところであるが、「ムササビさんはヤップンヤンだからサシーミが良いでしょ♡」と金主のお取引先が、有無を言わせず注文したから黙っている。
そう思いながら南蛮銀圓亭と同じように箸とカトラリが一緒に配置された食器置きから箸を取り上げ、あーあ、外地で刺身なんざ、なんだかねえ、と内心腐りながら一切れ摘み、口に入れてみると、思いがけず鮮度がよく、包丁の切れもまずまず、ワサビこそフレイク・スタイルでアーティフィシャルな「例の奴」であるが、東京の下手な生魚自慢な居酒屋が出しているものなどよりよほど佳良で驚かされ、のちに運ばれてきた三人分を一塊でミディアムに焼いたリブ・ロースは、香りがよく噛みしめると口腔を飛び散る肉汁が蹂躙し、頬を緩めさせ、ここでオレゴン産だというピノ・ノワールをグビリとやるといよいよ味蕾は震え、目じりは下がり、いやまあ、世の中、カネがあつまるところにはトンでもないものがあるものだなあ、しかもヒトのオゴリだからさらに結構、はは、と意地汚い感想を口の中で押し殺さない、事もない。