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鉄火場の食堂。
コーヒはさすがに旨い。
コンディメンツ。
乾燒伊麵、と、繁体字で書いてあるのが嬉しいデハナイノ!
#食べログ的に撮るとこうなる。香葱や如意菜に対する刀工の確かさに舌を巻く。
#家庭画報風味。アクセントとしての香菜の在り方、わかってるよねえ。日本のパクチーブームは過剰に過ぎ、上滑りである。
と、こんな風にギンギラギンなンである!
シリーズ マカオ・カツ・サンドに着目する(お上品編)
マカオの国民食、いや、今や大陸国家の一部だから民俗食というべきか、である猪扒包探訪の旅、第二弾はホテルの、というより鉄火場に付随したホテルに、さらにぶら下がったカタチで存在する、場所と「用途」がら終夜営業を執り行っているコーヒーショップ。
リスボアホテルの発展拡張型というか、豪華版であるグランド・リスボアのL2階にある喫茶コーナーだけあって、本店のそれに比べ、Chicとは申さぬがより現代的であり、お大尽であり、有体に申し上げると「カネのニオイ」がプンプンする普請。
店内を動き回るお運び小姐も、アチラでは専ら普通話を解し、英語は余り能くしない人が多いのに対し、こちらのほうでは難なくアングロ・アメリカン言語でのコミュニケーションが取れ、極東のはずれから、しかも遊び、博打目的ではなく、純粋に商用で訪問しているような野暮天にしてイナカモンキー・キノボリサンな旅商人には都合が宜しい。
都合が宜しい店では、嘉士伯啤酒に決めている。
決めているのに理由はない、あったとしても忘れてしまった。
もしあるとすれば、今や本邦企業に買収され子会社化された生力とこの酒が、かつて香港でライセンス生産され、現代でも深圳で生産中、社会通念上香港啤酒と呼ばれ、かの地で大いに流通している関係上、近隣のマカオでも製品の回転が良く、鮮度も良かろうとは、単なる思い込みと、 #知ってる事を全部いう 行為でありかつ #言いたいだけ だから黙っている。
そう思いながらビールをガブ飲みし、目の前に運ばれてきた、あらかじめハーフカットにナイフを入れられた澳門式カツ・サンドの #断面に着目する と、パンはタマゲた事にフランスのバケット風なアレで、カツとパンの間には、なにやらシャンピニオン・デュクセルの如きソースが挟まっており、おもむろに噛り付くと肉は適度に筋切りがしてあり噛み切りやすく、柔らかく、揚げ油も疲弊していないので全体にお上品、大人しめな印象で、ホテルのカフェの一皿としてはコレでいいんだろうが、猪扒包としては、ガキの頃は二又交番裏のマーケット街でヒザコゾー擦りむいて遊びまわってたくせに、中学からケイオーに入った途端、利いた風な口きくようになったイズミ某みてぇだな、と、豊島区椎名町及び東長崎ないし新宿区下落合界隈で少年期を送った人間以外、意味不明な事を呟きつつ、やわらかいだけなら、マイセンで十分だゼ! 気取ってんじゃねーぞコンチクショーッ! と口の中で毒づかない、事もない。
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ムササビヒンソー
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| 店名 |
Round-the-Clock Coffee Shop(日夜咖啡室)
|
|---|---|
| ジャンル | カフェ、ヨーロッパ料理、中華料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+853) 88037766 |
| 予約可否 |
予約可 ドリンク持ち込み料は1本350元です。 |
| 住所 |
マカオGRAND LISBOA, U2/F, 2-4 Av. de Lisboa |
| 交通手段 |
バス 9(牧場街 ↔ 媽閣) 9A(菜園涌邊街 ↔ 澳門旅遊塔)葡京路 停留所から徒歩1分 |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX) |
| サービス料・ チャージ |
10%サービス料 |
| 席数 |
124席 |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、ソファー席あり、ライブ・生演奏あり |
| ドリンク | ワインあり |
|---|
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ロケーション | ホテルのレストラン |
| サービス | ドリンク持込可、複数言語メニューあり(英語) |
| お子様連れ |
子供可 |
| ドレスコード | スマートカジュアル |
| ホームページ |
https://www.grandlisboahotels.com/en/dining/round-the-clock-coffee-shop |
| 公式アカウント | |
| 備考 |
グランドリスボアホテルの24時間コーヒーショップ |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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年に一度のマカオ店舗で対面実演販売。
久しぶりの事ですぐに調子が出ず、初日を終えてみると疲れ切ってしまう。
夕食もそこそこ宿に戻り、カーテンを閉じ、ネオンの明かりを遮ると、寝床に滑り込み、あっという間に眠りに落ちる。
翌朝。
気がつくと0700時。タマゲた事に夢も見ず10時間も寝ていたらしい。
起きて風呂を使うとさすがに腹が減っている。
食べ物屋を探しに歩く余裕もないほどの空腹なので、宿から近いグランドリスボアに出向き、ギンギラギンな設えの構内を歩いてこちらへ。
終夜営業の鉄火場(賭場)に合わせ、こちらも24時間営業。
しかも賭け事で脳が煮え、時間感覚がなくなっている顧客に合わせ、店内には一切、自然光が入らなくてなっていて、朝でも薄暗い。
つまり夜通し賭け事に淫して燃料切れを起こした客が、ここで飲み食いをして、違和感を感じる事なく再びカジノに飛び込める「ように作ってある」わけで、ある意味、実に合理というか、徹底的に毟りと…いや、なんでもない!
世界中から博徒の集まるホテルのコーヒーショップだけあり、ごく自然に英語が通じ、給仕にも渋滞がない。善き哉。
まずはコーヒ。
街の茶餐廳の雀巣咖啡(ねすかふぇ)と違い(アタリマエだ! )しっかりと挽いた豆から落とした齋啡ならぬブラックコーヒ。
ひとすすりし、自分の口の中に舌が付いていたことを思い出す。旨し、というか「まとも」
舌の存在を思い出したら、乾燒伊麵に決めている。
決めているのに理由はない、あったとしても忘れてしまった。
もしあるとすれば、グランドリスボアのシグネチャ・ディッシュと、堂々と英語繁体字併記で品書きに書いてあったから、とは、そりゃおまえさん、付和雷同というモンだぜ、と、思いっきり股間のシワもとい眉間に皺を寄せ、揶揄されることが明白だから黙っている。
そう思いながら運ばれてきた皿のなかみに眼を向けると、その量たるや優に二人前を超え、エチゴ・スワロー惨状(仮 の背油三兄弟? の一角「中華亭」の特盛もビックリ! というほどだが、頼んでしまったものはしょうがない、と、覚悟を決め「うどん粉を全卵だけで練り油で素揚げする」という、多分、安藤百福大人はこれにインスパイアされたんじゃないかしら、と思わせる、いっけんリングイネみたいな平打ち麺が、さっと茹でられ、具とともに中国醤油(老抽)で炒り煮されたものに食らいつくと、暗黒醤油色の割にはさらりとした醤油味と胡麻油のリッチな香りがぽわん、と広がり、コシとも歯ごたえともふがふがとも言いようがない伊府麺の「存在」が歯を、喉を、食道を喜ばせ、空っぽだった胃袋が「待ってました! 」とばかりに動き出したところで、改めて全体を眺めると香葱や如意菜(根を取ったもやし)の長さが揃い、麺の中でいたずらに主張しないながらも香気と食感を補助している刀工の巧みさに舌を巻き、さらに添えられた香草(しゃんつぁい、広東語読みだとひょんちょーい)がアクセントとして効かせてあるが過剰ではないさまに、抑制とバランスを感じ、そーだよなー、昨今日本でのパクチーブームって、ありゃやりすぎで、対象をスナック菓子の食いすぎで味覚障… #よけいなことをかいてはいけません と、自らを戒めながらも旨い旨いと箸を忙しく動かし、するするするすると食べ進めるものの、さすがに蛇含草*1 なしで「特盛そこのけ」をさらい切るのは困難で、ダンチョーの思いで半分を残し、食卓で勘定を済ませ店を出て、エレベータでロビー階に至ると、先程までの暗闇から、一気に朝日にさらされ、一瞬目がチカチカし、あゝトランシルバニアのセクハラおやぢは、だから朝が苦手だったのね、と、見当違いな感想を口の中でつぶやいつつ、今日も一日、稼いじゃうゼ! と、仕事場に向かわない、事もない。
*1 https://youtu.be/vZCQAgn0Hkw