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マラッカでニョニャ料理のお昼: フードアナリスト世界の旅
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maido
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| 店名 |
SERI NYONYA PERANAKAN RESTAURANT
|
|---|---|
| ジャンル | 東南アジア料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+60) 062828333 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 |
マレーシアHotel Equatorial Melaka Bandar Hilir, 75000, Melaka |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
¥3,000~¥3,999 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 支払い方法 |
カード可 (VISA、Master) |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
|---|---|
| 駐車場 |
有 |
| 空間・設備 | 座敷あり |
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ロケーション | ホテルのレストラン |
| サービス | 2時間半以上の宴会可 |
| お子様連れ |
子供可 |
| ホームページ |
https://melaka.equatorial.com/dining/seri-nyonya-peranakan-restaurant/ |
| 初投稿者 |
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午前中、マラッカの徒歩の観光ということと、朝ごはんが機内食でかなり早い時間だったということもあって、お昼ごろにはおなかもペコペコ
この日のお昼は、さっきのサンチャゴ砦から5分くらいのところにある、
ニョニャ料理のレストランでランチ
この町に来たらニョニャ料理は外せないでしょ...
お店は、SeriNyonyaRestaurant
ホテルエカトリアルの3階にある、ニョニャ料理専門店です
店内は広いテーブル席と、
掘りごたつ式の座敷席。
雰囲気もいいですね。
ニョニャ料理ってのは、中華料理とマレー料理が融合した独特の料理です。
もうちょっと突っ込んで書くと、中国系のお父さんの祖国だった中華料理の食材、調理器具、食器を使い、地元系であるお母さんのマレー人家庭に伝わる香辛料や味付けでアレンジした料理のことを言います
ややこしいですね...
見た目は中華料理っぽいんですが、味付けはマレー系...
ま、どっちもアジア料理なので似てるっちゃ似てるんですけど
どんなものかというと、この日いただいたもので...
ニョニャ風春巻き
NYONYAPOPIAN
中国の春巻きは揚げてある物が多いんですが、こちらは蒸してあります
我々が知ってる春巻き...とは別物みたいでしたが、おいしく頂けました
そして、
ニョニャ風チキンの煮っころがし
AYAMPONGTEH
ニョニャ風魚の煮つけ
IKANCHUANCHUAN
海老カレー
UDANGLEMAKNENAS
ニョニャ風野菜炒め
NYONYACHAPCHAI
ナシゴレン
NASIGORENG
これをそのままいただくんではなくって、
ナシゴレンと一緒に混ぜ混ぜしていただきます
こんな風にして盛ってね
いろいろな味がミックスして、面白いですよ。
そんなにスパイシーではなくて食べやすいです
特にナシゴレンがそれほど味付けが濃くないため、他の料理と一緒に食べると味が混ざってよりおいしくなります。
最後のデザートは、ニョニャ風かき氷
NYONYACENDOL
ところで...
ニョニャ・ババのことをプラナカンって紹介されているものもよく見かけます。
ニョニャ料理のことをプラナカン料理って言ったりして。
でも、正確に言うとニョニャとプラナカンはちょっと違うんですよ
ニョニャは広い意味で、プラナカンの一部ってことなんですが。
どういうことかというと...
ニョニャってのは、先ほども書きましたが、中国から移民してきた男性が19世紀後半までに現地のマレーシア人女性と結婚し、産まれてきた混血の男の子をババ、女の子をニョニャと呼んでいたのがルーツです...よね
地元では「ババ・ニョニャ民族」と呼ぶようになったってことです。
こういった人たちも、今はもう3世代になってきて、中国語での会話はできるけど、漢字も読めなくなり、マレー語や英語を日常的に使うようになってきています。
お箸も使えなくなってきて、もっぱらスプーンとフォークで食事をするようになってきました。
で、プラナカンってのは...
マレー語で「ここで生まれた」って意味があり、
英語では、❝BornHere❞って言われています。
19世紀末頃までにいろんな国からマレーシアに移住してきた男性が、現地のマレー人女性と結婚し、生まれてきた混血の子孫を総称してプラナカンと呼びます。
その中でも割と多いのがイギリス領だったころ、イギリス人経営の紅茶園やゴム園で働くために連れてこられたインド人労働者で、現地の人と結婚してできた子供のプラナカンで、その中でもイスラム教の信者を「ママッ」、ヒンドゥー教の信者を「チッティー」って読んだりしています。
また、ポルトガル領だった時のポルトガル人男性と現地女性の間にできた子供のプラナカンは、「ユーラシアン」と呼ばれ、キリスト教の信者さんが多いです。
しかし、20世紀後半から、現地マレーシア人女性と結婚するには、
男性はイスラム教に改宗しなければいけないとか、だんだんと厳しくなってきています。
混血の人たちは、生活風習は地元のお母さんのを、宗教や教えはお父さんのを受け継いできたのが多かったんですが、だんだんとそんな風習もなくなりつつあるんですね。
料理のお話を書いていて、マレーシアの文化の方に話が飛んでしまいました。
やはり
地元の料理を知るにはその国の文化も知っていた方が楽しいですからね。
お店
名前 : SERINYONYAPERANAKANRESTAURANT
住所 : HotelEquatorialMelaka
BandarHilir,75000,Melaka,Malaysia
TEL : 062828333
営業時間 : 12:00〜14:30/18:00〜22:00
基本年中無休
URL :https://melaka.equatorial.com/dining/seri-nyonya-peranakan-restaurant/
マラッカの観光地にある4つ星ホテルの3階にある、ニョニャ料理専門店。
雰囲気もよく、味付けも優しく、落ち着いてお食事が楽しめます。観光途中に立ち寄れる立地もいいですよ。ホテルの中なので、衛生的にも安心してお食事できます。