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これが一番皿うどんに近いかも知れない
この麺料理は当たり
COVID-19の為の回復に向けた移動制限措置が未だ続くマレーシア。一時は日の新規罹患者が10人程度に治まる日が続いていたのもの、最近は結構振れ幅が大きく、50人を超える日もある。もっとも離島のボルネオの方に集中しており、首都KLは然程でもないのだが。12月末までこの状態が続く。日本の様に当初は少し新規罹患者が増えただけで大騒ぎしていたのに、今や日に500人を超えても、金科玉条の様に、3密を避けて等とその言が如何に空々しく聞こえるばかりで、なし崩しに緩々な状態であるのとは大違いである。
マレーシアでは所謂夜の飲み屋(クラブ関係等)はもう半年以上閉鎖で、テナント料だけ支払い続ける必要のある経営者やそうした店で働くスタッフ等は大変だろうと思う。恐らく年が明けて再開可能になっても店を元の様に始めることが出来る店ばかりではないだろう。正に水物である。
そうした中での食事は週交代で出社、在宅の繰り返しなので、勢い外食の数も減り、新規での店も少なくなりこうしてREVIEWを新たにする数も減少しつつあり、今回も数度目のUPになる。
この店は、香港、広東スタイルの料理を供する比較的大きな店で、担担麺や酸辣湯麵等定番のものあり、小籠包等の點心もそれなりにある。日本人好みの中華料理を供する店で利用しやすいし、どれもそれなりで安心感がある。
今回は初めて、写真の麺類を頼んだ。要するに豚肉を乗せたものだがこの豚肉の味付けが甘いのだがくどくなく、噛めばその味が口中にじんわりと拡がるものでほんの少し辛みもあり、叉焼とは異なるのだが、生姜焼きでもなく、独特の風味である。
野菜も青梗菜が幾つかで、バランスも良い。
スープは絡めだが舌を刺す様な刺激の強いものではなく、深みのあるもので辛さのみを徒に求めるものではない。中華の麺料理は淡泊に過ぎるものも多いし、無闇に辛いだけのものも多いが、これはコクがあり、胃の腑にしっかりと入った感じがした。ゆで卵が半分有りそれが満足感をより高めた部分もある。
ふむ、今回は当たりである。
海鮮焼きそばはなかなかである。
麺類は好物であると、幾度もREVIEWにそう書いているが、焼きそばとなると家で自分で作ることはしない。日本の焼きそばということになると、専ら「UFO」ばかりである。カップ麺の類で決まった様によく求めるのは、カップヌードルのカレー味とこの「UFO」のみで、「UFO」は幸いにもマレーシアで求めることが出来る。中国の蘇州にもあったがこれは現地の工場で作る中国向けの商品で日本の其れとは味がまるで違うもの。マレーシアにも同様に現地向けのものが幾つかあり、当然に現地工場作るが故、かなり安いが、日本の其れを求めると300円近くなる。でも好きなので一月に一度は求める。
家で食べる焼きそばはこれのみである。
外食の焼きそばとなるとやはり中華料理のそれだが、味付けが日本のものとはまるで異なるし、平たい米の麺を使用したものも好きだが、偶にてんで当て外れのこともある。香港で幾度とその昔食べたが、やはり日本の其れとはまるで異なる。
あまり感心した記憶が無い。
そんな中で、この港式料理を供する此処は、要するに広東料理、香港料理なのだが、幾度と注文しているのが、海鮮酸辣湯拉面は醤油掛かった味付けで、色合いも日本のそれに近いし、海老や烏賊等きちんと海鮮も入っており、且つ、量も充分である。日本の焼きそばを食べる際には紅生姜が必須で無いとなると、途端にトーンが落ちる感じがする。皿うどんでも冷やし中華でもそうだが、中華料理での焼きそばには紅生姜は合わせない様である。
ふむ、今回も至極満足した。料理が出来ないので、家で素麺、うどん、蕎麦等の簡単な麺類を頻繁に食べるので外食では麺類でないものを食べれば良いのだろうが、これは家で自分で作れない。となるとそれでいいのだ。
家人と一緒に。
ペナンでの一泊二日の旅行を終え、クアラルンプールに戻り翌日のランチで利用したのがこの店。ペナンで飲茶も念頭に置いていたのだが、生憎、春節で中華系の店は殆どが休業。故に、モールの中から大丈夫だろうとのことで、飲茶ではないが、家人は「雲吞麺」が好きなので、普段、仕事をしている際の平日の昼間でも時々利用するこの店に連れて行ったのだが・・・
此処は「担担麺」も「酸辣湯麵」も美味いのだが、雲吞麺はいけないというのが結論。何せ、麺が冷や麦の様なそれで頼りないし、スープが淡泊過ぎる。こういう風なものもあるのは理解しているが、何だか手応えがなく、ゴーストとボクシングをするが如く。家人もその様な感を受けた様である。尤も、いつも此方が決めた店に来る訳で、其処での不満を言うことは先ず無い。此方がそう向けると「うん、ちょっと・・・」という様なことしか言わない。でも、満足している筈もないことも判る。
幸いにも、野菜と小籠包は美味かったので救われた感じがしたが・・・
この後、この店も入る巨大モールを、二人でウィンドウショッピングして後、タクシーで家まで戻った。
同じ系列で、少しカジュアルな「KANTON-i」 という店があるが、雲吞麺に限って言えば断然此方の方が美味い。
くどくなくて、どれもきちんとしている。
この店は、マレーシアには相当数店舗を構えている。広東料理或いは香港風の料理を展開する店で値段は普通だが、料理のバリエーションも多く、担担麺、酸辣湯麵等の麺類も美味い。
2002年~2007年に掛けて香港に駐在していたので、広東スタイルの中華は相当食べたが、中華料理の中で自分に一番合うのは広東料理で、勿論、離れて以来日本を含め他の場所で食べる機会は減ったのだが、偶にこうして食べると香港で植え付けられた新たな広東料理の味の記憶が彷彿される様で懐かしい感じがする。
酸辣湯麵はとろりとした餡のおかげでなかなか冷めにくいし具沢山でもあるし、勿論、酢を使っているので体にもとても良さそうな気がする。小籠包や中華野菜の炒め物なぞもどれもバランスが良い。マレーシアで手軽に広東料理を味わうならば無難で良いかも知れぬ。
店の使い勝手が多様を賄うので、これからも時折、利用することになるだろう。
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| 店名 |
Dragon-i Mid Valley Megamall Hotel Main Lobby
|
|---|---|
| ジャンル | 飲茶・点心、中華料理、担々麺 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+60) 0322820155 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
マレーシアCititel Hotel, Main Lobby, Ground Floor, Mid Valley City, 59200 Kuala Lumpur |
| 交通手段 |
KTMコミューター「ミッドバレー駅」直結 |
| 営業時間 | |
| 予算(口コミ集計) |
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| 利用シーン |
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|---|---|
| ロケーション | ホテルのレストラン |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| 初投稿者 |
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今日はクリスマスイブ、明日はクリスマスでマレーシアは祝日。クリスティアンでも無いし特段の感慨も無い。3連休になるので嬉しくないこともないが、外に出ることもないので、普段の休みと変わらぬ。日本からのメールも基本的にはシカトを決め込む心算である。
本来ならば、日本に戻り家人と一緒に美味いものを食べたり寛いでいたりしていた筈が、何とも侘しいことである。
この店は、既に、幾度とREVIEWを上げていてるが、久し振りに利用。と言ってもこれを食べたのものもう一月程前か。
中華料理の中では、個人的には一番口に合う広東料理だが、堅焼きそばは好きである。単に揚げただけのカロリーの高い麺だけだと料理とは言えず食料だが、ここに海鮮や色とりどりの野菜が餡に絡みながら乗せられれば、もう、完成系である。日本の皿うどんも勿論、そのルーツは中華料理だろうし、華僑が長崎でアレンジしたものであろう。
長崎・雲仙に旅行をした際に、ちゃんぽんも皿うどんも各々楽しんだが、沢山の店があるので何処で食べようか暫し思案したのもの良い思い出である。
マレーシアでは、皿うどんは食べることが出来ないが、料理の心得が少しあれば、簡単に出来る筈。でも、面倒くさいし失敗するし、野菜を沢山買うと、暫くの間、草食動物の様に腐る前に野菜ばかり食べなきゃいけないので、止している。
今回、此処でそうと知らず頼んだ麺料理が、供されて、はたと目を見張った。それが写真のものであるが、もう殆ど皿うどんである。無論、紅生姜も無いし、野菜も日本で使われるものと幾分組み合えせが異なるが、酢を掛けて食べれば殆ど遜色無い。成程、予期せぬ喜びだった。
でも、日本で家人が作ってくれるシンプルなそれが一番だな。休日の昼間に時折食べた。野菜が幾種も取れるのでそこも良い。