無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
好みの雲吞麺
細目だがチリチリの黄色い硬い麺。これが雲吞麺に一番合うと思っている。白い冷や麦の様な麺のものもあるが、香港時代に幾度となく口にした黄色い麺に、ブリブリした雲吞。これに尽きる。
香港人がこよなく愛する一品で、ひといきれとスープや何だが充満するお世辞にも綺麗とは言えない様な雰囲気の狭い店での雲吞麺は2002年~2007年の香港駐在時を思い出す際に、その「食」の思い出として、今も鮮明である。
この日も事務所に隣接するMEGA MALLでの一人での昼食で、その前に、二つの時計の電池が在宅勤務中に切れていたので、新しいものに変える際に、ここを認めたので、入店。
もう、店に入る前に、雲吞麺を供する店と判ったので、迷うことなくそれを頼んだ。加えて芥蘭を副菜としようかと思ったが、雲吞麺を大にしたので、それは控えた。
其れは写真のものだが、大にすると麺がかなり多く、器の大きさの按配が悪くスープが少ない様で見栄えも悪い。おまけに肝心の雲吞は麺の下に隠されており、供された際に箸で果たして? と行儀が悪いが麺を除いて其れ探った次第。
ふむ、胡椒か、香港ではよくあったピンク色の酢でも卓上にあると尚良いが、残念ながらそれは無い。
確かに、大で、麺の量は多かった。普通のものを食べていないので何とも言えないが、果たして麺の量が増えるに比例して、雲吞そのものの数も多くなっているのかは不明。
でも、家人が1月末だかに遊びに来て以来、食べていなかったので久し振り。ふむ、満足した。今度は普通の量のものを頼み、矢張り副菜を取った方がよさそうである。雲吞は小ぶりだが、皮が薄くあの金魚の様な形態に相違無く楽しめた。
口コミが参考になったらフォローしよう
covakazu
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
covakazuさんの他のお店の口コミ
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
| 店名 |
MAK'S CHEE
|
|---|---|
| ジャンル | 中華料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
(+60) 22010313 |
| 予約可否 | |
| 住所 |
マレーシアLot LG-063, Mid Valley Megamall Near Aeon Big & MPH |
| 営業時間 | |
| 予算 |
~¥999 |
| 予算(口コミ集計) |
|
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
| 利用シーン |
|
|---|---|
| ホームページ | |
| 初投稿者 |
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
香港で覚えた雲吞麺の味をちゃんと提供してくれる店。今迄に香港 4年11ヶ月、バングラデシュ/ダッカ 1年3ヶ月、シンガポール 2か月(緊急避難)、蘇州 2年7ヶ月、で、今はマレーシア/クアランプールに1年3ヶ月(継続中)と海外4拠点に起居してきたが、延べで10年少しになる。
でも、何処が一番ということもないし、何処が一番悪いということも結局同じで、良いところもあり悪いところもある。日本にしても同じことだ。住めば都とは良くしたものだが、基本的なライフラインがメタメタだったダッカは流石に疲弊したが、
いずれも振り返っても、詰まる処、仮の住まいで仕事に於いて通過した一つの場所ということに過ぎない。
永遠に其処が一番なんてことは誰にも言えないだろう。
でも、それぞれの場所で食べたその土地土地の料理というのは、好みの程度差こそあれ記憶の中に残るもの。香港で時折楽しんだ雲吞麺は今も時々食べたくなる。黄色く縮れた硬い麺。透き通った黄金色の深い味わいのスープ。金魚の様な形状に薄い皮に包まれた海老、単純だが深い料理である。二度目は、これも香港で初めてそうした店で副菜として食べた菜心。広東語でチョイサム。つまり油菜だが薄く塩茹でした太い茎、そして、開花前のつぼみの段階での花の部分をオイスターソースに付けて食べるこれもシンプルな料理だが、この組み合わせは如何にも良い。
全部、合わせても600円もしない。家人も香港で覚えて好物である。ふむ、食べている最中は何も考えず美味い美味いとあっという間だが、勘定を済ませて店を出ると少し香港でのあの時代を思い出した。もう今から、13年以上前のことである。