マレーシアの旅⑨海老好き悶絶！巨大海老のprawn mee＆海老ごろごろワンタン : 耀記麺家

十数年ぶりにマレーシアへ、4泊5日の旅。
今回はKL（クアラルンプール）中心、滞在先は
駐在日本人が多く住むエリア、Mont Kiara（モントキアラ）地区。

4日目は旦那手作りのホットサンドを朝食でいただき、プールで束の間リゾート気分。
ランチはKLから車で30分ほどの場所にある
レトロな街並みのKlang（クラン）で、有名な海老麺のお店へ。

立派な海老の絵が目印の、「耀記麺家」さん。
3日目にお邪魔した、イポーの老黄芽菜鶏沙河粉さんや天津茶室さんに比べ
同じ中華系と思えない、広々と落ち着いた店内。
クーラーがきいた店内では天井のファンがゆったり回り、なんと言っても禁煙！
各テーブルにティッシュもあり清潔感も抜群。

さて、壁のメニューを確認。
基本的に飯か麺を選べるメニューは、メインの具材を選ぶ方式で
叉焼やチキン、カレー、茸チキンなど各RM6.30。

でも今回のお目当てはグッと高級な「生蝦（prawn mee）」、なんとRM23.00！
こちらを代表する名物で、隣のテーブルからも
「日本人か？ここに来たら食べるべきは"prawn mee"だぞ」、と声がかかるほど。

今回はその海老麺を1つと、他に叉焼麺や海老ワンタンも注文。
まもなく、注文したお料理が次々にテーブルへ。
（以下6％税抜、2017年8月RM1＝25円で計算）

■生蝦麺（prawn mee）RM23.00（575円）
巨大な丼のような器に、なみなみのスープと巨大な海老の半身が3つ。
透明なスープは、あっさり程よい塩味。
スープの表面には、溶け出た海老の味噌がプカプカ浮かびビジュアルは微妙ですが
1口目から、海老の旨味と生姜の香りがガツン！

後半1/3は、スープの塩気と生姜＆海老の風味がやや強めに感じましたが
麺や野菜と一緒に食べると、丁度いい濃さに。

白っぽい麺は、極細でかなり柔らかめ。
卵麺や小麦の麺とは違う、弾力をあまり感じない素麺やビーフンっぽい麺。
海老の下に沈んでいるので、麺同士がくっついたりしていますが、
海老塩味のスープによく合うシンプルさ♪
青菜にも海老エキスが染み込みたまら～ん！

さて、ここで主役のprawn、つまり海老様。
殻付きで半身にぶつ切りされた海老は、
尻尾側からスルリと身がはがれ、オレンジ色の味噌もたっぷり♪
プリプリを通り越して、ブリッブリの身が締まった新鮮な海老の身で
口中が占拠される至福・・あぁ、海老天国～
お行儀は悪いですが、手掴みでコクのある海老の味噌まで思う存分堪能～

■鮮蝦雲呑（海老ワンタン入りスープ）2人前/ワンタン6個　RM10.20（255円）
注文時に、海老ワンタンの数を指定します。
ワンタン1つがRM1.70で、最低3つ～注文可能。

レンゲからはみ出そうな、ゴツゴツと巨大な海老ワンタンは、
なんと1つに丸ごとの海老がゴロンと3尾も！

ひと口では食べ切れないサイズなので、海老を1つずつ出しつつパクリ。
うぅ～海老プリップリ！めっちゃ味が濃い！
挽き肉？ぽい物と一緒に包まれていて
もう海老好き悶絶の、究極の贅沢海老ワンタン・・これが1つ40円少々とは！

ワンタン自体の塩気はやや強めですが、スープがあっさり塩味なので
スープと一緒に食べると丁度いい濃さに。
食べ応えといい味といい、このスープが1人前3個入りRM5.10（128円）なら
もう毎週でも通いたい、衝撃の美味しさでした。

■叉焼麺　RM6.30（158円）
追加でワンタンをトッピングしたので、
パッと見は、ドライタイプのワンタンミーみたいなビジュアル。

黒に近いタレの色に一瞬ひるみますが
食べると意外に穏やかな味・・ほんのり甘い醤油＆オイスター風味のような。
細いけどコシのある卵麺？に、香ばしい風味のオイルがよく絡んで
スルスル食べ続けてしまうハマる味。

叉焼は厚切りか薄切りか選べ、今回は薄切りで。
こちらも少し甘めの味、ミシッと高密度の食感。

肉入りワンタンは、スープの海老ワンタンに比べると小ぶりですが、
薄い皮にジューシーなひき肉で、存在感抜群。
あれ、そういえば追加したワンタンがお会計に入ってないような・・？

ガラスジョッキで出てくる温かいお茶（RM0.6×2）含め、合計RM40.70（1,018円）。
これだけ美味しいものをしっかり食べて
1人500円ちょっとなんて・・コスパ良すぎ♪

名物のprawn meeもゴージャスで大迫力でしたが
個人的には、海老ごろごろの海老ワンタンのコスパが衝撃的でした。

次は麺もいいけど、炒飯ぽい「飯」を選んで
コスパ抜群の海老ワンタンスープと共にいただいてみたいです。

ごちそうさまでした！